夜、たまたま開いた、スイスの哲学者『アミエルの日記』の一節・・・。
<1881年1月20日
他人の悪意・・・によって悩まされることは、とかく私が陥り易い弱点である。・・・誤った批判を受けることは私にとつて辛い。私には男らしい乱暴さがない。私の胸は・・・必要以上に傷つき易い。けれども私は随分戦争に慣れて胸のところが鍛えられたような気がする。世間の悪意も昔と比べてずっと私を悩まさなくなってゐる。これは哲学のお陰だろうか。それとも年のせゐだらうか。・・・悪意を抱く人々が我々に及ぼす害は、我々に自分の力を疑わせることである。謙遜からわれわれはさういふ人々が間違ってゐるのだと考えられる時には凡てが救われる。我々はさういふ人々の誤りを惜しむ。我々はもう惑わされることも悲しむこともなくなる>。
<1881年5月11日>、夜を去った。4か月前の日記の記事です。
2022/05/04
哲学の効用・・・
登録:
コメントの投稿 (Atom)
合服から冬服への衣替え・・・
今日は, 合服から冬服への衣替えをすることにしました. 11月下旬から12月初旬にかけてまだまだ田畑の冬支度がありますので, 農作業着だけは合服を身にまとえるようにして, その他は, 合服から冬服に衣替えすることにしました. 移動式階段を利用して, 合服は部屋の納...
-
猪苗代から戻ると、筆者と妻、すぐ着替えて農作業をはじめました。 妻は、段々畑の梅の木のある畑に作付けしたキュウリとインゲンの支柱のネット張り・・・。筆者は、棚田のひめのもちとはえぬきの田の草取り・・・。午後1:30~4:00、市販の農具を改造してつくった <水田熊手>型草取り器を...
-
2022年3月11日今日の妻の寝室の空間線量は、0.0593μ㏜・・・。 ドイツ製のガイガーカウンタで測定した結果ですが、日本製の空間線量計では、0.05μ㏜・・・。 妻の寝室の南側の廊下の窓をあけて測定した空間線量は、0.0635μ㏜・・・。 日本製の空間線量計では、0.05μ...
0 件のコメント:
コメントを投稿