Amazon に注文していたリュフィエ著『生物学から文化へ』の<第1巻 進化の機構>と<第2巻 ヒトの出現>の2冊が届きました。
その第3巻<人種と人種主義・未来>は、2009年11月10日に日本の古本屋経由で入手しました。 優性思想についてより詳しく知るためですが、まだ一度も通読していませんでした。 『貧民心理の研究』と比較しながら読む予定で入手したのですが、<第1巻 進化の機構>と<第2巻 ヒトの出現>も読む必要があると思われましたので注文しました。
私が優性思想にこだわるのは、生まれたときから病弱で、他のこどものように山や海で自由に遊ぶことができかった原体験があります。 健康・体力の点ではずっと<劣性>の烙印を押し付けられてきた経験が少なくありません。 しかし、中学1年生のときに『新約聖書』を読み、高校1年生のときに『旧約聖書』を読んでいるとき、聖書の神の前では、人間に<優性>も<劣性>もないことを知りました。 聖書の神は、すべての人間に、ひとりの人間として神のみ前にひとりで立つことをもとめておられると思いました。 聖書の神の前では、すべてのひとは平等・・・。 神は決してひとを偏りみられることはないと・・・。
神学校を出て日本基督教団の牧師になったとき、日本基督教団の牧師・信徒の多くは、<人種、信条、性別、社会的身分又は門地、政治的、経済的又は社会的関係>を重んじ、それでもっておのれとひとを区別し、劣性を退け優性を誇り、教会を知識階級・中産階級のサロンにすることを指向する人々でした。 福音派と社会派にかかわらず・・・。聖書信仰と聖書的人間観に立脚した牧師や信徒のいかに少なかったことか・・・。
2023/09/11
リュフィエ著『生物学から文化へ』の第1・2巻が届く・・・
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