2023/10/03

朝, 棚田の田の農業用水路からの取水を止める・・・

    今朝, 妻の実家の棚田の田の, 農業用水路からの取水を止めました. 

    1週間後の稲刈りを前に, これまで常時湛水栽培をしてきた田の水を抜き取るための作業をします. 今朝, 早稲のヒメノモチ, 中早稲のはえぬき, 晩稲のコシヒカリの穂を数本ずつ取ってきて, 刈り入れ時期に達しているか, イネの穂の状態と, 籾の水分量を測定しました. 積算温度とあわせて, 刈り入れ時期に達していると判断しましたので, 今日, 田の水を抜くことにしました.

    温水田は, トンボが産卵のためにやってきますので, 水を張った状態にします. 

    今年は, 農業用水路にずっと水が流れてきましたので, 2インチの給水ポンプで水を汲み上げる必要はありませんでした.田植えの直後に2~3回給水ポンプで水をくみあげただけ・・・. 今年は, 温水田から下段のコシヒカリの田に給水する方法を変更しましたので, まんべんなく水が行き渡りました. いつも農業用水路の水をせき止めて自分の田にかけ流しをしていたプロの農家がリタイアされたので, 農業用水路の水が長期間にわたって途絶えるということはなくなりました. 10年目にしてはじめて常時湛水栽培が可能になりました. これまでは, 間断湛水栽培でしか栽培することができませんでした. 

    現在のところ, 高温による玄米の白化現象は起きていないようです. 

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