2022/12/04

インストールしながら、『ラテン語小文典』を通読・・・

書斎のWindows8.1Pro を Windows10Pro にバージョンアップしながら、その間、岩波『ラテン語小文典』を読んでいました。

<ラテン語とは何か>という文章のなかに、<イタリアは固より、フランス、イスパニア・・・のいわゆるRomance Language を形成するに至った。これらはみなラテン口語の地方的分化によって出来上がったものであるが、一方ラテン語文語も、紀元前3世紀ころに始まる文学や歴史、雄弁、哲学から百般の諸科学に亘る広範な著述に支持され、中世紀に入っても依然として教養のある人々に愛用されて、宗教界は勿論、学術共通語としても広く使用されて近代に及んだ。現代では、用語としてはカトリック教会以外は、たまたま学術論文などに使用されるくらいに止まるが・・・宛も、日本語あるいは日本の伝統文化における漢語の如きもの、あるいはそれ以上である・・・>。

ラテン語は、ほかに文法書として、『はじめてのラテン語』、『ラテン文法 Gramatica Latina』、『羅和辞典』、『Biblia Sacra Vulgata』を保有しているにすぎません。カール・バルト著『Church Dogmatics』のラテン語の引用文を訳すため・・・。ラテン語だけでなく、ヘブライ語とギリシャ語の引用文も出てきます。バルトの引用文は、英訳されないでそのまま掲載されていますので、バルトの『Church Dogmatics』を独学するには、ラテン語・ヘブライ語・ギリシャ語の辞書と文法書が必要です。

無学歴・無資格(Academic Outsider)の独学も楽ではありませんね・・・。

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