2024/02/06

蔵書のデータは手元に固定される, ネット上のデータはいつ消去されるのか分からない・・・

    私が, "部落学序説"の執筆を継続するために, 日本の古本屋経由で全国の古書店から, 部落史研究や部落差別問題に関する基本的な論文集や資料集を集めたのは、約300冊・・・. 蔵書として基本的な文献を手元に置いたのは, 蔵書のデータは常に手元にあって, いつでもその内容を確認することができるから・・・.  それに反し, インターネット上でデータは, 国内外を問わず, いつ消去されるのか分からない・・・. いつまでも, "そこにある" ということは保証されませんから・・・. 

    その点, 日本のプロバイダーのブログではなく, アメリカのGoogleのブログの方が, 言論の自由が認められ, 一度発信した情報は, たとえそれが無料であったとしても, 将来に渡って温存される可能性が高い・・・

    私の "部落学序説" やその関連ブログ群は, すべて "手弁当" による実践です. 私の部落史研究の師である, 元山口県立文書館・北川健先生の影響によるものです. GoogleのBlogger上で English Writing で "部落学序説" を英訳したり, あらたに論文を使いするとき, その論文が純粋に理論的な論述であることを示すために, 経済的依存関係や影響はないことを明言することができます.

    Blogger上の私のブログによる "収入" は一切ありません. 最初からそういう設定をしていませんから・・・. また, アクセス件数を増やすための対応は一切とっていません. 
読者の中の一人でも, 被差別の立場から, 差別思想・賤民史観を取り除くために立ち上がってくれたらいいので・・・. 私は, その前座に過ぎません. 


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