2022/11/02

棚田の田で脱穀をはじめる・・・

今日、妻と2人で、妻の実家の棚田の田でボウガケして自然乾燥していたひめのもち、はえぬき、コシヒカリの脱穀をはじめました。

午前10:00~12:00、午後1:30~4:00の4.5時間・・・。今年は、ボウガケする場所を、棚田の中段、はえぬきの田に集中しました。そのため、育苗用ハウスの中に仮置きしていたミニクローラーも、最短距離で育苗用ハウスからはえぬきの田まで、妻が移動できます。KUBOTAのハーベスタHH701も走行距離を最短にして合理的に脱穀作業をすることができるようになりました。農道からはえぬきの田にハーベスタを出し入れするのも、踏み板を設置する必要がありません。

脱穀した後の稲わらは、1セット4本の脱穀をすませたら、すぐ元の状態に戻します。雨が降っても土まみれにならないように・・・。そのため、脱穀する時間は余計にかかるのですが、濡れて土まみれになった重たい稲わらを堆肥置き場まで運ぶことを考えますと、乾燥した稲わらを育苗用ハウスの中に保管するために移動する方が、全体としては、労働の軽減、作業の省力化につながります。

今年は、<補植>をしませんでしたので、収穫量はかなり減少することになりますが、妻は、<すずめさんたちも食べれる分はあるんでしょう? だったら、収穫量は、少なていいわ。採れすぎると、処分にこまるんですもの・・・。湖南の赤津村は、「あきたこまち以外はこめではない」という風潮があるでしょう。有機・無農薬のコシヒカリやはえぬきを買ってくれる農家はいないのですから・・・。施設に寄贈しても、福島県産というだけで、人道支援にまわされて、海外に捨てられるだけでしょう。自給用のコメを確保できたら、それでいいわ・・・>と話していました。

そのあと、妻は、ひとこと付け加えていました。<それに、わたしたち、歳が歳だし、無理をしてからだをこわしてももともこもなくなりますから・・・>。吉田農園の農園主は、筆者の妻ですから、妻の経営方針に、筆者は従うのみ・・・。

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