今朝も昨夜から続いて雨が降っています.
今朝5:00に起床してギリシャ語聖書を通読・・・. そのあと, インターネットにアクセスして, Sweden Covenant Mission の宣教師であったカーリン・アッセルヘード先生の近況を確認していました. 御夫婦はまもなく88歳を迎えます.
Sweden Covenant Missionの教会は, 江戸時代の味野村の大庄屋の屋敷で, 松竹梅をあしらった畳の間で礼拝や洗礼式が行われていました.
私が洗礼を受けたのは高校3年生の12月のことですが, 写真の人物の服装を見ても, イースターの洗礼式ではなくクリスマス待降節の洗礼式です. 洗礼を施しているのは, 中央が, Sweden Covenant Missionの宣教師グンナル・クリスチャンソン先生, 左側が日本人牧師のN先生 (カーリン・アッセルヘード先生と結婚してスゥエーデン在住), 右が長老の医師の方・・・. 日本人牧師のN先生に手をおいてもらっているのが高校3年生の私,まんなかでグンナル・クリスチャンソン先生に手をおいてもらっているのがW姉, その左がS姉・・・. N先生は解任 (牧師の資格剥奪?) され, カーリン・アッセルヘード先生とスウェーデンで結婚, S姉は献身して他の教団へ, 私は10年後日本基督教団の牧師になるために日本基督教団阿佐ヶ谷東教会に転会・・・. N先生, S姉と私・・・, その3人は, Sweden Covenant Mission から排除され,その歴史から抹消されることになるのですが・・・. なんとも不思議な写真です. その年のクリスマスの待降節に受洗した3人のうち2人が献身することになるのですから・・・ ("無学歴・無資格 (Academic Outsider),どこの馬の骨か分からない, 貧乏人の息子" と批評される私は当時の教会役員会から献身を拒否され続け, 結局, 牧師と聖書研究祈祷会の祈りと按手, 日本基督教団富士見町教会の島村亀鶴牧師の推薦状をもって日本基督教団の鶴川学院・農村伝道神学校を受験しました).
右の掛け軸の書は, 賀川豊彦直筆の書です. グンナル・クリスチャンソン先生からは日本的基督教とニーグレン等のスゥエーデンの神学者の著作, 日本基督教団信仰告白とハイデルベルク信仰問答を, N牧師からは桑田秀延著"基督教神学概論" やバルト神学を, カーリン先生からは基督教的人間観や反差別主義を教えてもらいました. 高校3年生の私に・・・.
Sweden Covenant Mission が, 日本基督教団の協力宣教師として, "端典組合教会" を名乗っていたときの宣教姿勢がまだ色濃く残っていた時代の, 遠い, 遠~い昔の話しです. この写真が掲載されたのは, 手違いでしょうね, きっと・・・.
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