2022/10/29

変わらざるロシアによる西欧諸国に対する威嚇と侵略・・・

昨夜、『アーレント=ヤスパース往復書簡』を通読していました。読み進めるにつけ、変わらざるロシアによる西欧諸国に対する威嚇と侵略に絶句してしまいます。

ソヴィエト・ロシアのフルシチョフとアメリカのケネディの時代と、ロシアのプーチンとアメリカのバイデンの時代と、なにも変わっていない・・・。ロシアは、西欧諸国の自由と民主主義を否定し、西欧諸国を自由と民主主義の弊害から解放し、ロシア的な世界平和を実現するために、手段を択ばず、世界的テロリズムを闘争手段として、西欧諸国と、かってのソヴィエトロシアに軍事力によって支配・隷属化されていたソヴィエト・ロシアの周辺諸国を再度支配・隷属化するための侵略戦争を繰り返している。。。。

『英訳聖書』(NSRV)の、主なる神の御顔を見ることはできないけれど、サタンと悪魔の顔を、現代社会の中で見ることはできそうです。サタンの顔は、ウクライナに侵略戦争をしかけて、ウクライナの国土を破壊し、ウクライナの国民を殺戮するだけのロシア大統領・プーチンの顔・・・。悪魔の顔は、ウイグル・チベットなどの他民族を軍事力で侵略・統合、あらたに台湾の原住民を軍事力によって掌握しようとする中国共産党ひきいる習近平の顔・・・。

アーレント夫妻とヤスパース夫妻・・・、アーレントとヤスパースの二人の哲学者とその伴侶の間に繰り広げられる書簡による対話、かれらが最も大切なものとして追及しているのは<自由>・・・。

日本の戦後は、<民主主義>の旗のもと、すべての国民に発言の自由を保障したために、<民主主義>を否定し、左翼思想・左翼イデオロギーを実現しようとする左翼思想家、左翼主義運動にも発言の自由を与え、彼らの言説が、日本の政治の中枢にまで波及、浸潤することを許してしまった・・・。ロシアと中国などの社会主義・全体主義国家の政治理念を是として、日本の国民をそれに賛同すべく誘導しようとする・・・。日本の部落解放運動は、その発端からして、反体制的運動・・・。解放出版社の『部落問題事典』は、そのことを臆面もなく高言し続けている。日本の左翼主義思想の勝利、運動の成果、戦利品であるかのように・・・。そこで、忘れられているものは、近世幕藩体制下の司法・警察であった<穢多>役・<非人>役の歴史と伝承を引き受けて現代も生きているその末裔たち・・・。

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