2024/02/02

残された人生の歳月は・・・

    私は76歳, 妻は68歳・・・. 

    私の健康寿命はあと何年何カ月あるのか, 私には推察することは出来ません. ただ, 聖書の神をまことの神であると信じている私の人生は, 天地を創造し, 生きとし生けるものを育て守り導いてくださる主なる神さまの御手の中にあります. 主なる神さまが許してくださる限りにおいて私は残りの人生を生きていくことになります. 

    その残された人生の間, 私は, 妻の実家の棚田と段々畑の田畑で有機・無農薬で自給用のコメと野菜を栽培しながら, 年金生活をしていくことになります. その間の私の, 神さまから与えられた課題は, 真実を追究していくことにあります. 左翼主義思想のイデオロギー的理想の実現のために, 彼らの単なる道具として利用され, 彼らがそのためにしかけた差別思想・賤民史観という "差別の鉄鎖" に繋がれた人々を, その "差別の鉄鎖" から解放するために, 反差別主義の主張を主張し続けていくのみです. 

    真実の追究・・・, それが, 私に与えられた課題です. 

    日本基督教団西中国教区の山口のちいさな教会の牧師をしていたとき, 出会った被差別部落の古老の方々からお聞きした, 彼らの先祖の歴史と, その先祖の歴史を否定することなく, 今日においてなお身に引き受けて生きている方々の生きざまと強い意志に触れて, 私は, それが真実であると思うようになりました. 山口県立図書館や徳山市立中央図書館郷土資料室, 部落解放同盟新南陽支部の書記長ご夫婦の蔵書に史資料を読んで, 歴史資料の受けからも, それが真実であると確信しました. 日本基督教団の隠退牧師になり, 山口の地から, 福島の地へ転居した後も, 彼らのことを忘れたことはありません. 私は, 沈黙することは出来ないのです. 高佐郷の末裔の方々は, "あなたが調べて正しいと, 真実であると思ったことは, 私たちに遠慮しないで語ってください!" と話しておられました. その村の教育長をされていた方も, "部落学序説" の著者である私と同じ見方をしていると話しておられました. 

    インターネット上の, 吉田向学と部落学序説に対して, 誹謗中傷・罵詈雑言する部落問題の学者・研究者・教育者・運動家の批難に屈して, 部落学序説をネット上から削除, 闇に葬ることは, 山口の地でであった被差別部落の古老の方々の思いを, 私が踏みにじることと同じですから・・・. そんなことは, 絶対にできませんし, あり得ません. 

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