夕方, 英語辞典をひもといていてビックリさせられたことがあります.
それまで私が想像だにしなかったこと・・・.
"Jaspers, Karl (1883-1969) German existentialist theologian. Born in Oldenberg in Germany, Jaspers began his career as a medical student. From 1921 to 1937 he was professor of philosophy at Heidelberg, but was removed by the Nazis, and although reinstated in 1945 he eventually settled in Basel. Jaspers was centrally a psychologist and theologian, concentrating upon the psychological nature of encounters with God, and deriving from Kierkegaard and Nietzsche a sense of philosophy not as a rational investigation of the world, but as a private, lived-out struggle. Although sharing the existentialist preoccupation with moments of death, guilt, and Angst, Jaspers was somewhat more optimistic about the possibilities for human existence than some of his contemporaries. His numerous works include the three-volume Philosophie (1932, trs. as Philosophy, 1967-71)".
Google翻訳
"カール・ヤスパース (1883-1969) ドイツの実存主義神学者. ドイツのオルデンベルクに生まれたヤスパースは, 医学生としてキャリアをスタートさせた. 1921 年から 1937 年までハイデルベルクの哲学教授だったが, ナチスによって解任され, 1945年に, 復職したものの, 彼は最終的にバーゼルに定住した. ヤスパースは主に心理学者および神学者であり, 神との出会いの心理的性質に集中し, キルケゴールとニーチェから世界の合理的な研究としてではなく, 個人的な生きた闘争としての哲学の感覚を導き出しました. ヤスパースは, 死, 罪悪感, 不安の瞬間に対する実存主義的な関心を共有していましたが, 同時代の人々よりも人間の存在の可能性についてはいくぶん楽観的でした. 彼の多くの作品には、3 巻の'Philosophie' (1932 年,英訳 'Philosophy' は 1967-1971 年) が含まれます。"
私は高校生のときから, ヤスパースは実存主義哲学者だと思っていました. "新英和大辞典" には,"実存主義哲学者・精神病理学者", "リーダーズ英和辞典" ・ "ジーニアス英和大辞典" は "実存主義哲学者", "ランダムハウス英和大辞典" では "実存哲学の創始者の一人", "The American Heritage College Dictionary" では "German psychiatrist,philosopher,and theologian", "Webster's New World College Dictionary" では "philosopher"
私は, 高校生のときから, ヤスパースの哲学は, 聖書信仰の哲学的解釈ではないかと思っていましたが, 単なる哲学者ではなく神学者であったとは・・・! しかも, 人生に対して, optmistic な人であったとは・・・! 私の信仰は, 聖書主義・敬虔主義・合理主義・実存主義・相対主義的なものですが, ヤスパースから受けた影響の強さを物語っています. ヤスパースの "哲学" 3巻は2022年に通読・精読しましたが, ほとんど違和感なく読み終えました.
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