日本基督教団阿佐ヶ谷東教会の96歳の長老・・・
私にとっても, 妻にとっても, 日本基督教団の信徒の中で, もっとも長い間, 祈りによって支えてくださった方・・・. 私の歳の離れた姉より3~4年上の, 主にある姉妹・・・.
私は, 29歳のとき, 日本基督教団の牧師になるために神学校に入りましたが, そんな私を受け入れてくださったのは日本基督教団阿佐ヶ谷東教会でした. 私が最初に阿佐ヶ谷東教会の主日礼拝に出席したときに, 無牧の教会で, 主日礼拝の説教をされていたのは, 日本基督教団幹事の柏井創先生でした. そのとき, 説教の中で, "阿佐ヶ谷東教会が直面した問題は, 日本基督教団が直面した問題である. 阿佐ヶ谷東教会に身を置けば, 日本基督教団のすべての問題が見えてくる. 阿佐ヶ谷東教会は, 日本基督教団問題の縮図である・・・" と話しておられました. そのとき司会をされていたのが, 現在96歳の長老の姉妹・・・. 司会者としての祈りも, ひとことひとことが私のこころの中に沈み込んできました. "どうして, こんなに霊的な教会が, 他の教会の牧師や信徒から批判されているのか・・・", 不思議に思った私は, 次の主日礼拝にも出席しました. そのとき, 受付にいた他の長老の方が, "君, この教会に2回続けてきたのですから, この教会に転会しなさい" と話しかけてこられたので, 私は, "よろしくお願いします" と即転会を許可してくださるようお願いしました. 主なる神さまがやっと、私が神学校生活4年間, 通うことができる日本基督教団の教会を与えて下さった・・・, と感謝の思いに包まれました.
そのときから、76歳の今日まで48年間, 阿佐ヶ谷東教会の長老の姉妹の方は, 神学校在学中も, 卒業後, 神奈川教区の開拓伝道に従事していたときも, 西中国教区の山口のちいさな教会の牧師をしていた30年間も, そして, 隠退牧師になってからの今年までの12年間も, ずっと, ず~っと, 祈り, 支えてくださった方です. 妻と私にとっては, 決して, "忘れてなるまじきひと"・・・.
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