2022/11/13

まったく司法相の発言ときたら・・・

昨夜読んだ、『アーレント=ヤスパース往復書簡』の中に、こんな記述がありました。

<まったく司法相の発言ときたら、情けないばかりか憤慨ものでしたね。しかもその口調の低級なこと――われわれはみなどうせ俗物だ、等々――、内容はさておいても、まさにショッキングです>。 他の手紙の中には、<司法相は遡及効の論議のかげに身を隠している>と指摘しています。

この箇所の注には、<このときの司法相はリヒャルト・イェーガー(CSU)。――時効問題をめぐる論争での彼の発言については、ドイツ連邦議会議事録を参照されたい。>とありました。

日本でも最近法務相の発言が問題になったようですが、いつの時代も、どの国においても、司法相の発言は、問題視されるようです。しなければならない課題は多いと思うのですが・・・。司法省通達による言論の自由の侵害など、検討すべきことは多々あると思うのですが・・・。司法相の発言は、その国の政治を反映しているのでしょうね、多分・・・。

0 件のコメント:

コメントを投稿

朝, 寝室の雨戸を開けるのが遅いとカラスが起しに来る・・・

    今朝は5:00に起床・・・     ルターの独訳聖書を左手にもって,右手でCASIOの電子辞書をひきながら,聖書通読していくのですが, 遅々として前に読み進めることができない・・・. 多分,聖書と電子辞書をもったまま,眠ってしまっていたのでしょう. 1節読むごとに居眠りを...