2024/01/30

差別的な色メガネで見ると差別的なものだけが見えるようになる・・・

    英単語帳に黒と赤の2色刷りの英単語帳があります。

    赤色の透明のシートが添付されていて、英単語は黒色なので透けて見えるが、その日本語の意味は赤色の透明のシートに吸収されて判読することができない・・・. つまり、色メガネで見ると、眼鏡のレンズの色と同じ色が見えなくなる・・・.

    部落差別問題についても同じことが言えます. 

    差別的な色メガネで部落差別に関する史資料を見ますと, 差別的なものだけが見えるようになり, 差別的なもの以外は一切見えなくなってしまう. 部落差別問題における差別的な色メガネとは, 左翼主義思想の学者・研究者・教育者・運動家が主張する, "被差別部落の先祖は賤民であり, 権力によって虐げられた被差別民であった"とする差別思想 "賤民史観" のことです. 一端, この差別的な色メガネ "賤民史観" で, 被差別部落の人々とその歴史と伝承, 今日的社会問題を見るとき, 彼らは限りなく "賤民の末裔" に見えてしまう・・・. 

    日本の社会から部落差別をなくするには, どうしたらいいのか?

    答は, 単純明快です. 被差別部落の人々もそうでない人々も, 左翼主義思想の学者・研究者・教育者・運動家によって装着することを強制された, 差別思想 "賤民史観"という差別的色メガネを外して, 被差別部落の人々の先祖の歴史と伝承にすなおに耳を傾ければよい・・・. そこでなにかひとつでも手がかりを得れば, それをきっかけに, 差別部落の人々の先祖のほんとうの歴史, 歴史の事実と真実を手繰り寄せることができるようになるでしょう

    私の "部落学序説" に対する批判は, 誹謗中傷・罵詈雑言は, "差別的な色メガネは, 国や行政に働きかけて同和対策事業や同和教育事業関連の補助金を引き出すときの '打ち出の小槌' だ. それを否定することは, 被差別部落とその解放運動に経済的損失をもたらすことに繋がり, 被差別部落とその解放運動に不利益と経済的損失をもたらすことなる. それは差別以外のなにものでもない・・・!部落差別完全解消より同和対策事業の復活を!" という, 部落差別をめぐる "差別主義者" の観点からの批判・非難が大半でした.  

    私のブログ "部落学序説" は そのような "差別主義者" の差別主義的な主張ではなく,  "反差別主義"の視点・視角・視座からの論及です! 

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