午後、朝降った雪はすっかり解けてしまいましたが、冷たい風が吹き続けています。
テレビの天気予報で、農家は栽培している野菜・果樹の霜対策をするように報道されていましたが、妻が育苗している夏野菜の苗のうち、4月中に、雪・霜などにあて、低温にさらさければ実を結ばないものもあります。
<おめら、バカでねえのけ? そんな小さな苗、雪や霜にあてたら、ダメになってしまうべえ?おめえら、そんなこともわからねえのけ? ろくでなしだあ! だから、ここらのもんに、いつまでたっても、バカにされんだ!>と怒っていたのは、昨年5月に老衰でなくなった、認知症の、妻の実家のおかあさん・・・。もちろん、筆者と妻にそう語りかけて来る農家は、妻の実家のおかあさんだけでなく、湖南の赤津村のほとんどのプロの農家・・・。
妻は、<あなた、今年は、夏気温が低くて冷害になる可能性があるから、福島の昭和55年と平成5年の冷害に関する報告書読んでて・・・。冷害を免れた農家の栽培法を参考にしなければ・・・。平成5年の冷害のとき、あきたこまちの収穫量が激減する中、例年通りコシヒカリを収穫した農家があるんでしょう?>と筆者に話しかけてきましたが、筆者、<大丈夫! 我が家の農法は、最初から、昭和55年と平成5年の大冷害対応型だから・・・。でも、もう一度確認しておくことにしよう。災害は忘れたころにやってくるから・・・>と答えました。
妻の実家の棚田の田で栽培している米の品種は、早稲のひめのもち、中早稲のはえぬき、そして晩稲のコシヒカリです。毎年、すべての品種が豊作というわけではありません。昨年は、晩稲>中早稲>早稲の順で収穫が多かったのですが、中早稲>早稲>晩稲のこともあれば、早稲>晩稲>中早稲のこともあります。米作りは、毎年、初心者に立ち返ることを要求されます。
2023/04/09
雪と霜にあたらないと実らない夏野菜・・・
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