部落差別を完全解消するために・・・
一国民としてすることができることは何なのでしょう? 部落差別をとりのぞくために一国民として誰でもすることができる基本的なことは、自分自身の中から被差別部落とその人々に対する差別意識を取り除くことです。
どのようにして内なる差別意識を取り除くことができるのか? それは、被差別部落の人々とその先祖に対する正しい歴史認識を持つことです。 正しい歴史認識を持つには間違った歴史認識を取り除く必要があります。
それではその間違った歴史認識とは何なのでしょうか? 被差別部落の人々に対する間違った認識は、被差別部落の人々とその先祖をマイナスイメージでとらえることを意味します。 身分制度の最下層の人であったとか、百姓・町人より劣った人であったとか、人の嫌がる仕事を押し付けられた人であったとか、身分外身分であったとか、アウトカーストであったとか、社会的に排除・疎外されていた人であったとか・・・、いわゆる被差別部落の先祖を<賤民>という差別用語で研究したり、調査したり、被差別部落の人々を近世の<賤民>の末裔として、学校同和教育・社会同和教育で吹聴したり、洗脳したりして、日本の国民に差別思想<賤民思想>を植え付け、それを背景にして、そのことで国や行政から同和対策資金・補助金・科研費を獲得して所属運動団体・所属政党に利することを企んでいる<似非同和行為>をする学者・研究者・教育者・運動家・政治家・行政官の歴史認識のことです。
一国民として、そのような差別教育に異を唱え、そのような差別思想<賤民史観>から解放されて自由になり、すべての人間の平等の理念に立ち返ること、学校や職場や、社会や運動団体がどのような立場をとっていても、一人の人間として、すべての差別から解放され自由な生き方をできる人として、自分自身の生き方を見直すことは、誰にでもできます。
0 件のコメント:
コメントを投稿