2013年4月1日, 日本基督教団の隠退牧師になり, 東北福島の妻の実家に帰郷・帰農したとき,もって帰った書籍は, 岩波文庫・岩波新書・岩波全書・岩波講座などの学術書, 副業のために使って板情報処理関連の書籍・資料, "部落学序説" の執筆に利用した史資料, 神学書・哲学書など約2000冊・・・.
そのあと徐々に蔵書数を増やし, 約1600冊を追加して, 現在3600冊・・・. 日本の古本屋⇨ BOOKOFF Online ⇨Amazonと渡り歩いて, 安価な古書ばかりを購入・・・. 原則として, 同じ本なら, 無条件に安価なものを注文しました.
しかし, どんなに安価でも, チリもつもれば何とやら, @1,200円で購入したとして, 1600冊の購入価格は1,920,000円・・・. この12年間に毎年160,000円を投じて蔵書を増やしてきたことになります. 毎月13,400円・・・. 実際の入手価格は300~12,000円, 少しく高価でも必要不可欠な本であると確信しますと, 高価な古本や新本も入手してきましたので, @1,200円というのは送料込みで入手する一つの目安です.
妻の実家は地震多発地帯にあります. しかし, 東日本大震災のときに被害をまぬがれた頑丈な作りの農家です. お義父さんは, 家を立てるときコンクリートの支柱を何本の打ち込み,豪雪に耐えることができるように自分の山から切り出してきた松の木をふんだんに使っている・・・と話していました. しかし, もう必要以上の本を蔵書できるスペースはありません.
それに物価上昇により生活費が圧迫されていますので, 毎月の古書購入のための教養費は生活費に回すことになります. 3,600冊の蔵書は, 純然たる農村的地域社会で, 無学歴・無資格 (Academic Outsider) の私ならではの知的環境を保持するために必須です. 日本基督教団西中国教区の山口の小さな教会の牧師をしていた30年間,徳山市立中央図書館の2階の郷土資料室の蔵書を自由に閲覧することができたのは幸いでした. 片道くるまで10分の距離にありましたから・・・. 湖南の赤津村から, 郡山市内の郡山中央図書館や郡山歴史資料館に通って調べものをするのは不可能です. 同世代の隠退牧師の半額以下の年金しかない私は,自給用に有機無農薬でコメと野菜を栽培していますので・・・. 生活のための時間を図書館通いのために割くことはできません.
2024/09/19
人生晩年の知的投資・・・
登録:
コメントの投稿 (Atom)
午後,棚田の雨除け栽培用トンネルの畝の整形とマルチ張り・・・
午後,妻は, 棚田の雨除け栽培用トンネルの畝の整形とマルチ張りを始めました. 私は, 2インチの給水ポンプで, 妻の実家の田の北西の角にある水量豊富な農業用水路から温水田経由でコシヒカリの田に給水をはじめました. そのあと,温水田と田畑転換した畑の間の畔とブドウ...
-
猪苗代から戻ると、筆者と妻、すぐ着替えて農作業をはじめました。 妻は、段々畑の梅の木のある畑に作付けしたキュウリとインゲンの支柱のネット張り・・・。筆者は、棚田のひめのもちとはえぬきの田の草取り・・・。午後1:30~4:00、市販の農具を改造してつくった <水田熊手>型草取り器を...
-
1948年生まれ。出身地は、岡山県児島郡琴浦町、当時は、塩田と学生服の町でした。琴浦西小学校・琴浦中学校・岡山県立児島高校普通科出身。神学校は、鶴川学院農村伝道神学校。高校を卒業した後の職業は、大阪府職員、岡山県倉敷式の某医学研究所付属病院で臨床病理検査、さらにその後、専門商社に...
0 件のコメント:
コメントを投稿