2023/08/16

朝、<統計資料ー解題と利用>に目を通す・・・

    今朝、棚田の田の水管理から戻ると、小林茂・秋定嘉和編『部落史研究ハンドブック』 (1989年刊) の<統計資料ー解題と利用>に目を通しました。

    統計資料ー解題と利用 大串夏身

    はじめに
    部落に関する統計資料
    統計書の中の部落関係項目
    統計書類の紹介
    統計資料取り扱いに関する留意点

    部落史を研究する際に利用する各種統計調査資料がリストアップされていましたが、なぜか、中央融和事業協会の『全国部落調査』 (1936年刊) に関する記載はありませんでした。 部落史研究に際しては『全国部落調査』 (1936年刊) の資料的価値は少ないということなのでしょうか・・・? 調査資料の中には<プライバシー上も注意して扱われるべきもの>も存在しているようですが、それらは部落史研究上<きわめて貴重なもの>だそうです。 <全国調査>は<その時々の調査対象地区の範囲>に違いがあり調査に<異なる結果>があるとか・・・。<部落を対象とした統計表、数値は常に相対化しながら慎重に扱う必要がある>そうです。 

    中央融和事業協会の『全国部落調査』 (1936年刊) は不完全な調査・・・? 部落史研究者が安易に資料として使用できる類のものではない・・・?
    

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