2022/05/03

老衰とは、ひとが枯れるように死んでいくこと・・・

今朝、葬儀社の方が、おかあさんのなきがらを北向きに頭を向けるというので、葬儀社の方と筆者と妻の3人でおかあさんを180度回転しました。そのとき、おかあさんの腕と手をみましたが、なにとなく、枯れ枝のよう・・・。

そこで筆者思ったのですが、<老衰とは、ひとが枯れるように死んでいくこと>だと。かかりつけのお医者さんは、<老衰ですから、なすすべはありません・・・>と妻に語りかけてこられたようです。高血圧と糖尿病をわずらっている高齢者は、往々にして、こういう末期を迎えることになるとか・・・。

昨日の朝、妻がおかあさんに、<わたし、だれだかわかる? A子よ!>とおかあさんに語り掛けますと、おかあさん、<A子が、おらのめんどうみてくれてたんだなあ。ありがとう・・・>と答えていました。妻に、おかあさんが、妻に最後に語った言葉は何だったのか、尋ねてみましたら、妻は、そのときの言葉が最後であったとか・・・。

妻は、<おかあさん、あなたにはありがとうって、言ったの?>と問いかけてきますので、筆者、<言わないから、言わせた。A子さんに申し訳けないけれど、A子さんが留守のとき、ときどき、おかあさんに甘いものをあげてた。「A子さんに内緒だぞ」って言って。そのときおかあさん、いつも「ありがとう!」って言ってたよ>と答えました。妻が、糖尿病患者用の治療食をつくっているのを知っていたのですが、老い先短いのだからと思って・・・。

0 件のコメント:

コメントを投稿

知力の限界・・・

    知力の限界・・・     それを感じ始めたのは, 高校1年生のとき・・・.  中学3年の3学期, 私が尊敬し,その中学校教師のような教師になりたいと思っていた教師が, 公金横領詐欺事件で児島署に逮捕されたという報道が, ラジオから流れてきました.     私は高校受験のた...