2022/10/18

『英文テクニカルライティング』が届く・・・

英語論文として、『部落学』を執筆するには、石井クンツ昌子著『社会科学系のための英語研究論文の書き方』で十分なのですが、ものはついで・・・。

日本基督教団の牧師になるために農村伝道神学校に進学するまえ、筆者は、ドイツ・イタリアの輸入縫製機器を取り扱う専門商社の倉敷営業所で、Missonary Salesman をしていました。機器のカタログ、販促資料、技術指導書などは全部英文・・・。得意先の担当者の方から、同行を求められ、縫製会社の修理の現場で、辞書なしで技術指導書を訳してその担当者の方に伝えることがしばしばありました。<技術英語>に4~5年触れることになりましたが、ものはついでで、人文科学、社会科学の英語論文の執筆方法の独学にあわせて、技術英語の論文の書き方も一読しておきたいと思って、インターネット経由で『英文テクニカルライティング』を注文しました。

まだ、内容に目を通していませんが、もしかしたら、石井クンツ昌子著『社会科学系のための英語研究論文の書き方』があれば、『英文テクニカルライティング』は必用ないかもしれません。『社会科学系のための英語研究論文の書き方』は、家政学・生活科学の英語論文も対象にしていますので、社会科学だけでなく、十分自然科学の英語論文も対象にしていると思われますので・・・。

『英文テクニカルライティング』に、<特に研究者・設計者・技術者は他の人達に比べ、正確な基準を持つ必要がある。>とありましたが、その通り・・・。技術英語のミスは、単なる表現のミスにとどまらず、高価な機械の致命的な破損につながってしまいますから・・・。商社に勤めている間、一度も技術指導書を誤訳することはありませんでした。英語論文で『部落学』を執筆するときも、ひとつの言葉、ひとつの表現がひとを殺す可能性があることを念頭において、慎重な表現をする必要があります。

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