そして, 今日もビックリさせられました. これまで何度も読んできたにもかかわらず, 読み過ごしていた聖書のことばにこころを奪われたからです. それは, 日本基督教団の牧師になるために鶴川学院農村伝道神学校で勉学していたとき, 教理史の教授の松尾喜代司先生から, "君は一生をかけてこのテーマで研究した方がよい・・・" とアドバイスしてくださった "研究主題" です.
松尾先生の講義のテキストは, Reinhold Seeberg の "The-Book of the History of Doctrines"・・・. 先生は, ドイツ語原文を翻訳して配布してくれましたが, 私は, 予習のために, その英訳を手に入れて読んでいました. 今は, 表紙を付け替えて愛読していますが, そのIndex に掲載されている一つの言葉 Synergism です. それに対応したギリシャ語の言葉をマルコによる福音書の中で確認させられたからです.
ヤスパースの著作は, その Synergism のひとつの総合的哲学的・神学的研究であった可能性があります.
農村伝道神学校で神学を学んでいたとき, 教理史の松尾喜代司先生, 教義学の雨宮栄一先生, 日本宗教史の生原優先生, 農学の井草正先生, ギリシャ語の大沼田實先生・・・, いい先生の指導を受けていたのですね. 他の分野はひたすら英語・ドイツ語の神学書・注解書を読んで独学・・・.
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