2024/04/21

holy willful forgetting のすすめ・・・

    昨夜, 日本基督教団阿佐ヶ谷東教会の長老の方と電話でお話をしましたが, そのとき, その長老の方は, 私に, "holy willful forgetting" をすすめておられました. 

    大切なのは、主イエスさまに対する信仰のみ・・・. それ以外のことは, 聖書の信仰とは無関係な, 教団政治・教区政治・教会政治をめぐるいろいろな葛藤は, すべて主イエスさまにゆだねて, 忘れてしまいなさい・・・, ということでした. 96歳にして, なお聡明なお方であるその長老の方ならではの, 私に対するすすめのことばであったようです. 

    私は, 聖書信仰にそぐわない教団政治・教区政治・教会政治をめぐる出来事については, "holy indifference" で対応することがしばしばでしたが, 96歳の長老の方は, "holy indifference" に留まらず,  "holy willful forgetting" の大切さを力説されていました. 

    私もいつかは, 96歳の長老の方と同じ信仰の境地に達することができるかもしれませんが, 中学1年生のとき父から新約聖書を譲り受け, 高校1年生のとき旧約聖書を読み, 高校2年生のとき, 高校の裏山の竜王山のふもとにある Sweden Covenant Mission (端典組合教会) に通いはじめ, 高校3年生のとき洗礼を受け, 聖書主義・敬虔主義・合理主義・実存主義・相対主義的信仰の持ち主になりました. そして紆余曲折を経て, Sweden Covenant Missionの教会を離れ, 日本基督教団の牧師になるために, 農村伝道神学校に入ると同時に, 日本基督教団阿佐ヶ谷東教会に転会, 4年間の信仰生活を経て, 日本基督教団の牧師になりました. 阿佐ヶ谷東教会員であるということで, 東京神学大学学長を追い出した教会出身のラディカルな牧師として, 東京神学大学出身の牧師たちから徹底的な排除・疎外にさらされることになりました. そのとき経験させられたことは, 新約聖書の牧会書簡に書かれた内容とほぼ一致します. 聖書信仰を貫こうとしますと, 教団政治・教区政治・教会政治の世俗的な支持者の牧師・信徒から, 言語に絶する排除・疎外にさらされることになります. それと同時に, 牧会書簡に記された, 主イエスさまも御足のあとに従うものに与えられためぐみと祝福の中を生きることが許されたのです. 神学校在学中に知り合った, 日本基督教団巣鴨ときわ教会 (組合教会)で藤原位憲先生から洗礼を受けた同信の妻と共に・・・. 

    旧約聖書のことばにこのようなことばがあります. 

    Listen to me, you that pursue righteousness, 
    you that seek the LORD.
    Look to the rock from which you were hewn, 
    and to the quarry from which you were dug.

    76歳の私は, 阿佐ヶ谷東教会の96歳の長老の方のすすめてくださる,  "holy willful forgetting" の境地に達することは難しい・・・. 無学歴・無資格 (Academic Outsider) であることは, この世における私の存在型式なので, 事実は事実として受けとめ続けることになります. 私は, 洗礼を受ける前, 高校生のときに, 学歴に関する complex (優越感&劣等感) は捨てています. " Look to the rock from which you were hewn"・・・, 高校生のときに読んだ旧約聖書のこころにのこったことばのひとつです. そんな私も, 阿佐ヶ谷東教会の96歳の長老の方と同じ年齢に達したときは,  "holy willful forgetting" の境地に踏み入っていることでしょう. 


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