拳銃をぶっ放す86歳の高齢者・・・

    今朝のテレビニュースで, 埼玉県蕨市の郵便局に２人の人質を取って立てこもった事件が報道されていました.

    近くの病院で拳銃を発砲して医師など２人を負傷させた, 86歳の高齢の容疑者は, 埼玉県蕨市の郵便局に8時間, ２人の人質をとって立てこもった事件, 人質の郵便局員は無事救出されたようです. その犯人である埼玉県戸田市に住む容疑者, どこでもみかける高齢者の顔・・・. それが, なぜ拳銃を手に入れて, 発砲事件・殺傷事件・人質事件を引き起こしたのか・・・？

    信じがたい事件・・・. 

    高齢者による犯罪事件が多発しているようですが, 犯罪の種類は多種多様・・・. 認知症を発症して自制がきかなくなった上での犯行である場合も少なくないようですが, 自制が効かなくなるのは徐々に進行していく可能性があります. 

    この春, 某組合の総会で, 前年度の一般会計・特別会計の監査報告が承認されました. ”ここらのもん” である組合長・副組合長 (庶務)・会計・会計監査の報告が総会で承認されました. そして旧年度の会計から新年度の会計である ”よそもん” の私に引継ぎがなされたのですが, 組合の通帳の名義変更, 通帳の引き渡しが行われません. それで, 懸念を抱いた私は, 新年度の組合長に, その対処をお願いしました. ”ここらのもん” である新年度の組合長は, 旧年度の組合長を呼び寄せ, 金融機関の調査結果を突き付けて, その不正を明らかにして, 特別会計の残高が０円になっていることは, 新年度の役員の責任ではなく, 旧年度の役員の責任であると, 特別会計の返済を要求され, すべて返済させたそうです. これが１年遅れて来年春の総会の前ですと, ”ここらのもん” である旧年度の会計から, ”おらは, 確かに新年度の会計に特別会計の通帳を渡した. それを使い込んだのは新年度の ’よそもん’ の会計だ！ ” と指摘され, 旧役員がそれを後押ししたら, ”よそもん” の私は, 彼等が使い込んだ特別会計全額の弁済を求められたことでしょう. この件も, 高齢者による認知症・病気が原因しているようですが, 高齢化が進めば進むほど, 理解不可能な事件・事例が多発してくるようです. 今回は, ”ここらのもん” である新組合長の真摯な問題解決でことなきを得ましたが, 高齢者の自制のきかない犯罪には, 注意して, 身を守る必要がありそうです.