朝, いつもの通り, ”英訳聖書” (NEB) を通読したあと, Hannah Arendt著 "The Origins of Totalitarianism" の通読を再開しました.
1年半ぶり・・・. この本は, ただ単に英和辞典を使って英語を日本語に置き換えただけではその内容を把握することは出来ません. 書かれている内容をあらかじめ想定できて, その内容を理解することができるひとだけ, 英語で "The Origins of Totalitarianism" を読むことができます.
そのためには, 一般の英語辞典だけでなく, その分野の専門英語辞典を読む必要があるのでしょう. しかし, 私はすでに76歳・・・. 一般の汎用英語辞典と哲学・法学・医学・神学の専門英語辞典, 歴史学と社会学の英語辞典を少しく集めるだけで良しとしなければなりません. もっと若いときに, 英語論文の執筆のための英語再学習をはじめればよかったのですが, なにしろ, 生きていくためには, 年金暮らし&百姓暮らしを欠かすことができませんでしたので, 百姓仕事に多くの時間を割いてきました. こどものころからアレルギー体質を持っていますので, 農薬・除草剤の薬品を使用するとその薬害にさいなまれることになりますので, 一切農薬・除草剤・化学肥料は使用しないで, 有機・無農薬という時間と手間のかかる農法を採用しています.
聖書によると, 人間は土からつくられ, 土にかえっていく・・・. 主なる神さまは, 人間を自分が作られた土を耕して農をしながら生きていくことをよしとされた. 人間は, 生きる限り, みずからを耕し続ける存在です. 百姓仕事も英語学習も, みずからを耕し続ける営み以外の何ものでもありません. 土を耕すことをやめた百姓は百姓でなくなります. それでも、人間は生き続ける限り, 自らを常に耕し続け, あらたな種をまきその成長をみまもっていく必要があります. 不信仰の種ではなく信仰の種をまき続ける必要が・・・.
尊敬に値する Hannah Arendt の著作の英語版の通読を再開できるしあわせをかみしめています.
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