2024/01/25

今年は積雪量が少なく, 庭に雪の壁ができない・・・

    この冬は積雪量が少なく, 居間から見える庭には, 例年見られる120~180cmの雪の壁はまだ形成されていません. 

    毎年, その雪の壁が防雪壁になり, 庭と母屋を暴風雪から守ってくれます. 雪をもって雪を制することになりますが, 今年は, その防雪壁になるほど雪が降らず, 庭は, 吹雪の通り道になっています

    国道294号線のバイパス工事がはじまって, 暴風雪の方向と吹き溜まりになる場所が変ったためか, 国道294号のバイパス工事がはじまって以来, 雪の積もり方が大きく変わってきました. 以前は渦状に吹雪いていたのですが, 今は横殴りに吹き抜けるだけ・・・. 

    2013年4月, 日本基督教団の隠退牧師になり, 東北福島の妻の実家に帰郷・帰農する前, 農業気象学を独学していました. そのために, インターネットの日本の古本屋経由で集めた農魚魚関連の書籍は, 大後美保の著作が中心ですが, その中に "微気象" に関する本があります. NHKブックスの "微気象の探求 生活の中の観察と活用" ・・・. 

    大後美保の本は, "微気象の探求 生活の中の観察と活用" (1977) の他に, "日本農業気象図便覧" (1947), "日本作物気象の研究" (1945), "農業気象の知識" (1942), "農業と気象" (1949), "農業気象12ケ月" (1950)・・・. "微気象" は, 湖南という地方の "小気象" ではなく, 妻の実家の母屋と庭, 棚田の田と段々畑の畑, 山林固有の気象状況を把握するのに役立ちます. そのために使う "微気象計" は, Kestrelのポケット気象計3500DeltaTと田畑の土や水の温度を測定できる表面温度計・・・.   

    湖南の赤津村の他の農家の田畑と妻の実家の田畑ではそれぞれ微気象が異なりますので, 栽培品種・栽培方法はそれぞれ異なってきます. そのため, 見よう見まねの園芸・農業は失敗する可能性が高くなります. 妻と私は, 自分たちで測定した結果に基づいて独自の農業をする "測定農業" で, 他のプロの農家がするような "見様見真似の農業" をすることはありません

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