2023/09/09

『部落学序説』執筆開始以来、インターネット上の私の<虚像>を否定することはありません

 

『部落学序説』執筆開始以来、インターネット上、執筆者である私に関する記事を非難したり、撤回を求めたりすることはりません。

『穢多族の研究書物~全國の同和調査 (Aktivität)』というブログに、『部落学序説』へのリンクが張られていますが、そのリンクの題は、<裏日本リンク>・・・。

    私は、<言葉>のひとなので、音声や映像では、ほかのひとを判断することはありません。 りっぱな豪邸と庭が、その住人の人格や品性を表すことはないのと同じで、左の画像は、その執筆者の人格や品性を物語っているとは100%思えません。 <目に見えるもの>に拘束・隷属されないで、<目にみえないもの>を探求するひとのみが近づいてこれるようにはられた<煙幕>のようなもの・・・。

    <目に見える>『穢多族の研究書物~全國の同和調査 (Aktivität)』という表題の下の副題は、以下の『水平社宣言』(見ようとするものにしか見えない)のことばです。

    <長い間虐められて来た兄弟よ、過去半世紀間に種々なる方法と、 多くの人々とによってなされた吾等の為めの運動が、何等の有難い 効果を齎らさなかつた事実は、夫等のすべてが吾々によつて、又他 の人々によつて毎に人間を冒涜されてゐた罰であつたのだ。そして これ等の人間を勦るかの如き運動は、かへつて多くの兄弟を堕落さ せた事を想へば、此際吾等の中より人間を尊敬する事によつて自ら 解放せんとする者の集団運動を起せるは、寧ろ必然である。  兄弟よ、吾々の祖先は自由、平等の渇仰者であり、実行者であ つた。陋劣なる階級政策の犠牲者であり男らしき産業的殉教者であ つたのだ。ケモノの皮剥ぐ報酬として、生々しき人間の皮を剥取ら れ、ケモノの心臓を裂く代価として、暖かい人間の心臓を引裂かれ、 そこへ下らない嘲笑の唾まで吐きかけられた呪はれの世の悪夢のう ちにも、なほ誇りうる人間の血は、涸れずにあつた。そうだ、そし て吾々は、この血を享けて人間が神にかわらうとする時代にあうた のだ。犠牲者がその烙印を投げ返す時が来たのだ。殉教者が、その 荊冠を祝福される時が来たのだ。  吾々がエタである事を誇り得る時が来たのだ。  吾々は、かならず卑屈なる言葉と怯懦なる行為によつて、祖先を 辱しめ、人間を冒涜してはならぬ。そうして人の世の冷たさが、何 んなに冷たいか、人間を勦はる事が何んであるかをよく知つてゐる 吾々は、心から人生の熱と光を願求禮讃するものである。  水平社はかくして生まれた。   人の世に熱あれ、人間に光あれ。>

    <有為転変をのり超えて不壊不動の境地に到れ!

    『部落学序説』の内容も、<有為転変>を繰り返す部落史研究の世界において差別思想である<賤民史観>を取り除き真の部落解放を願う<不壊不動の境地>において、『穢多族の研究書物~全國の同和調査 (Aktivität)』の著者たちと共通点を持っているのかもしれません。



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