ブログ『部落学序説』執筆後に集めた部落問題・部落史研究の関連書籍は約300冊・・・。
京都大学大学院を出られた日本文化史研究者の<同和対策事業終了と共に部落問題・部落史研究の学者・研究者・教育者・運動家が大量に部落問題・部落史研究関連の本を放出しはじめたので、古書の価格が下がっている、今が安価に部落問題・部落史研究関連の史資料・論文集などを集めるチャンス>とのアドバイスを受け、インターネットの日本の古本屋経由で部落問題・部落史研究関連の史資料・論文集を集めたのが約300冊・・・。
<わずか300冊の本を読んで、無学歴・無資格者が『部落学』を執筆しようとするなんて傲慢にもほどがある>との、ブログ『部落学序説』の筆者である私に向けられた揶揄は昔も今も変わりません。
日本基督教団西中国教区の山口の小さな教会の牧師をしていたときには、山口県立図書館や徳山市立中央図書館の2階の郷土資料室の部落問題・部落史研究に関する文献を自由に閲覧することができましたし、そこで手に入らない史資料は部落解放同盟新南陽支部の部落史研究会の方々から提供を受けました。 しかし、2013年日本基督教団の隠退牧師になり、妻のふるさと福島県郡山市湖南町に帰郷・帰農してからは、陸の孤島のような湖南町赤津村にあっては、図書館に通うのは東西南北片道40~50分くるまを走らせなければなりません。 簡単に図書館で調べることはできません。 湖南町の公民館の本は、館長の<よそもんにはここらの歴史資料を閲覧させることはできない>との方針で閲覧が許可されず、部落問題・部落史研究とは別に湖南町赤津村関連の史資料もインターネットの日本の古本屋経由で集めることにしました。 湖南史談会の会員の方々より湖南町赤津村の関連書籍を多数保有することになりましたが、論文を執筆するためには書斎の蔵書を充実する必要に迫られ、結局3600冊の蔵書を保有することになりました。
私がみることを許された大学教授の書斎には、2~4万冊の本が図書館の書棚のように並んでいました。 無学歴・無資格 (Academic Outsider) の私の蔵書数は10分の1以下・・・。 おのずと、無学歴・無資格 (Academic Outsider) の私には学問的<謙遜>さが身にまとわりつくことになりました。 中学生のとき学年330人中7番の成績をとったのは中学3年の学年末テストでした。 どんなに努力をしても私が超えることができなかった人が6人いました。 そのうち3人は女生徒とでした。
<過ぎたるは及ばざるが如し>ということわざもあることですから、人生晩年の執筆活動のための蔵書は3,600冊でよしとしましょう。
2023/08/24
部落問題・部落史研究関連書籍は300冊・・・
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