昨夜読んだ、『アーレント=ヤスパース往復書簡』の中に、こんな記述がありました。
<まったく司法相の発言ときたら、情けないばかりか憤慨ものでしたね。しかもその口調の低級なこと――われわれはみなどうせ俗物だ、等々――、内容はさておいても、まさにショッキングです>。 他の手紙の中には、<司法相は遡及効の論議のかげに身を隠している>と指摘しています。
この箇所の注には、<このときの司法相はリヒャルト・イェーガー(CSU)。――時効問題をめぐる論争での彼の発言については、ドイツ連邦議会議事録を参照されたい。>とありました。
日本でも最近法務相の発言が問題になったようですが、いつの時代も、どの国においても、司法相の発言は、問題視されるようです。しなければならない課題は多いと思うのですが・・・。司法省通達による言論の自由の侵害など、検討すべきことは多々あると思うのですが・・・。司法相の発言は、その国の政治を反映しているのでしょうね、多分・・・。
2022/11/13
まったく司法相の発言ときたら・・・
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