2024/02/08

今年のたねもみが届く・・・

    今日の午後, 京都ののうけんに注文していた, 今年のたねもみが届きました. 

    コシヒカリの有機籾4kg, はえぬき2kg, ひめのもち1kgの計7kg・・・. たねもみが届きますと, 今年のこめつくりがはじまります. 妻の実家のある湖南の赤津村は, 純然たる農村的地域社会で, 大型農業機械と農薬・除草剤を多用した米つくりが行われています. 品種は, あきたこまち・ひとめぼれ・ミルキークイーン, 天のつぶ・里山のつぶ・・・などが主力で, コシヒカリ・はえぬき・ヒメノモチを栽培しているのは妻の実家だけ・・・. そのため, 他の農家の品種と自然交配して別の品種にならないように, 毎年, 京都のうけんから種籾を購入しています. 

    今朝, 食事のあと, お茶を飲みながら, 農業気象学者・大後美保著 "日本作物気象の研究" と "日本農業気象図便覧" を開きながら, 妻と日本のこめつくりについて話をしました. "日本作物気象の研究"の執筆が完了したのは昭和20年1月, 出版されたのがなんと昭和20年11月・・・. つまり, "日本作物気象の研究"の日本は, 現在の日本列島だけでなく, 満州・朝鮮半島・台湾・樺太を含む "日本"・・・. 大日本帝国の領地にくみこまれたそれらの地域での農業の日本化の内容を知ることができる貴重な資料集です. 陸稲中心の朝鮮半島に本格的な水稲を持ち込んだのは "日本"・・・. 歴史を改竄することになにのためらいも感じない北韓国・南朝鮮は, 日本の水稲は朝鮮の水稲が伝わったもの・・・と主張しますが, 歴史の事実はまったくの逆です. 

    大後美保の本を入手したのは2012年9月・・・. 古書・古本を入手したときは, 入手先を明確にするために納品書・領収書を本の間にはさむのが常・・・. それで、伝票をみながらこれらの本を入手した年月日が分かります. 日本の稲作文化は, 朝鮮半島のそれではなく, タミールのそれ・・・. 

    歴史を調べるのは, 歴史の "事実" を知るため・・・. 歴史を自分の利益・利得のために "利用" するためではありません. "利用" することが先行しますと, 歴史の "事実" を練り曲げたり, 否定したり, 削除したりして, 歴史の "事実" を改竄することに繋がりかねません. そういうことで, "捏造" された自分史・先祖の歴史は, "百害あって一利なし" で終わります. 一端, "捏造" された自分史・先祖の歴史、一般史を受け入れますと, そこから脱却することは極めて困難になります. その泥沼から抜け出すためには, 古文書を漁って, 歴史の "事実" をたぐりよせる以外に方法はありません

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