2024/09/30

専業農家の方と農道で立ち話し・・・

    今日, 棚田の田で草取りをしているとき, 湖南の赤津村の専業農家の方と立ち話しをしました.

    話の内容は,  今年の湖南の赤津村の稲作事情・・・. 今年は, 実りに実って倒伏している田が多いようですが,  倒伏して水に使った穂は芽を出したり, 腐って肥料になったりしているとか・・・. 倒伏しなかった田のイネは実りが悪いのだとか・・・. 今年, 豊作になるかどうかは微妙なところだそうです.

 立ち話をした専業農家の方は, 一家揃って極普通の方々・・・. "おめえ, 馬鹿か? ここらではコシヒカリはとれねえ! 青立ちして採れなくてなきべそかくのみるのがたのしみだなあ!" と, 私を馬鹿にしたり揶揄したりするプロの農家 (専業農家) のような人はだれもいません. 安心して情報交換することができる方々ばかりです. その義父の方, 2013年に, 妻のふるさと・湖南に帰郷帰農してコメ作りの準備をしているとき, "'ここらの田は痩せ田だ' という人が多いけれど, 作り方がまずくてそうなっているだけで, こころをこめてつくればいい田かもしれねえぞ." とアドバイスしてくださった方・・・. その方の言われる通り, 標高550mの湖南高原の棚田で有機・無農薬でコシヒカリを栽培できる良い田でした. 鉄分の多い田・・・.

    専業農家の方, 多忙を極めて他の農家の方々と話をする時間的ゆとりはなさそう・・・.たまたま, 見つけた時間を有効利用して, 専業百姓の私にいろいろなことを語りかけてきました. 久しぶりに, 牧師の職務に戻ったように, 聞き役に徹しました.

    そのあと, 常日頃から, 素人百姓の私に罵詈雑言を浴びせるプロの農家の軽トラが通り過ぎていきましたが, 挨拶も交わさなくなってひさしい・・・. 彼らと, 専業農家の方とおなじような会話をすることは, これからもほとんどないでしょう.

0 件のコメント:

コメントを投稿

ボウガケのある風景・・・

       上の写真は, 2017年に撮影した, 妻の実家の棚田の田のボウガケした風景です.     日本基督教団西中国教区の山口の小さな教会の牧師をしていたとき,2005年から, 毎年春と秋の連休のときに, 6日間戻って,妻の実家のおとうさんと,私が日本基督教団の隠退牧師にな...