2022/12/06

幸福なるかな、心の貧しき者・・・

<幸福なるかな、心の貧しき者。天國はその人のものなり。>

主イエスさまのみことばです。今日の夕方、<貧しき者>の意味について、調べなおしていました。文語訳聖書につづいて、ギリシャ語聖書、ラテン語聖書、ルター訳ドイツ語聖書、NRSV、『The New English Bible』、『Die Gute Nachricht Die Bibel in  heutigen Deutsch』、Grundmann著『Das Evangelium Nach Matthäus』、バルト著『Church Dogmatics Ⅰ-2』265頁・・・。

筆者のこころのなかにすっと入ってきます。聖書主義・敬虔主義・合理主義・実存主義・相対主義の筆者の信仰内容に合致します。筆者の信仰内容は、聖書のみことばから与えられたものですから、当然といえば当然です。Grundmann著『Das Evangelium Nach Matthäus』は、東ドイツの聖書学者によって執筆されたものですが、<貧しき者>については、バルト神学的です。

ついでに、インターネットで、このみことばに関する説教を読ませていただきましたが、筆者、現代の、日本の牧師たちの聖書解釈と説教に、すごく違和感を覚えます。筆者がその教会の信徒であったとしましたら、筆者、その牧師にこう語り掛けるのではないでしょうかね・・・。<先生、先生の聖書解釈は間違っています。聖書は読み込むのではなく、読みださないといけないのでは・・・?>と。

<イエスさまが地上の生涯で歩まれた貧しさを、信仰者が自分にもあずかることが許された貧しさとして生き抜く者>、そのひとは幸いなるかな!

0 件のコメント:

コメントを投稿

ピーター.L.バーガー, デュルケム, ハンナ・アーレント・・・

    気分転換に読み始めた, P.L.バーガー著 "社会学への招待", デュルケム著 "社会学的方法の規準",  川崎修著 "ハンナ・アーレント" の3冊 ・・・.       この3冊の内容は, どこかで大きく重複し...