今日はテレビの天気予報では福島県は36~38°Cの猛暑日・・・。
今朝の居間の座卓の上の温度計は温度25.7°C、湿度73%と少しく涼しさを感じられ、季節が夏から秋に替わりつつあるのを感じさせられました。
昨夜、原田伴彦の論文の整理をしていました。
ブログで『部落学序説』を公開で書きおろしをはじめたとき、私が読んだことがある原田伴彦の論文は、<部落史の標準的な通史>と言われ、部落差別に関する書籍を閲覧禁止にしていた地方の公立図書館でもこの『被差別部落の歴史』(1973年)だけは閲覧することができ、書店で購入することもできました。
それ以外の原田伴彦の論文を読む機会はあたえられませんでしたが、2013年4月1日に日本基督教団の隠退牧師になり妻のふるさと・湖南の赤津村に帰郷・帰農する5年前に、京都大学大学院を出た日本文化史研究者の方から、<これまで部落史を研究してきた学者・研究者・教育者が一斉に関連書籍を古書店に売却してその古書価格が下がっている。 部落史研究の基本的な文献も安価に入手できるから、これからも『部落学序説』の執筆をつづけるつもりなら、今、入手した方がいい>とアドバイスしてくださいました。
それで、インターネットの日本の古本屋経由で関連書籍を入手したことをその日本文化史研究者の方に伝えると、その人は、雑誌『部落』の復刻版と浄土真宗の<穢寺>関連の史資料、山口県下松市教育長が蔵書していた同和教育・同和事業関連史資料を多数送ってくださいました。 インターネットの日本の古本屋経由で集めた部落史関連史資料や論文集・研究書、日本文化史研究者の方から提供のあった関連史資料や文献をまだ『部落学序説』とその関連ブログ群には反映していません。
<原田伴彦>の諸論文を批判検証をしてその背後にある原田伴彦の被差別部落や部落差別に関する<前理解>を解明しようとしますと、部落史の学者・研究者・教育者・運動家から単なる批判にとどまらず、これまでもそうであったように彼らから誹謗中傷・罵詈雑言、インターネット上でストーカーの災禍に遭遇することになるでしょう。
しかし、原田伴彦 (1917-1983) は、日本の学者・研究者・教育者・運動家にみられるような<本音と建て前>を使い分けることがなく、誠実に部落史の科学的<実証的研究>に徹したひと・・・。 <人間の本質的平等と自由>(聖書的人間観に通じる)を追求し、<学歴にこだわらず、権威主義にとらわれず>、<偏狭さとセクト主義に無縁・・・是々非々明白な、判断を持ちながらも、その人々の水準に合わせて話のできる人であった>(<>内の言葉は村越末男評) そうですから、無学歴・無資格 (Academic Outsider) の日本基督教団の一隠退牧師の批判検証に激怒されることはないでしょう。
2023/08/22
昨夜、原田伴彦の論文を整理・・・
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