筆者の蔵書は、約3,600冊・・・。
無学歴・無資格の、学問の門外漢である筆者にとっては、Specialist ではなく、Generalist として独学していくには、十分な蔵書数です。
妻の寝室と押入れには、その3,600冊に入っていない本がかなりあります。それは、娘が、福島大学の学部と大学院で専攻した<理論社会学>に関する本です。娘は結婚して今は郡山市内に住んでいますが、アパート暮らしで書籍を置いておく場所がないとかで、妻が預かって保管しています。一部は、居間に移しています。
今日、猪苗代での買い物から帰るとすぐ、居間のまめたんこたつの中で昼寝をしてしまいましたが、目が冷めたときに筆者の目に入ってきたのが、娘の蔵書、Niklas Luhmann の著作とその解説書・・・。それらに目を通していて、筆者、Niklas Luhmann の<理論社会学>は、とてもわかり易い本だと思いました。
ヤスパース、ラートブルフ、ウィトゲンシュタインに並んで、アーレントと共に、ルーマンは、無学歴・無資格の筆者の知的世界を広げてくれる予感を抱きました。アーレントは、自らをユダヤ人<ドイツ人>と言っていますから、この5人は、みんなドイツ人・・・。ヤスパースは実存哲学、ラートブルフは法哲学、ウィトゲンシュタインは言語・論理哲学、アーレントは政治哲学、ルーマンは筆者の目からみますと社会哲学・・・。哲学分野ではないけれど、ゲーテにカロッサ、筆者が蔵書している神学書の大半は、ドイツ人神学者の著作がほとんど・・・。
昔読んだある本の中に、ドイツでは、<貧しき、名もなき一農夫ですら自分の哲学を語る・・・>とありました。
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