午前中、書庫の整理をはじめました。 English Writingに必要な本をすぐ閲覧できるようにするためです。 新書判の中から100冊を取り出して書棚に列べました。
日本基督教団西中国教区の山口の小さな教会の牧師をしているとき、その30年間謝儀は西中国教区の謝儀基準の初任給以下・・・。 そのため清貧生活・清貧暮らしを余儀なくされましたから、単行本は月1冊・・・。 その他は岩波新書と岩波文庫を必要に応じて購入するだけ・・・。 岩波新書で現代を知り、岩波文庫で古代・中世・近世を知ることになりましたが読書分野は広範に及びいわゆる<雑学>の世界・・・。 単行本は、東京大学を出られて下関書店を経営さている方の巡回販売で、読書指導・解説つきで購入しました。『岩波近代思想大系』や被差別部落史関連論文集など・・・。 その東京大学卒の下関書店の店長さん、無学歴・無資格 (Academic Outsider) の一牧師である私に歴史研究のてほどきをしてくださいました。 非政治的な存在である私に<思想>ではなく<学問>のあり方、研究方法を教えてくだしました。
そのときその方から読書することをすすめられた本はすべて今も私の寝室に置いています。 『部落学序説』を執筆するときの座右の書でしたし、 English Writingで『Historical Truth of Discriminated Burakumin』を執筆するときの座右の書でもあります。
岩波新書と岩波文庫、『岩波近代思想大系』、それから牧師になる前にすでに入手して読んでいた『岩波日本思想大系』は、『聖書』と共に私の精神形成に大きく影響を与えた本です。
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