2023/04/05

あなた、寂しくないの・・・?

今朝、食事のあと、妻が語りかけてきました。

<あなた、寂しくないの? 私のふるさと・湖南に住むようになって10年が過ぎるのに、話し相手がひとりもいないでしょう?>

筆者、<A子さがいて、毎日、A子さんと話をしているから、それで十分・・・。湖南の赤津村の農家の方々と話をしても、言葉がつうじないし、通じても、世間話しそのものが理解できないし、晴耕雨読で、農作業のないときは、いろいろな本を読んでいる方が楽しい・・・>と答えました。

この前、妻が、幼馴染の方と話をしていたとき、その方から、<あなたのご主人かわいそうね。だって、湖南の赤津村って、よそもんを受け入れないでしょう?>といろいろ聞かされていたのを気にしていたようです。筆者、<A子さんと結婚するときのおとうさんとの約束、「どんなに歳をとっていてもいいから、かならず、ふたりでここさ帰ってくること」という約束を守っているだけだから・・・。別に、湖南の赤津村の農家の方々と交流するために帰ってきたわけではないから・・・。お父さんから受け継いだ田畑を荒らすことなく、有機・無農薬で米と野菜を栽培しているだけだから・・・。おとうさん、生前、何度も言ってたよ。「ここさ帰ってきても、いいひとはひとりもいねえ! 最初から最後まで、おらの田畑で、ふたりで米と野菜をつくれ!他の農家の田畑に手を出してはなんねえ!」と。>

午前中、棚田の田で作業をしていたとき、シュレーゲルアオガエルが、筆者のすぐ近くで鳴いていました。そのシュレーゲルアオガエル、筆者に、<ハス田に早く水を入れて!>と要求しているようでした。シュレーゲルアオガエルの寿命は5〜7年・・・。記憶力がいいので、筆者のことをおぼえているのですよね。それで、今日、予定を変更して、ハス田の残滓や雑木林からの枯れ葉・枯れ枝を熊手でとりのぞきました。ハス田の広さは約1畝(約30坪)・・・。カエルは、言葉を使い分けすることができるようになった最初の生物・・・。

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