2023/12/05

日本赤十字を通じてウクライナに支援金を送る・・・

    昨日, 日本赤十字を通じてウクライナに支援金をおくりました. 

    妻が, 有機・無農薬栽培で栽培した米・野菜・果樹を, 野菜直売所・湖南四季の里に出展して農協の専用口座に振り込まれてきた売上代金は50%を引き下ろして, 隣村の郵便局から送りました. 

    赤十字に送金した額は, 所得税から差し引かれますが, 年金暮らしの妻と私は所得税は0円・・・. よって, 赤十字に送金しても, 所得税の還付金の対象にはなりません. ウクライナへの支援金は, 今年, 妻が野菜つくりを頑張ったので, 昨年よりかなり増えました. 

    日本基督教団西中国教区の牧師をしていたとき, 若い牧師たちから, よく非難されていました. ”貧乏教会の貧乏牧師からの献金なんぞ, 何の役にたたない! ” と. 東日本大震災の被害にあった東北の諸教会のために, 宗教法人の教会を解散してその清算金1,800万円を宗教法人の包括団体である日本基督教団に寄付したのですが, ”無視” がその代償でした. 不要な誤解を避けるため, 宗教法人解散にともなう手続きは日本基督教団の事務局に委ね, 私は退職金放棄, 解散手続きの諸費用, 牧師個人もちで行いました.  

    年金暮らし&百姓暮らしの妻と私は, ウクライナに支援金を送ると言っても, ごくわずかしか送ることができませんが, 昨年は5桁, 今年はかろうじて6桁になりました. ウクライナに支援金を送るのに, 日本赤十字しか思い浮かばなかったので・・・. 

    中学1年生のとき, 私の父が失明の危機に陥り, 玉野赤十字病院に入院したことがありますが, そのとき, ギデオン協会の方が, 父に新約聖書を贈呈してくださったそうです. しかし, 父は視力が回復せず, 新約聖書を読むことができないので, ”読むなら, お前にやる” といって父からもらった新約聖書が, 私と聖書の出会いでした. 中学1年生になったとき, はじめて入った中学校の図書室に雲洩れ日の一条の光が差し込んでいました. その光の中できらきら輝いて見えた本を手にとってみました. それが, 新約聖書でした. その新約聖書と同じ聖書を, 父から譲ってもらってとてもうれしかったのを覚えています

    日本基督教団神奈川教区の開拓伝道に従事していたとき, 右手関節の手術を受けたことがありますが, そのとき手術を受けた病院は横浜赤十字病院でした. 北里大学医学部の整形外科の田場先生が執刀してくださり、握力は少なくなったものの、筆記能力は温存されることになりました. ”障害児を持ち, 自らも障害者になった牧師は, 横浜の高学歴・高資格の信徒が集まった教会の牧師にふさわしくない. 即刻, 元教団総幹事で, 名門の高倉牧師に主任担任教師の座を譲るべきだ” と主張する役員会によって、神奈川教区の開拓伝道を離れることになりました. 西中国教区の山口の小さな教会の牧師をしていたとき, 金具を取り除く手術を, 元海軍病院の社会保険徳山中央病院で受けましたが, そのとき, その金具を記念にいただきました. その金具, 戦争中に負傷した兵の手術のときに使用されていた金具であるとか・・・. 菊花紋のついた金具でした・・・.

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