筆者のブログのアクセス者数は1日3~4名に減少・・・。
といっても、1日4~5名から3~4名に減少しただけですから、あまり気にする必要はなさそうです。3~4名と言えば、Aさん、Bさん、Cさん、Dさんが、頭に浮かんできますが、日本基督教団の隠退牧師になった筆者のブログを読みに来てくださる方は、彼らぐらいでしょう。
筆者が、無学歴・無資格、歴史研究の門外漢であるにもかかわらず、部落史研究の世界に関与するようになったのは、部落解放同盟山口県連新南陽支部の支部長さんに、その地区の歴史を調べるように依頼されたからです。筆者、被差別部落の歴史を調べるのにふさわしい存在ではないとお断りしたのですが、部落史の学者・研究者・教育者にその被差別部落の歴史を調べてくれるように依頼しても、<いいですよ>と快諾してくれるものの誰ひとりとして、調査結果を教えてくれない。牧師さんとして、信頼してお願いするが、調べたことは、いいことも悪いことも包み隠さず、全部教えてほしいといわれ、断るに断れなくなって、かかわるようになりました。その支部長さんに、<エタということばで差別されたとき、どう切り返していたのですか?>とお尋ねしたところ、差別してくる相手に「ネス!」という言葉を投げ返していたと、話しておられました。<エタ>の末裔から<ネス>といわれて、傷つくひとって、誰なのか? 部落解放同盟山口県連新南陽支部の学習会に参加させてもらって、被差別部落のおじさん、おばさんの話を聞くことができるようになって、筆者の被差別部落に対して抱いていた差別的なイメージが音を立ててくずれはじめました。徳山市立中央図書館郷土資料室で調べていて、<エタ>に<ネス>と反撃されて衝撃を受ける人の存在をしりました。
のちに『部落学序説』の執筆につながる瞬間でした。支部長さんに、そのことを伝えますと、とても喜んでおられました。そのとき、支部長さんが筆者に語り掛けてこられた言葉は、<吉田さんが、わたしの息子だったらよかったのに・・・>。支部長さん、草葉の陰で、筆者の言動を見ておられるでしょうから、筆者、おいそれと、『部落学序説』を廃版にしたり、『部落学』(Research on Buraku Discrimination in Japan)の執筆を断念したりできません・・・。
出会いは大切にしなければ・・・。
2022/10/30
筆者のブログのアクセス者数は1日3~4名に・・・
登録:
コメントの投稿 (Atom)
真言宗観聖寺跡にすむ長野の吉田さんに本を送る・・・
今朝, 隣村の郵便局から, 信州栗田村の真言宗観聖寺の宗教遺産を継承しておられる長野の吉田さんに, 私がこれまで集めた関連史資料を送りました. 郵便局のゆうパック中型サイズの段ボール5箱分・・・. 長野の吉田さんは80歳, 私は77歳,先祖の歴史を調べるのに, ...
-
猪苗代から戻ると、筆者と妻、すぐ着替えて農作業をはじめました。 妻は、段々畑の梅の木のある畑に作付けしたキュウリとインゲンの支柱のネット張り・・・。筆者は、棚田のひめのもちとはえぬきの田の草取り・・・。午後1:30~4:00、市販の農具を改造してつくった <水田熊手>型草取り器を...
-
2022年3月11日今日の妻の寝室の空間線量は、0.0593μ㏜・・・。 ドイツ製のガイガーカウンタで測定した結果ですが、日本製の空間線量計では、0.05μ㏜・・・。 妻の寝室の南側の廊下の窓をあけて測定した空間線量は、0.0635μ㏜・・・。 日本製の空間線量計では、0.05μ...
0 件のコメント:
コメントを投稿