午後4:00-5:00, 今日の播種作業で使ったKUBOTAの播種機, みくに式の播種器・覆土器, 水タンクなどの播種用の機器道具の水洗浄をしました.
妻の実家の門柱の側の用水路の水で手洗いしましたが, 春とはいえ, 夕方の水は冷たい・・・. 観音堂の桜と, 妻の実家の庭のゆきやなぎ, 黄水仙, レンギョウの花は満開・・・.
妻は, "今日は1日農作業・・・. 働いたって気になるわ・・・. どんなに歳をとっても, 働くっていいわね. 主なる神さまから健康を与えられている証拠だもの・・・" と話していました.
"消費" を楽しむより "生産" を楽しむ・・・, それは, 妻が22歳のとき, 私が29歳のとき出会って以来, 妻と私の共通の基本的な生活態度です. 今は, 妻は68歳, 私は76歳・・・, 昔も今も, そしてこれからも妻と私の生き方に変わりはありません.
私は子どもの頃から, 雪国・山村の暮らしにあこがれていました. それは, 母の生まれ故郷・美馬郡半田町坂根村の山里暮らし・・・. 祖父・吉田永學のふるさと・信州栗田村の暮らし・・・. 日本基督教団の隠退牧師になり, 妻のふるさと・湖南に帰郷・帰農して, 許された人生の晩年は, 私が子どもの頃からあこがれていた雪国・山里くらし・・・.
日本基督教団の牧師になるために鶴川学院農村伝道神学校を選んだのは, 岡山で出会った, 日本基督教団の農山村の信徒や牧師の方々などの影響でした. 彼らの紹介で, 鶴川学院の理事長をされていた島村亀鶴先生の推薦状を持って, 農村伝道神学校を受験しました. この推薦状が無ければ, "無学歴・無資格 (Academic Outsider) のどこの馬の骨かわからないあたなを神学生として受け入れることはなかった. 理事長の推薦状を持ってきたので, やむなく入学を許可した. しかし, 無学歴・無資格 (Academic Outsider) どこの馬の骨かわからない君は, 私(高倉徹校長)の弟子になることは出来ない. " と受容と同時に拒否を宣告されました.
日本基督教団の信徒として受け入れてくださる教会を探していたとき, 福音派の教会の牧師からは, "あなたは社会派のようですから, この教会に転会することはできません" と拒否され, 社会派の教会の牧師からは, "あなたは福音派のようですから, この教会に転会することはできません" と拒否され, 教会探しは困難を極めていました. しかし, 日本基督教団阿佐ヶ谷東教会の主日礼拝に2回出席したとき, 無牧の教会のその長老から, "あなたは, 2回続けてこの教会で礼拝を守ったのですから, この教会に転会しなさい" と言われ, 私は, "主なる神さまの導き・・・" と信じて, 転会したい旨申し出ました. 私にとっては, とてもさいわいな4年間の信徒としての信仰生活でした.
ただ, 阿佐ヶ谷東教会に転会を決めたあと, 無牧の教会にあたらしく牧師が赴任してきました. その牧師とは, 農村伝道神学校の校長をされていた高倉徹牧師でした. 赴任早々, 高倉徹牧師夫妻に呼び出され, "あなたのような無学歴・無資格 (Academic Outsider), どこの馬の骨かわからないものは, 私たちの弟子になることは出来ません. あなたのようなものを弟子にすることは, 高倉一門の恥ですから・・・" とあらためて宣告を受けました.
私は, 高倉徹牧師夫妻には, "holy indifference" の信仰で接し, 私は, ひたすら一信徒として, 農村伝道神学校在学中, 阿佐ヶ谷東教会で4年間信仰生活を守り続けました. 私の信仰は, 聖書主義・敬虔主義・実存主義・合理主義・相対主義的信仰ですが, 阿佐ヶ谷東教会での4年間の信仰生活は, 私のそのような信仰を強化・拡大することはあっても, 否定されるようなことは一切ありませんでした. 阿佐ヶ谷東教会は, 私の目から見ますと, ボンヘッファーがいう "目に見えない教会" に一番近い "目に見える教会" でした.
世俗的 "教会政治" のまっただなかに身を置いておられる高倉徹牧師夫妻とは, まったく無縁の 非 "教会政治" 的存在である私は, 農村伝道神学校を卒業して日本基督教団の牧師になったあとは, 高倉徹牧師夫妻とはまったく無縁の存在になるはずだったのですが・・・.
2024/04/20
午後4:00-5:00, 播種機などの水洗浄・・・
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