2022/11/09

被差別部落の地名・人名記載に関する筆者の見解・・・

gooblog の事務局の担当者の方から、法務省通達に基づき、差別文書として閲覧禁止・削除処分に付された『田舎牧師の日記』を検索して、筆者の被差別部落の地名・人名に関する筆者の見解が記載されている文章を確認してみました。

<「部落解放同盟」の方から、被差別部落の人名・地名の実名記載をしないのは、被差別部落の地名・人名をタブー視することで返って部落差別を助長するとの指摘を受け、執筆を中断した『部落学序説』旧第4章の文章群です。筆者は、検証の結果、33年間15兆円を費やして実施された同和対策事業・同和教育事業終了後も、部落差別が現存している状況に鑑み、今後も、被差別部落の地名・人名は実名記載しないのが妥当と判断しましたので、一端削除した文書群を再掲することにしました。『部落学序説』が被差別部落の地名・人名の実名記載に踏み切るためには、まず「部落解放同盟」の方が地名・人名の一覧表を公開されることが必須です・・・。>

筆者が『部落学序説』の第4章で書き始めた文章について、筆者が被差別部落の人名・地名の実名記載をしていないことについて、部落解放同盟の方から、<被差別部落の人名・地名の実名記載をしないのは、被差別部落の地名・人名をタブー視することで返って部落差別を助長する>との指摘を受けました。部落解放同盟の方は、筆者が執筆している、インターネットのブログ上の『部落学序説』の人名・地名を<仮称>ではなく<実名>記載をするように要求してきたのです。しかし、筆者は、部落解放同名の方のような、被差別部落の置かれた状況を楽観視していないので、部落解放同盟の方の要求を一応検討したものの、<33年間15兆円を費やして実施された同和対策事業・同和教育事業終了後も、部落差別が現存している状況に鑑み、今後も、被差別部落の地名・人名は実名記載しないのが妥当と判断しました>ので、一度削除した文章を、<仮称>記載のまま再掲載すると表明しています。部落解放同盟の方が、インターネット上のブログの『部落学序説』に地名・人名の実名記載を筆者に求めるなら、まず、部落解放同盟の方が、被差別部落の地名・人名を実名記載すべきです。それで、問題がなにもないなら、部落解放運動が進展して、被差別部落の地名・人名が差別の対象として無化されていることを確認できたら、筆者のブログ『部落学序説』の地名・人名を実名記載を検討します・・・、というのが趣旨です。

その部落解放同盟の方、そして、インターネット上でその方の見解に賛同されていた方々、『部落学序説』の筆者をトラップしようとしていたのでしょうか・・・? 結果としては、筆者は、その罠にかかりませんでした。これからも・・・。筆者の関心は、被差別部落がどこにあるか、だれが被差別部落民であるかということにはなく、<部落差別を完全解消する>ための道筋を提案することにあります。

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