読むべきものが山ほどあってたいへん・・・
この言葉は、『アーレント=ヤスパース往復書簡』に出てくる、81歳の哲学者・ヤスパースの言葉です。ヤスパースは、大学の教授の職を退いて久しくなりますが、それでもなお、<読むべきものが山ほどあってたいへんです・・・>とアーレントに書き送っています。読んで調べたことは、<感銘を与え信用されうる本にしいたいと思っています。>と綴っていますが、ヤスパースが本を多く読むのは、<人生の末になって、もの笑いのたねになるようなことはしたくないですしね・・・>という思いが背景にあるようです。
筆者、無学歴・無資格、学問の世界とは無縁でありながら、English Wriiting で『部落学』(Research on Buraku Discrimination in Japan)を執筆しようとしていますが、筆者の蔵書は、3,600冊・・・。筆者は、Specialist としての視野ではなく、Generalist としての視野でものごとを考えてきましたので、3,600冊といっても、ひとつの分野の冊数が300冊を超えることはありません。300冊の本を精読してなんらかの文章を書くための前提となるのが他の3,200冊・・・。
<読むべきものが山ほどあってたいへんです・・・>というのは、哲学者ヤスパースの言葉であって、筆者の言葉にはなりません。経済的、時間的、能力的、場所的に、1分野300冊という自己制限を課していますので・・・。というか、課せざるを得ないので・・・。
2022/11/13
読むべきものが山ほどあってたいへん・・・
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1948年生まれ。出身地は、岡山県児島郡琴浦町、当時は、塩田と学生服の町でした。琴浦西小学校・琴浦中学校・岡山県立児島高校普通科出身。神学校は、鶴川学院農村伝道神学校。高校を卒業した後の職業は、大阪府職員、岡山県倉敷式の某医学研究所付属病院で臨床病理検査、さらにその後、専門商社に...
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