2022/06/30

標高550mの湖南高原産有機・無農薬米のコシヒカリ・・・

筆者と妻の、これからの2人の老後の暮らし・・・

それを経済的・物質的に豊かなものにするための最大の要因は、標高550mの湖南高原産有機・無農薬米のコシヒカリをできる限り長く栽培し続けること・・・。

妻は、筆者と妻がつくった有機・無農薬栽培のコシヒカリは、2013年4月に帰郷帰農する前に食べた湖南産のどの品種のコメよりも美味しいといいます。<もう、化学肥料や農薬・除草剤を多用したあきたこまちやひとめぼれには戻れないわ・・・。できるかぎり長くコメつくりを続けましょう。>と妻はいいますが、筆者は、もとよりそのつもり・・・。

年金暮らし&百姓暮らし

それが、筆者と妻の老後のたったひとつの可能性ですから・・・。

これからの老後の暮らし・・・

今日、5月3日に老衰で、95歳で逝去した、妻の実家のおかあさんの遺産相続の手続きが完了しました。

2012年1月1日に、心臓発作でおとうさんがなくなったあとの遺産相続の手続きで、家屋と敷地、田畑と山林は、妻が相続、現金・預金は、妻の実家のおかさんが相続していました。大半は、妻の実家のおかあさんの医療費・美容費・食費、それから、お父さんが残してくれた家屋・庭・田畑・山林を荒廃させないために使いました。生前、おとうさんと長い間話し合ってきた、有機・無農薬でコメと野菜を自給用に栽培するために必要な最低限の農機具をそろえるために使用しました。おかあさんがなくなると同時に、おかあさんの葬儀代として定期預金にしていた70万円、引き落とすことができなくなっていました。それを引き落とすためには、遺産相続手続きが必要とか・・・。ともかく、これですべての手続きが終わりました。

それで、今日の午後、妻とこれからの筆者と妻の老後の暮らし方について話し合いました。妻の実家のおかあさんが寝室として使っていた部屋は、本箱を置いて、整理することにしました。とりあえず、医学・看護学・老年医学・栄養学・家政学などの医学書300冊と情報処理関連300冊をその部屋に並べてすぐ使えるようにすることにしました。すでに、妻はその一部を運びこんでいます。

愛国心・・・

スイスの哲学者・アミエルの言葉・・・

<愛国心>、人が<祖国>を<愛するのは、それが与え若しくは許す幸福のためではない。ただ他愛なく何故か知らずに、又は気高い心で報酬を待たずに愛するのである>。

筆者は団塊世代に属します。しかし、単純にそう言い切っていいのかどうか・・・。筆者は、同世代の人々とその時代精神を共有していないからです。高校3年の3学期を前に、地方公務員をしていた父が脳梗塞で倒れ再起不能に陥りました。筆者は大学進学を、妹は高校進学をあきらめ、母と一緒に、働いて、3人の収入の50%が医療費に消える暮らしを5年間続けました。その間、中学生であった弟は、高校・大学へ・・・。父がなくなった翌年、<高額医療補助制度>ができました。母と筆者と妹の3人で、父を看病し、家計を支えていた時代は、<民法>のみの世界・・・。<社会法>はまだ、母と筆者と妹の生活と暮らしのはるか後方にいました。つまり、筆者は、アミエルのいう<幸福>から縁のない存在でした。

筆者は、生活保護だの補助金だのという世界とは無縁の生き方をしてきました。筆者の置かれた状況を<所与>として受け止め、そのなかで、人生における試練の意味を考えてきました。『聖書』と『万葉集』、『ファウスト』、実存主義哲学のやスパース、法哲学のラートブルフ、神学者のバルトの書籍を読みながら、自らのうちに<愛国心>を育ててきました。社会的問題とひずみがいろいろな不幸をもたらしていたとしても、日本という国に生まれ、育ち、その自然と文化と歴史の中に生き続けることが許されていることに、感謝の思いを持ちながら・・・。

<愛国心>とは、国から愛されることがなくても、その国民として国を愛し続ける精神のことです。

BOOKOFFONLINEで注文していた300円の『広辞苑』(第4版)が届く・・・

この前、BOOKOFF からのメールを見ていましたら、『広辞苑』(第4版)が300円、『広辞苑』(第5版)が400円とありました。

筆者が所有している『広辞苑』(第3版)は、本の虫が穴をあけて、一部判読しにくところがありましたが、長年使い続けてきた『広辞苑』ですので、そのまま使っていました。『逆引き広辞苑』は、第4版以下が対象とかで、筆者、この『逆引き広辞苑』にあわせて、『広辞苑』(第5版)ではなく、『広辞苑』(第4版)を注文しました。

今日、『広辞苑』(第4版)が届いたので、『広辞苑』(第3版)は廃棄しました。

午前5:00~8:00、10:00~12:00、はえぬきの田の草取り・・・

今朝4:30に起床して、いつもの健康管理、『英訳聖書』(NSRV)を通読して、酪王のヨーグルトとNESCAFEのインスタントコーヒーを飲んで、妻の実家の棚田の田の草取りにでかけました。天気予報では、午前中くもり、午後晴れで高温になるとのことだったので、朝早く草取りをはじめることにしました。

稲の草丈と、ヒエ、オモダカ、クロガイ、ホタルイの草丈が面一で蜜植状態に並んでいますと、<どれがイネでどれが雑草なのか、どうやってこの草を取り除くことができるのか・・・>戸惑いを覚えることもしばしば・・・。しかし、1,080で購入した農具を改造してつくった<水田熊手>型株間除草器、これまで4回、改造してきましたが、4回目の改造で、とても便利な田の草取り器になったようです。

2022/06/29

朝5:00~7:30、はえぬきの田の草取り・・・

しばらくの間、高温が続くとかで、今朝は、5:00~7:30、妻の実家の棚田のはえぬきの田の草取りをしました。

朝食と休憩をとったあと、午前9:30~12:00まで、はえぬきの田の草取りをつづけましたが、1,080円の農具を改造してつくった、<水田熊手>型、田の株間の草取り器、使っているうちに、突然、大きな音がして、草取り部分と柄をつなぐ鉄板にヒビが入り、すぐ、2つに割れてしまいました。突然に? どうして? と不思議に思いましたが、この農具、Made in China・・・。中国製品はよく爆発するといわれますが、以前にも、20リットルのポリタンクに水を満杯に入れて運んでいたとき、バカーンという大きな音と共に、爆発してバラバアになってしまったことがありますが、今回は、農具が・・・。

昼食をとったあと、家に持って帰ったこの草取り器を修理、柄と草取り部分を接続しました。そして、午後1:30~3:00、修理して、まったく別のものになってしまった草取り器で、はえぬきの田の草取りを再開・・・。今日は、午後、熱中症の危険性があるとのことでしたが、きちんと修理ができたかどうか気になったので、試運転をかねて草取りを再開しました。

その結果、ヒエ、クロガイ、オモダカなどが、稲のはえぬきの草丈と同じ高さで伸びてしまった部分の草取りに有効であることが分かりました。しかし、この前、予備に1,080円の同じ農具を買っていますので、今回破損した部分を最初から補強することにしました。

今日の棚田の田の草取りは、6.5時間・・・。棚田の気温は30.9℃、湿度は60.3でした。平均風速は0.5m/秒・・・。熱中症対策をとれば、明日以降も、日中田の草取りをすることができるでしょう。

2022/06/28

国道294号線沿いの、妻の実家の苗代田の前の電柱で事故・・・

今朝、救急車が、妻の実家の前の国道294号線を赤津本村に向けて通り過ぎて行きました。その救急車、すぐとまったのですが、しばらくすると、郡山方面に向けてサイレンを鳴らしながら戻って行きました。ちょうど、畑で一仕事をして帰ってきた妻は、<うちの苗代田の前で救急車がとまっていたけれど、なにかあったのかしら?>と心配していました。

テレビをつけると、<アンテナに接続してください>との表示・・・。午前中の作業をおえて家に戻るとき、妻の実家の苗代田経由で軽トラを走らせました。すると、数台の工事車両が、電柱、電線の工事をしていました。どうやら、クランク状の道を、減速・右折しないで、電柱に直進して衝突したようです。

この場所は、保険会社の車載器で、<急ブレーキ>をかけたとドライブ評価がなされる場所・・・。スピードを落とさないで、あるいは、十分減速しないでこの90度の道に突入してくるくるまが多いので、事故をさけるために、<急ブレーキ>をかけざるを得ない場面が少なくありません。

国道294号線のバイパス工事が進んでいますが、その工事が完了すると、小枝町の東のクランクと西のクランクを回避することができるようになりますので、こういう事故もなくなるこでしょう。

午後1:30~3:30、はえぬきの田の草取り・・・

午後、妻は、<この暑さの中で農作業はできないわ・・・>といいますので、筆者ひとりで、妻の実家の棚田の田の草取りをはじめました。

午後1:30~3:30、1,080円のアメリカンレーキを改造してつくった畦際の田の草取り器でセリを畦に堀り上げ、そのあと、1,080円の農具を改造してつくった田の株間の草取り器で除草しました。

今、田に生えている草は、ヒエ、コナギ、オモダカ、クロガイ、ホタルイ・・・。すべての雑草を、1,080円の農具を改造してつくった田の株間の草取り器で除草できますが、除草した草は、田の水面に浮かんできます。やがて、風に吹かれて一か所に集まってきますので、そのとき、この田の株間の草取り器で集めて、田の外に持ち出します。

ひめのもちは、2回目の草取りを終えましたが、はえぬきは、今日から2回目の除草に入りました。

湖南の赤津村のプロの農家も、素人百姓の筆者も、今は、田の草取りに追われています。プロの農家は、毎日、何度も、除草剤や農薬をもって散布・・・。素人百姓の筆者は、除草剤・農薬を一切使用しませんので、手作業で草取り、虫取り・・・。

午前9:00~12:00、ひめのもちの田の草取り・・・

午前9:00~12:00、妻の実家の棚田の田で草取りをしました。

数年前、1,080円のアメリカンレーキを改造して、田の株間の草取り器をつくりました。今日は、それを使って畦際の草をとりました。同じく、今年、1,080円で入手した農具を改造してつくった、<水田熊手>型田の株間の草取り器より、簡単に除草できますので・・・。そのあと、<水田熊手>型除草機で、株間の草をとりました。

妻は、段々畑の畑で、夏野菜の苗の移植作業・・・。

2022/06/27

午後2:00~4:00、棚田の田の草取り・・・

午後2:00~4:00、妻の実家の棚田の田の草取りをしました。数日前、コロコロとよばれている手押し式水田中耕除草機で、ひめのもちの田の半分の除草をしましたが、その後の様子を確認しました。筆者、あ然! ほとんど効果なし!

それで、筆者、同じ場所を、1,080の農具を改造してつくった<水田熊手>型の畝間の除草器で除草しはじめました。両手で田の草取りをするときの草取り法にできるかぎり近づけて立ったままで草をとる方法をほぼ確立・・・。

これからは、迷うことなく、稲の花が咲き始めるまで、この草取り器とその草取り法を用いて、田の草取りを続けることにしました。

妻に頼まれて、家の南側の草刈り・・・

午前9:30~1:30、妻に頼まれて、妻の実家の家の南側の、国土294号線のバイパス工事の周辺の<空地>の草刈りをしました。

途中、かみなりがなって、雨がふりはじめましたので、すぐ、洗濯物を家の中に取り込みました。すると、夕立のような雨がすぐあかりました。なんどか、作業中、中段を余儀なくされましたが、インゲンの苗を移植して帰ってきた妻が、<庭がとても広く見えるわ・・・>と喜んでいました。いままでは、ソバの白い花にと囲まじいるような情景がありました。

2022/06/26

吉田向学『部落学』の構想・・・

2005年に、インターネットのブログ上で『部落学序説』の公開執筆をはじめました。

その『部落学序説』、紆余曲折を経て、昨年11月、Gooblog の担当者の方から、<法務省権調第123号>に準拠して、その全体を被差別部落に対する差別文書と認定し、全文を削除、ブログを廃棄処分にすると通告され、ブログ『部落学序説』は、インターネット上から姿を消すことになりました。

しかし、筆者が最終的に受け止めたのは、

<NTTグループの労働組合員が、その支持政党である立憲民主党に批判的な筆者のブログを、<法務省権調第123号>を悪用して、筆者の言論の自由を恣意的に弾圧しようとしただけの話しだから、もうすでに目的を達したのかもしれません。立憲民主党が与党になるためには、批判的な国民の言論の自由を抑圧するという姑息な手段ではなく、正々堂々と、裏表のない政策を打ち出し、有言実行の党にならなければ、政権の再奪取は不可能ではないのでしょうか>(2021年11月23日)。

そのあと、筆者、緊急避難的に、『部落学序説』公開執筆当時の文章を、Blogger上の『部落学序説』に章別に順不同で再掲しましたが、ブログ『部落学序説』執筆後に集めた関連史資料・書籍数百冊を前にしますと、それらを批判・検証して、まとめてみたいという衝動にかられます。筆者のものの見方、考え方の背景にある、聖書、ヤスパース(実存哲学)、ヴィトゲンシュタイン(論理哲学)、ラートブルフ(法哲学)、アミエル(アミエルの日記)などを読み直して、再確認・・・。3,000冊の蔵書を背景に、あらたに『部落学』を執筆することにしました。そして、その構想を練ってきたのですが、ほぼ確定・・・。

第1章 はじめに(部落学の研究対象と研究方法)
第2章 部落とは何か
第3章 解放とは何か
第4章 理論とは何か
第5章 運動とは何か
第6章 差別とは何か
第7章 人間とは何か(幻想としての部落差別からの解放)


心の鏡に映る・・・

『アミエルの日記』を読んでいますと、<心の鏡>という表現が出てきました。

歴史上の実際の出来事、それが昔であれ今であれ、人が言葉にしてそれを記録できるのは、出来事そのものではなく、<心の鏡>に映った出来事でしかない、というのですが、問題は、その<心の鏡>・・・。

人はみな、同じ<心の鏡>をもっている・・・、<平面>という共通の属性を持つ<心の鏡>をもっているとしますと、歴史の出来事は、誰が見ても同じようにその<心の鏡>に映るに違いないのですが、アミエルは、<この鏡はどうしても平面ではない>といいます。

筆者の<心の鏡>とあなたの<心の鏡>は、同じ<平面>の鏡ではなく、<凹凸>のある鏡であり、その凹凸の数と大きさ、深さはひとそれぞれ・・・。歴史上の同じ出来事であったとしても、それをどのように受け止めどのように解釈するかは、その人の<凹凸>のある鏡によって大きく制限され、歴史的な事実は、<著しく変更>を余儀なくされる・・・。歴史的事実(伝説も)は、<事物が次々に語り継ぐ人々の想像力、精神、心胸の中に呼び覚ました凡てのもの>によって<付加>され、歴史的事実は、常にあらたに解釈しなおされることになる・・・。

哲学者・アミエルは、考えるひとが自分の<心の鏡>を批判的に自己検証し、その人の<心の鏡>の凹凸による変更をできる限り抑えて、歴史の事実、真実にたどりつき、その真実に生きることについて思索する・・・。

午後1:30~3:30、段々畑の電気柵の下の草刈り・・・

午後1:30~3:30、妻の実家の段々畑の電気柵の下の草刈りをしました。気温は27.5°C、湿度は81%・・・。風はほとんどなく、蒸し暑い中での草刈り作業でした。妻は、ながいもの畝の草を、根切り鎌でていねいに取っていました。

段々畑の山側の畑のジャガイモ、きれいな花が満開・・・! 今年の夏野菜の播種・作付は、妻の実家の95歳の認知症のおかあさんの介護に追われることがほぼ確定的になっていましたので、コメも野菜も自給自足用にこじんまりと栽培することにしていましたが、おかあさん、歩くことができなくなって10日あまり自宅で介護用ベットで寝ていました。かかりつけの医者に往診してもらっていましたが、老衰とかで、自宅療養を覚悟していました。しかし、5月3日に静かに息をひきとりました。そのあと、葬儀や葬儀のあとのいろいろな手続きがあって、妻は、今年のコメと野菜の作付は、当初の計画通り、自給自足用の栽培に徹することにしたようです。

午前9:30~12:00、コシヒカリの田の草取り・・・

今日、9:30~12:00、コシヒカリの田の草取りをしました。

昨日、1,080の農具を改造してつくった<水田熊手>型の畝間の除草器で試験的に除草してみましたが、これまでで、一番効果的・・・。通称<コロコロ>と呼ばれている手押し式田の除草機、ヒエを取ったあとは、コナギの芽が一斉にではじます。

ヒエ、クロガイ、オモダカ、コナギの田の草を一挙に除草するには、1,080の農具を改造してつくった<水田熊手>型の畝間の除草器が一番効果的・・・。これからは、この除草器を使って、田の草取りをします。

12:00ころの、棚田の田の気温は、27.0°C、湿度76%、平均風速0.6m/秒でした。さわやかな風が吹いていました。妻が、12:00ころ、軽トラで迎えにきましたので、12:00で作業を中断しましたが、温水田の水面に映った会津富士、その上の白い雲は、水面に映ると、コハクチョウそっくりの形をしていました。妻が植えた畦のショウブは、薄紫の花を咲かせていました。とてもきれいない自然のいたずら書きでした。温水田は、オタマジャクシが群れをなして遊んでいました。

2022/06/25

<水田熊手>型株間の草取り器を改良・・・

猪苗代から戻ると、2時間半ほど、仮眠をとりました。

そのあと、1,080円で購入した農具を改造した<水田熊手>型の田の株間の草取り器を、今日入手した金具を装着して<改良>しました。

明日の田の草取りが楽しみ・・・。どれだけ<改良>されたのか、確認することができますので・・・。<改良>ではなく、<改悪>になってしまっていたら、今日装着した部品を取り外すと、<改造>前の元の状態に戻すことができます。

最近、体調がよく崩れる・・・

最近は、天候の不順のせいか、それとも、筆者の高齢化のせいか、体調がよく崩れます。今朝も、気力がなえて、妻に棚田の田の様子を見に行ってもらいました。

午前9:30~午後1:30まで、猪苗代へ食料品の買い出しにでかけました。今日は週末とあって、県外ナンバーのくるまが多く、国道294号線や49号線は、ラッシュで、準あおり運転が常態化・・・。筆者は、制限速度をまもって運転していました。最後尾の筆者をあおっても、ほとんど意味がないと思うのですが、あおり癖がついているのでしょうか、県外ナンバーのくるまは・・・。

最初にドラッグストアによって、バスクリン4種類を購入・・・。そのあと、ホームセンターによって、ビニールハウスの押さえバンドと、1,080円で購入した農具を改造した<水田熊手>型の田の株間の草取り器を、さらに改良するための金具を購入しました。3点で324円・・・。これで、株間の草取り器の入手費用は、1,404円になりました。

そのあと、スーパーによって、食料品を買って帰ってきましたが、帰りは、観光地を過ぎると、いつものくるまの流れに戻っていましたので、後続車のくるまを気にすることなく湖南に戻ることができました。

2022/06/24

夜も、テレビは放送大学・・・

今日の夜も、テレビは放送大学を見ていました。その中でこんな言葉が紹介されていました。

<石器時代が終わったのは、石がなくなったからではない・・・>

筆者の蔵書の大半は、古典、史資料、最近のものでも、1960~1980年代の、インターネットの日本の古本屋経由で入手することができる古書・古本の類です。筆者が、座右の書としている本、『聖書』であったり、『万葉集』、『アミエルの日記』、ヤスパース『哲学入門』・『哲学』、ラートブルフ『法哲学入門』・『法哲学』だったりします。時代でいいますと、古代から戦後の時代に書かれた本です。

無学歴・無資格の筆者、学問とは無縁の生き方をしてきましたので、テレビで放送大学の講義を見ていますと、どの科目も、砂地に水をまいたときのように、筆者の頭の中にすっと入ってきます。たぶん、昔も今も、変わらざる部分が多いのでしょう。変わらざる部分を把握しているので、変わる部分、時代の<先端>を把握することが容易なのでしょう。

昔、<NHK市民大学>や<NKH人間大学>を見たり、そのテキストを読んだりしていましたが、心に残るものはほとんどありませんでした。水上勉『良寛を歩く』は、宗教者の人生の晩年を考えるときの手掛かりになった番組でした。

『環境保全型農業事典』を通読することに・・・

インターネットの日本の古本屋経由で入手した『環境保全型農業事典』・・・、筆者の書斎の事典類のみを収納している本箱に並べていましたが、これまで、あまり読んだことはありません。昨夜、適当に拾い読みをしていて、<一度、通読しておいた方がいいかもしれない・・・>と思って、通読をはじめることにしました。

標高550mの湖南高原の棚田の田と段々畑の田畑で、10年間有機・無農薬栽培をしてきた知識と経験を<体系化>するつもりで、『環境保全型農業事典』の視点・視角・視座から、筆者と妻の有機・無農薬栽培を再検証することにしました。

午後1:30~3:30、田の土手と畦の草刈り・・・

午後1:30~3:30、午前中に引き続き、妻の実家の棚田の田の土手と畦の草刈りをしました。これで、棚田の田の畦と土手、農道の草刈りが完了しました。

Kestrelの農業者向けポケット気象計による棚田の田の微気象は、気温30.1°C、湿度75%、風速0.5m/秒・・・。

同じ時間帯、妻は、常夏川沿いの田畑転換した畑に、播種・育苗していた落花生の苗の移植作業をしていました。筆者は、少しはやめに草刈りを終えましたので、ひめのもちの田の2回目の草取りをコロコロを使ってはじめました。半分ほど条間の除草をしたころ、妻が棚田の田に戻ってきましたので、作業を中断して一緒に戻ってきました。

夕方、テレビを見ていましたら、酸化と還元についての話し・・・。居間のテレビは、2013年、妻のふるさと・湖南に帰郷・帰農したとき、認知症と診断されていた、妻の実家のおかあさん、<このテレビはおらのテレビだ。おめえらには見せねえ!>といって独占していましたので、筆者と妻は居間のテレビを見ることはありませんでしたが、おかあさんがなくなったあと、取扱説明書をみながら、居間のテレビを再設定することにしました。NHKの番組は、全部で9チャンネル見えるようにしました。放送大学もそのひとつ・・・。夕方、筆者が見た番組は、この放送チャンネルで・・・。その中で、ブロックとレンガを用いた<たら製鉄>の実践がありました。見終えたあと、今日の、筆者の農作業の疲れはどこかへ吹っ飛んでいました。

午前10:00~12:00、田の土手と畦の草刈り・・・

昨日に引き続けて、午前10:00~12:00、田の土手と畦の草刈りをしました。

最初、農業用水路からの引き込み用水路の中の草とその両脇の土手の草刈り、はえぬきの田とコシヒカリの田の農道沿いの土手と畦の草刈りをしました。土手には、水量の豊富な農業用水路から給水ポンプで水を汲み上げるための2インチのホースを這わせていますが、それを草刈機で傷つけないように注意しながら、また電気柵の支柱や電線を切らないように注意しながら草刈機で除草しました。

これで、農道を軽トラで走るプロの農家の目のさわりになることもないでしょう。<なんだ? 田の草のなかで稲を生やしてるのけ?>と嫌味を言われるおそれもないでしょう。

昨夜、YouTubeで、田の条間・株間の草取りに関する動画を多数みました。これまでも、いろいろ参考にさせていただていたのですが、真似をする○○とやら、ほとんどが失敗に終わりました。ある動画で、<田の草取りは、その田にあった方法が一番・・・>と説明されていました。みなさん、自分とその田にあわせた除草法が一番いいようです。妻のふるさと・湖南に帰郷・帰農して今年で10年目、市販の1,080円の農具を改造してつくった<水田熊手>型の除草器、筆者と、妻の実家の田にあった最適な除草器になったようです。

妻にその話をしますと、<あなたも、動画にとって、YouTube に載せたら?>と話していましたが、湖南の赤津村のプロの農家に馬鹿にされている筆者、YouTube に載せたりしたら、湖南どころか、福島や東北、東日本のプロの農家からさらにバカにされることは必定・・・。

朝6:30~8:00、苗代田を備中鍬で荒起こし・・・

昨日、妻が、国道294号線沿いの苗代田を小型スコップで耕していました。雑草の根がびっしり張っていて、小型スコップで荒起こしをするのは、大変だったとか・・・、昨夜、話していましたので、今朝、開墾鍬と備中鍬の2種類を持って苗代田に向かいました。

小型スコップで苗代田を耕すのは関節障害のある右手に負担がかかりそうなので、開墾鍬で耕してみました。時間がかかりそうなので、開墾鍬ではなく、備中鍬で荒起こしをはじめました。今回は、小型・中型・大型の3種類の備中鍬の中で、中型の備中鍬をしようしました。筆者の右手、<押す>作業をするとすぐ痛みがきますが、<引く>作業をする場合は、痛みはほとんどきません。備中鍬を雑草の生えた土に打ち込んで手前にひっぱりますと、掘り越した土が転置返しされます。

荒起こしをして家に戻ると、妻が、<あなた、苗代田の方から帰ってきたけれど、耕してくれたの?>と問いかけてきますので、<あれでいいか、見て来て・・・>といいますと、妻はすぐ軽トラに乗ってでかけました。そして、帰ってくると、<あなた、大丈夫? 無理をしたんじゃないの? わたしですら、手が動かなくなるのに・・・>と心配していました。筆者、<農具は、適材適所で使い分けしなければ・・・>と答えました。

2022/06/23

棚田、とてもきれいに刈れてるわ・・・!

夕方、棚田の育苗用ハウスの側窓を閉めに行った妻が、帰ってくると、<棚田、とてもきれいに刈れてるわ・・・!>と語りかけてきました。

午後1:30~4:00、棚田の田で草刈り・・・

今日は、体調があまりよくないのですが、午後1:30~4:00、午前中に引き続いて、妻の実家の棚田の田の草刈りをしました。

気力が萎えて、途中で草刈りをやめました。

今日は、コシヒカリの田の土手を、いつもは反時計まわりに草刈機で刈るのですが、今日は、はじめて時計まわりに草を刈りました。これまでは、土手の下から上へ刈り上げる仕方で草を刈っていましたが、今日は、上から下へ刈り下げる仕方で草をかりました。反時計まわりでは2回に分けて草刈りをすることになりますが、時計まわりですと、1回で済みました。

農具は、すべからく、使い方次第・・・。

午前9:30~11:30、棚田の田で草刈り・・・

午前9:30~11:30、妻の実家の棚田の、田畑転換した畑の畦や土手の草刈りをしました。草刈機を使って・・・。

田んぼの中に入って、田の草取りをするのは、体力が必要です。しかし、田畑の畦や土手の草を草刈機で刈るのは、田の中に入ってぬかるんだ土の中に突っ込んだ田靴を抜き出して前進するのは、体力を消耗します。それにひきかえ、畦や土手を草刈機を持って歩くのは、あまり体力を消耗しません。

今日は、午後も、田の草取りをやめて、畦や土手、農道の草刈りをすることにしました。午後は、新しいチップソーに交換して草刈りをします。

今朝は5:00に起床するもダウン・・・

今朝5:00に起床・・・。

いつもの健康管理をして、『英訳聖書』(NSRV)を通読したあと、妻の実家の棚田の田の草取りにでかけようと思って準備をしていたとき、急に気分が悪くなり、体調不良でダウン・・・。妻は、<疲れがたまったのよ・・・。今日は、朝の草取りは中止したら・・・>といいますので、棚田の田の草取りにでかけることはやめました。

昨夜、就寝前の OutStretch をしないで寝たために、昨日の農作業の疲れがとれなかったのかもしれません。ふとんに入ると、すぐ眠ってしまいましたから・・・。

妻のふるさと・湖南のプロの農家の方々の体力と、素人百姓の筆者の体力は雲泥の差があります。素人の百姓はプロの農家に伍して農作業をすることはほとんど不可能です。右手に関節障害があり、握力が少なく、力仕事に制限がある筆者にとっては、さらに差が広がるばかり・・・。もちろん、最初から、プロの農家の農作業に追従するつもりはなく、<身の丈>にあった、有機・無農薬によるコメと野菜つくりに徹してきました。老後の健康保全のためにはじめた百姓暮らしですから、健康を害するような農作業は最初から忌避・・・。

2022/06/22

農作業をするときの、熱中症予防対策は・・・

農作業をするときの、熱中症予防対策は、建設業に従事している人が頭にかぶっている帽子とペットボトルに入れた水・・・。

その帽子をかぶったあと、ペットボトルの水を、その帽子の頭の部分と首の部分にかけて、一口飲んで作業をはじめます。しばらくすると、水が蒸発して、頭の温度が上昇してきますので、後ろポケットからペットボトルを取り出して、その帽子の頭と首の部分に水をかけます。休憩するときは、塩分の入ったペットボトルの飲料水を飲むことにしています。

Kestrel のポケット気象計の測定値から、熱中症になる危険性が高まったときは、即作業を中断して家に戻ることにしています。

そんな筆者の姿は、まるで河童・・・。もしかしたら、田んぼの中のカエルたち、筆者のことを人間ではなく河童と思っているのかもしれません。田の草をとっているとき、シュレーゲルアオガエルや大きなオタマジャクシが筆者に近づいてきます。

いそがしくて散髪に行く時間がないので・・・

昨々日、農作業にいそがしくて、郡山に散髪に行く時間をとることができないので、筆者、自分で長髪することにしました。

カットはさみ、すきばさみ、ヘアカッター、カットコーム、手鏡・・・など、100円ショップのセリアで購入したものですが、筆者が、自分で長髪しているところを見た妻は、<自分で長髪したら、ろくなことにはならないわ。あす郡山に行って長髪してもらいましょう>と怒っていましたが、筆者が長髪を終えたのを見て、<あら、思った以上に上手に長髪できたじゃない。うしろはわたしがそろえてあげる・・・>といって、仕上げをしてくれました。

そのあと、妻が、<明日、わたしの髪も長髪して・・・>といいます。筆者、<美容室に行ってきたら・・・?>といいますと、妻は、<私も忙しくて美容室に行く暇がないの・・・>といいます。それで、昨夜、風呂に入る前に、妻の頭の髪を調髪・・・。妻は、<あなた、どこで長髪の仕方、覚えたの・・・?>と問いかけてきました。筆者、<商社につとめていたとき、同じ営業所の年下の人から、レザーカットの方法を教えてもらったことがあるだけ・・・>と答えました。それに、理髪店で長髪してもらっているとき、筆者、理容師の方の作業をいつも観察していましたから・・・。

物価はあがるし、年金は下がるし・・・。

今朝の健康管理・・・

今朝5:00に起床して、いつもの健康管理をしました。最高血圧113、最低血圧72、脈圧差41、平均血圧86、体温36.2°C、呼吸数15/分、体重59.2kg・・・。

30代男性の最高血圧131、最低血圧80、脈圧差51、平均血圧97・・・。筆者は、20代以降は、どちらかいいますと、低血圧気味・・・。加齢にともない血圧は高くなるので、低血圧の治療の必要はなし・・・、との医師の判断に従って、今日まで過ごしてきましたが、日本基督教団西中国教区の山口のちいさな教会の牧師をしていたとき、社会保険徳山中央病院で受けた<生活習慣病予防健診>(2006年)では、最高血圧135、最低血圧83、脈圧差52、平均血圧100・・・。隠退牧師になり、妻の故郷湖南に帰郷・帰農した後、湖南町の医院で受けた<生活習慣病予防健診>(2018年)は、最高血圧108、最低血圧66、脈圧差42、平均血圧80・・・。

2019~2021年の3年間の平均は、最高血圧115、最低血圧70、脈圧差45、平均血圧85・・・。血圧だけで、健康であると判断することはできませんが、一般尿検査(尿糖・尿蛋白・ウロビリノーゲン)は異常なし・・・。心音・肺音も異常なし・・・。

午前6:00~8:00、9:30~12:00、午後1:00~3:00、田の草取り・・・

今日は、筆者は、午前6:00~8:00、9:30~12:00、午後1:00~3:00、棚田のコシヒカリの田の草取りをしました。6.5時間・・・。

1,080円の市販の農具を改造してつくった<水田熊手>型除草器・・・、素手で田の草をとることと比較しますと、5~6倍の速度で、しかも、腰を落として作業しないで、立ったままで草取りができますので、74歳の素人百姓の筆者にとっては、<身の丈>にあった、とても使いやすい除草器になりました。

ヒエだけでなく、オモダカ、クロガイ、コナギなどの草も成長する前に除草することができそうです。水面に浮かんだ草をどのように集めて田の外に持ち出すことができるか、これまでいろいろ考えて試作してきましたが、今回の、
1,080円の市販の農具を改造してつくった<水田熊手>型除草器、水面に浮かんだ田の草も集めるのが簡単です。昨年、そのためにつくった除草器、材料費がかかたわりには、ほとんど実用的ではありませんでした。今年に入ってからまだ一度も使っていないし、これらかも使う場面なないでしょう。

筆者が田で草取りをしている間、妻は、夏野菜の苗の移植と、雨除け栽培用トンネルの中に移植しているトマトの苗に支柱を立てたり、畑の草を鎌で刈っていました。

2022/06/21

午前9:30~12:30、猪苗代へ買い物に・・・

午前9:30~12:30、猪苗代へ買い物にでかけました。

食料品を買うためですが、ついでに、ホームセンターに寄って、妻は、枝豆のタネを2袋購入・・・。筆者は、1,080円の農具を見つけ、1本購入・・。この農具、少しく手を加えて、<水田熊手>型草取り機に改造します。この1,080の農具2本を、より頑丈な<水田熊手>型草取り機をつくることができそうです。

田の草取りも取れば取れる・・・

今朝6:00~7:30、午後1:00~4:00、妻の実家の棚田のコシヒカリの田の草取りをしました。コロコロ(水田中耕除草機)を使って、条間の草を取り除く作業ですが、コロコロは、押さなければならないので、筆者の、関節障害のある右手の負担になります。それで、左手とからだ全体でコロコロを押し、右手でコロコロを条間から外れないようにコントロールする仕方で除草しました。

田の草取りは、朝5:00~7:30の間が一番効率があがるようです。東の山側から朝日が照りはじめますと、急に暑くなり、草取り作業が大変になります。朝5:00過ぎると、田の水は水温がかなりありますので、足にこむら返りが起こる可能性は少なくなります。これからは、田の草取りは早朝に行うことにします。

2022/06/20

夜、ヴィトゲンシュタインの『哲学探究』の続きを読む・・・

夜、ヴィトゲンシュタイン著『哲学探究』の続きを読みました。

現在、693のうち533まで・・・。あと160・・・。

今朝、『英訳聖書』(NSRV)の<ISAIAH>を読み終えました。明日から、<JEREMIAH>・・・。筆者にとって、『聖書』66巻の中で、一番理解しにくいのは、旧約聖書のイザヤ書です。律法の書のレビ記は理解できても、預言書のイザヤ書は、理解できない・・・。預言者イザヤの言葉は、歴史という重い鎖につながれていて、その暗黒の世界に自分の身を置かない限り、理解することができない・・・。<救済史>という神学的<手品>におさまりきらない何かがあるような気がしてならない・・・。



午後1:00~3:00、棚田のコシヒカリの田の草取り・・・

筆者は、午後1:00~3:00、棚田のコシヒカリの田の草取りをしました。

昨日の共同作業の疲れが出てきたのか、それとも、高温多湿で熱中症気味になり体力を消耗したのか、定かではありませんが、2時間の草取り作業で、ギブアップ・・・。

冷たい田の水の中で除草作業をしますと、筆者、こむら返りが起こります。ふくらはぎだけでなく、太腿にもひきつけがきたりします。それで、朝、日が差して水がぬるむころに、田に入って草取りをするのが常ですが、しかし、季節は変わり、朝の田の水の温度も高くなり、足にこむら返りやひきつけがくる可能性が少なくなりましたので、明日からは、朝食前と朝食後の各2時間、コシヒカリの田の草取りをすることにします。

今年の田の草取りは、条間の草取りをコロコロ(水田中耕除草器)で除草したあと、ヒエの苗が大きくなって取り残したところとか、株間の田の草取りのために、1,080円の市販の農具を改造してつくった<水田熊手>型除草器がありますので、田の草取りを断念するような事態には陥ることはないと思われます。稲に寄り添うように成長しているヒエも確実に除草できますので、筆者、ひたすら、田の草を取り続けるのみ・・・。

午前9:00~11:00、簡易温室の中の土を耕耘・・・

午前9:00~11:00、国道294号線沿いの、妻の実家の苗代田に移築した簡易温室の中の土を耕耘しました。

妻が、小型スコップで荒起こしをしていましたので、今日は、その上を、KUBOTAの管理機TRS70USで正転で耕耘し、土をこまかく砕いたあと、逆転で溝を3本つくり、土壌改良剤と肥料を散布、さらに逆転でその両脇から土をかけ、畝を3本つくりました。

午後1:00~3:00、妻は、棚田の田の育苗用ハウスで播種・育苗していたメロンと大玉スイカの苗を移植しました。イノシシによる被害が発生する場所なので、メロンやスイカが大きくなり、いい匂いがし始める前に、電気柵を設置する予定です。

簡易温室以外の土は、KUBOTAのB6001(ブルトラ)で耕耘することにしました。

2022/06/19

日本のミカドの勅書・・・を読むような気がした・・・

 夕方、『アミエルの日記』をひもといていて目にとまた言葉は、

<ピオ9世(1846-1878年のローマ法王)の新たな回章を今朝読んだ。・・・日本のミカドの勅書・・・を読むやうな気がした>。

<ローマ法王の回章>が<ミカドの勅書>に似ている・・・? <ミカドの勅書>が、<ローマ法王の回章>に似ている・・? <ミカド>と<ローマ法王>の類似性・・・?

この日記が書かれたのが、1867年11月10日・・・。その時点で、スイスの哲学者・アミエルが読むことができた<ローマ法王の回章>と<ミカドの勅書>は、いったい何だったのか・・・? 

1867年11月9日:
薩摩藩と長州藩に討幕の密勅が下される
1867年11月10日:大政奉還: 明治天皇が勅許し大政奉還成立

当時の通信手段・通信速度は・・・?



天分を具えてゐれば詰まらない百姓も・・・

今朝、いつもの健康管理と『英訳聖書』(NSRV)を通読したあと、『アミエルの日記』のページをめくっていましたら、こんな言葉が目に飛び込んできました。

<天分を具えてゐれば詰まらない百姓も・・・作ることができる。ところが我々都会の通人や文明人はそれをえらく億劫に考へてゐるものだから、さういふ仕事は専門家に委ねるのである>。

<詰まらない百姓>とは、誰の判断なのでしょう? スイスの哲学者・アミエルの判断・・・? それとも、学者・研究者の判断・・・? 世間一般の判断・・・?

電子辞書の<デジタル大辞泉>で<詰まらない>を検索しますと、1.おもしろくない/興味をひかない、2.とりあげる価値がない/大したものではない、3.意味がない/ばかげている、4.それだけのかいがない/ひきあわない・・・という意味があるようです。アミエルが、<百姓>(田舎者)と<都会人>を比較しているところからみて、<詰まらない>というのは、<取り上げる価値がない>という意味なのかもしれません。哲学者・アミエルは、アミエルが<天分を具えてゐれば詰まらない百姓も・・・作ることができる。>と主張するときの<作ることができる>ものとはいったい何だったのでしょう?

妻の実家の苗代田の草刈り・・・

午前中の共同作業を終えて家に戻る途中、国道294号線沿いの、妻の実家の苗代田によって、国道294号線のバイパス工事で解体・移転になった、簡易温室の窓を全部あけて、その外部の草を草刈り機で刈り取りました。

刈り終えて、軽トラに戻ろうとしたとき、軽トラのそばに妻が立っていました。<あ、びっくりした。どうしたの?>と尋ねますと、妻は、<庭の門柱のそばにいたとき、うちの簡易温室の前に軽トラをとめて、簡易温室のほうに歩いて行ったひとが目に入ったから、心配して、やってきたの・・・>と話していました。簡易温室の外回りの草がきれいに刈り取られているのを見て、妻は、<午後、簡易温室の中の草取りをするわ・・・>と話していました。

筆者が、午後の共同作業を終えて家に戻る直前に、家に戻ってきたとか・・・。

妻は、簡易温室の中を耕して、メロンとスイカの苗を移植するようです。簡易温室の窓は、防獣ネットをすでに張っていますので、簡易温室の中まで、イノシシが入ってきてメロンとスイカを食い荒らすことはないでしょう。メロンのいい匂いがたちこめはじめましたら、苗代田全体を電気柵で囲みます。

今日は一日、村の共同作業・・・

今日は、午前7:40~11:00、午後1:00~4:00、湖南町赤津村の共同作業がありました。

午前中は、草刈り・・・。下草刈用の草刈り機で、常夏川沿いの農道やほかの農業用水路の農道の草刈りをしました。今日は、いつもと雰囲気が違って、<半人前の仕事しかでえきねえのに、日当稼ぎのために出てくるんでねえ!>と嫌味をいう人々の姿はなく、ごく普通の人々ばかり・・・。ということで、午前中の草刈りは、快適にこなすことができました。

午後は、あちらこちらの農道の砂利敷き・・・。ダンプカーで運ばれてきた砂利を農道に広げる作業・・・。参加された農家の方々は、それぞれ自分の好きな農具で作業していましたが、筆者は、砂利敷き用に、アメリカンレーキを少しく改造してつくった、あまり力を入れないでも、砂利を広げて平らにすることができる変形レーキを使って作業しました。

74歳の筆者ですが、ほかの農家の方々の作業にかろうじてついていくことができる速度で作業することができました。

2022/06/18

市販の農具を改造してつくった<水田熊手>型除草器の実際の用途・・・

1,080円の市販の農具を改造してつくった<水田熊手>型除草器を使った草取り法・・・、除草するときの、1.本体の向き、2.操作角度、3.操作方法は、3×3×5=45通りあるといっても、それぞれには、使用頻度というものあるので、実際には、1桁ぐらいしか実用的ではないと思われます。

1.条間の基本的な草取法
2.株間の基本的な草取り法
3.株際の草取り法
4.びっしり芽が生えた場所の草取り法
5.草が根を張った場所の草取り法
6.水面に浮いた除草した草の収集法
7.補植のための畝の手入れ
8.除草した草を土の中に練りこむ方法

ともかく、
1,080円の市販の農具を改造してつくった<水田熊手>型除草器1本で、1.~8.のすべての作業ができることは、有機・無農薬栽培に徹している筆者のコメつくりに、なくてならぬ道具になってしまったということです。農機具の小屋に昨年、市販の部品を組み合わせえつくった田の草取り器がありますが、ピアノ線を使ったこの草取り器、今年、再び使いたいとは思えないような代物でした。田の草は日を追うごとに成長していきますので、草丈が小さい時にしか使用できない類の除草器は、ほとんど役にたちません。

午後1:45~4:15、コシヒカリの田の草取り・・・

午後、妻の実家の棚田のコシヒカリの田の草取りをしました。

1,080円の市販の農具を改造してつくった<水田熊手>型除草器を使った使って・・・。今日も、この除草器のあらたな使い方を発見しました。この除草機の使い方をまとめてみますと、


1.除草するときの除草器本体の向き
  1.表・・・水面に浮かんだ草を集めるときに使用
  2.裏・・・普通の除草に使用
  3.縦・・・大きくなったヒエ・クロガイ・オモダカなどの除草に使用

2.除草器の操作角度
  1.水面に90度・・・除草器接地面積 小
  2.水面に45度・・・除草器接地面積 中
  3.水面に30度・・・除草器接地面積 大

3.除草器の操作方法
  1.条間に並行に
  2.株間に並行に
  3.株間を対角線上に
  4.株毎に8の字状に  
  5.反復進行

田の草の状態をみながら、向き×角度×操作方法で、3×3×5=45通りの除草の仕方が可能です。どの除草法を採用するかは、筆者の判断次第・・・。1,080円の市販の農具を改造してつくった<水田熊手>型除草器は、筆者の頭脳を使う除草器です。筆者、右手に関節障害があり、握力が少ないのですが、やっと、<身の丈ほどの>除草器に出会いました。

今日は、妻の実家のおかあさんの四十九日・・・

今日は、妻の実家のおかあさんの四十九日の法要の日・・・。

長福寺の副住職さんの司式ですすめられましたが、参加したのは、筆者と妻、娘夫婦と孫の向学ちゃん、それから、10年間、認知症の、妻の実家のおかさんの介護猫をしていた黒猫黒兵衛の7人・・・。

司式のあと、諏訪の内の墓地に行って、亀山家のお墓に納骨しました。このお墓、生前、妻の実家のおとうさんとおかあさんがつくった墓石で、おとうさんとおかあさん、そして長女の3人のお骨が収められています。そのお墓に刻印してくださったのは、妻の小学校・中学校のときの同級生の石材店の方・・・。

今回、家族葬をして思ったのは、葬儀の慣習、しきたりやならわしにともなういろいろなトラブルから無縁の静かな弔いができたこと・・・。妻の実家のおとうさんの葬儀のときには、<ここらのもんが出した香典の使い途を報告しろ>とか、<葬儀をてつだったんだから謝礼を寄こせ>とか、<お金を貸した人はこの場で申し出ろ>とか、<ばあさんの通帳残高を確認させろ>とか、<ここらは、生前おらにやると言ったんだといって、何でも持って帰っていいことになってんだ>とか、<葬儀のどさくさに紛れて、金を持ちだすものがいる>とか・・・筆者と妻の常識を超えた話しに満ち溢れていました。1年後、筆者と妻が帰郷・帰農した際には、<せっかくここさ戻ってきたのに、残念だったなあ! もうばあさん、1銭も持ってねえべえ!>と語りかけてきましたが、今回は、家族葬にしたので、そういう問題は一切無関係・・・。

まごの向学ちゃんと、黒猫黒兵衛も、四十九日の法要に参加して、おとなしくしていました。筆者、はじめてまごを抱っこしました。うれしそうな顔を見て、筆者、ほっとしました。泣かれることを心配していましたので・・・。


2022/06/17

サルも木から落ちる・・・

日本のことわざのなかに、<サルも木から落ちる>というのがあります。

金子武雄著『続・日本のことわざ』の中に、このような説明がありました。

<猿は動物のうちで一番人間に近く、その行動が格別注目され、諺の中にも盛んに引き合いに出されている。この諺は、だれでもよく知っているように木登りの名手である。指のすばらしく発達して手と足と、それから、時には、尾まで巧みに使って、枝から枝へ、木から木へと、自由自在に渡って行く。けれども、そんな木登りの名手も、時には、過って木から落ちることもある。

以上のようなことは、人間の世界にいくらでもある。乗馬の名手も、時に落馬することもあるし、弓術の名手も、ときに、射そこなうこともある。珠算の名人が誤ることもあれば、将棋の名人が負けることもある。この諺は、こういう世の事実を指摘しているのである。

ある道にすばらしく巧みな人が、つい過って失敗を犯した時、世の人々はこの諺によって、それももっともだと思う。またある道に巧みな人自身は、この諺によって、万が一にも過ちを犯さないように自戒するのである>。

2014年のロシアによるウクライナ半島侵略のあと出版された、高橋洋一著『世界のニュースがわかる! 図解・地政学入門』に、<猿も木から落ちる>ということわざの典型例が記されていました。地政学の専門家である著者の高橋洋一氏は、<クリミヤでギリギリの攻防を見せたロシアは、これから、どうしたいのか。おそらく、ロシアはかっての帝国時代のような拡張主義的な野心は、もはや抱いていないのだろう・・・>といって、今回のウクライナ全土の、ロシアの圧倒的な軍事力によて、侵略戦争をしかけ、ウクライナの主権と領土を奪う、ロシア大統領プーチンの<拡張主義的な野心>を把握しそこなっていることは、<猿も木から落ちる>を絵に描いたような事例ではないか・・・。その背景には、高橋洋一氏の、専制主義国家・ロシアや中国に対する寛容な精神があるのではないでしょうか・・・?そうだとすると、<猿も木から落ちる>という諺を隠れ蓑にした、悪しき反逆行為・・・? 高橋洋一氏、すくなくとも、その読者に対して、間違った予測を提示したことに違いはない・・・。

棚田の田に響くホトトギスの鳴き声・・・

棚田の田で草取りをしていますと、妻の実家の棚田の田の山側の雑木林の中から、ホトトギスの鳴き声が聞こえてきます。すぐそばで鳴いているような大きな声で・・・。近くの田には、7羽のアオサギの家族が田の中を歩いて餌のカエルを探していました。妻の実家の田には、アオサギはあまり近づいてきません。今日畦に、カラスの真っ黒な羽がひとつ落ちていました。妻の実家の棚田の田とその周辺には、1羽のカラスが常駐しています。ミサゴも数羽いて、時々、ヘビを捕獲して飛んでいるのをみかけます。カラスやアオサギと違って、ホトトギスの姿を見かけることはありません。山側の雑木林はすっかり青葉に覆われて、ホトトギスが見つけ出すことは容易ではありません。今、温水田では、日毎に、オタマジャクシの数が増え、しかも大きくなっていっています。温水田でかえったオタマジャクシは、UV管を伝って、水と一緒に、はえぬきやひめのもち、コシヒカリの田に放出されます。もちろん、それぞれの田のオタマジャクシも健在・・・。

棚田の田での草取り、ひとりで草をとっていても、決して孤独な作業ではありません。田には、いろいろな生き物がいますから・・・。妻の実家の田畑には、生きとし生けるものの、創造主なる、主なる神さまへの讃美と感謝の祈りに溢れています。妻は、トカゲのトカちゃんに赤ちゃんトカゲが生まれたと喜んでいました。

午後2:00~4:30まで、コシヒカリの田の草取り・・・

午前中に引き続き、妻の実家の棚田の下段のコシヒカリの田の草取りをしました。市販の農具を改造してつくった<水田熊手>型の除草器で、条間・株間の除草・・・。腰や腕に負担がかからないように、1度に除草できる条間数は6にとどめました。

ヒエなどの田の草が、田の水面にわきあがってきます。浮き上がった草は、風に吹かれて特定の箇所に集まってきます。後日取り除くことにして、とりあえず、コシヒカリの田の条間・株間の草取り作業を優先することにしました。

午前・午後、5時間の田の草取りですが、74歳の筆者にとっては、毎日コンスタントに草取りをするには、1日5時間が最適な草取り時間・・・。無理をすると、次の日の草取りの効率が落ちますので、無理をしないでコンスタントに草を取り続けることが大切です。

妻は、妻の実家のお墓の清掃と、段々畑で種まきをしました。

朝9:30~12:00まで、コシヒカリの田の草取り・・・

朝9:30~12:00まで、コシヒカリの田の草取りをしました。

今日は、株間の草取りをしたあと条間の草をとる予定でしたが、実際に、市販の農具を改造してつくった<水田熊手>型の除草器でを田の草取りをはじめますと、株間の草をとるときに条間の草も自動的にとることになりますので、この田の草取り器で、株間だけでなく、条間の草も同時にとることにしました。

それにしても、ヒエの苗がよく田の水面に浮くこと・・・!

2022/06/16

他人には理解できない言語・・・

朝、ヴィトゲンシュタイン著『哲学探究』を読んでいましたら、<他人には理解できない言語>として、<自分の内的経験を――自分の感情や気分などを――自分だけのためにかきとめたり、しゃべったりできるような言語>を取り上げていました。

筆者の座右の書である、スイスの哲学者アミエルの『アミエルの日記』は、他者が読むことを前提にしていない、哲学者・アミエルの独白の日記です。ということは、『アミエルの日記』は、<他人には理解できない言語>の典型・・・。

今日、ウクライナの首都をたずねて、その大統領を独・仏・伊の3首脳が訪問したそうですが、ドイツ・フランス・イタリアといえば、アミエルの祖国・スイスの4つの公用語のうちの3つ・・・。ドイツ語・フランス語・イタリア語・・・。それらの言語の背景には、ドイツ精神・フランス精神・イタリア精神が存在しています。スイスの哲学者・アミエルは、それらの精神を比較研究することができる立場にあったのでしょう。

哲学者・アミエルは、<フランス精神>を酷評します。<フランス精神>は<形式>を尊重し、フランス人を相手に<国家>について論ずれば、その思惟は常に<主題の外に留まり・・・主題の神髄にまでは入っていかない>。<主題の内面に立ち入って理解しようとは求めず、ただ何か体裁のいいことを言おうとするだけ・・・>。<最も美しい言葉>ですら<薄っぺらな空っぽのものになる>。<抜け目なくちくりと刺すが、しかも決して突き通さない>、<事実のありのままを静観するのに必要な尊敬心、超利心・・・を具えていない>。<フランス精神>は、<哲学的精神ではなくて、出来損ないの贋造である>。<どんな問題を解決する助けにもならず、生きている複雑な具体的なものを把握する力もない>。<抽象はフランス精神の原罪であり、空威張は矯正のできない癖であり、体裁性は宿命的な限界である>。

ウクライナを訪問した、フランスのマクロン大統領、古き<フランスの精神>を超克した人であったらいいのですが・・・。

妻の実家のおかあさんの遺品を整理していた妻が・・・

妻の実家のおかあさんの遺品を整理していた妻が、<あなた、こんなものが出てきたの。おかあさんの農作業のメモ書き・・・。なにかの役に立つかしら・・・?>といいますので、その手帳サイズのノートを開いて見てみました。

最初に目に飛び込んできたのが、昭和51年、昭和52年、昭和53年の、妻の実家の棚田の、上段・中段・下段の3枚の田での収穫したコメ30kg入りの袋数が記されていました。3枚の田の中で、一番収穫量が多いのが中段の田・・・。ただ、不作になった場合、中段の田の収穫は半減してしまうようです。それに引き換え、下段の田は、作・不作にかかわらずコンスタントに収穫できるようです。

2014年に、妻の実家の棚田の田で、有機・無農薬でコシヒカリ・はえぬきの栽培をはじめたとき、一番収量が多くとれる中段の田をつぶして、3分の1ははえぬき、つぎの3分の1は温水田、残りの3分の1は田畑転換した畑にすることにしました。減反政策を反映させたためですが、そのとき、妻の実家と<ゆい>を結んでいた農家の方から、<なして、いい田をつぶしてんだ?>と問いかけられたことがありますが、福島県では、標高300m以上の山地ではコシヒカリは採れないといわれています。標高550mの湖南高原の棚田の田でコシヒカリを栽培するには、夏でも冷たい、会津布引山に源流のある常夏川の冷たい水で栽培していては青立ちして終わることになりかねませんので、その冷たい水を温める必要があります。それでつくった、瀬戸内の入浜式塩田における水の温め方を転用した温水田をつくりました。冷害被害が発生する可能性がある場合は、さらに装置を付加して冷害対策を取ることができるようにしていますが、これまで、一度もその対策をとったことはありません。この温水田は、中段の田にしか設置できませんので、一番収量が多くとれる中段の田を減反対策の対象にしました。

おかあさんの遺品となったコメと野菜の栽培手帳、これから精読・分析して、筆者と妻の有機・無農薬栽培と比較してみます。

午後2:00~4:15、棚田のはえぬきの田の株間の草取り・・・

猪苗代の買い物から戻ると、少しく休憩をとったあお、筆者ひとりで、棚田の田に向かいました。

少しでも、田の草取りをしようと思って・・・。テレビの天気予報では、郡山市湖南は、午後3時から雨が降るそうなので、1時間でも草が取れたらいいと思ってでかけたのですが、持っていったKestrelの農業者向けポケット気象計では、天気の移り変わりは、↘ ではなく↗ だったので、2時間草を取ることにして作業をはじめました。

株間の草をとりながら、ついでに補植・・・。

筆者が市販の農具を改造してつくった<水田熊手>型草取り器を使って株間の除草をしましたが、どうやら手放すことができない農具になったようです。2014年にKUBOTAの展示会で買った<水田熊手>・・・、用途は、除草剤を使っている農家が、それでも生えてきたヒエを除草するための道具・・・。除草剤を一切使用しないで、田の草取りをする<百姓>のために開発された<水田熊手>ではなさそうです。3本も購入しているのですが・・・。筆者が、市販の農具を改造してつくった<水田熊手>型草取り器は、その<代用品>・・・。

質素な食生活に戻る・・・

妻の実家のおかあさん、<ここらの年よりは、肉と魚しか食わねえ!野菜は食わねえ!>とよく話していました。妻が出した食事の皿の数を数えて、<数がたらねえ! おめえら、おらを飢え死にさせようとしてんではあるめえな?>と文句をいうのが常でした。

妻のふるさと・湖南に帰郷・帰農してからの10年、認知症の、高血圧と糖尿病のおかあさんの食事は、妻が、社会保険徳山中央病院の栄養課に勤めていた時、その老健センターに入っていたお年寄りのための献立をメモしていましたが、それを参考にして、おかあさんのための食事を用意していました。筆者と妻も同じ献立・・・。

やっと、筆者と妻の質素な食生活、しかし、健康を考えて栄養バランスのとれた食生活に戻ることができたようです。中国製・韓国製の食品は徹底的に排除しています。薬品アレルギーのある筆者、中国製・韓国製の食品を口にすると、すぐ気分が悪くなりますので・・・。

午前中、振り込まれた年金を引き落として買い物に・・・

午前中、猪苗代へ買い物にでかけました。途中、郵便局によって、振り込まれた年金を引き落としました。妻の実家のおかあさんの<49日>と納骨がありますので、その準備もかねて・・・。

妻の実家のおかあさんの葬儀は、家族葬にしましたが、妻は、<一人の人がなくなると、家族葬にしても、最低でも100万円はかかるのね・・・>とため息をもらしていました。妻の実家のおかあさんは、デイケアでその利用者のおばあさんからもらった、キティちゃんの<7億円札>を抱えて、<おらあ、7億円もってんだ! おめえらにはやんねえ!>とよく話していましたが、筆者も妻も、<7億円なんていらない。おかあさんがなくなったら、棺桶に入れえあげるから、あの世さ、持って行き!>と話していました。おかあさんは、<そうすべえ!>と話していたのですが、そのキティちゃんの肖像の入った7億円札、葬儀のときには、みあたりませんでした。

妻の実家のおかあさんの葬儀費用は、結局、妻が出すことに・・・。

郵便局で、妻の実家のおかあさんの年金が振り込まれていた貯金通帳、残高を記帳しようとしたのですが、<この通帳は使えません>と表示されていました。通帳の残高を引き出すには、遺産相続の手続きが必要とか・・・。おかあさんの記念の7千円・・・。

2022/06/15

罰することのできない裁判官はついに犯罪人の仲間となります・・・

ゲーテ著『ファウスト』の一節・・・

勢力のある極悪共犯者を頼めば、
恥しらずの行いや悪業を誇ることができます。
それにひきかえ、罪のないものも、自分よりほかに頼むものがなければ、
有罪! と宣告されます。
こうして世はあげて支離滅裂となり、
正しい秩序に従うものが無価値となります
こんなことでは、私どもを正義に導く唯一の真心が
どうして伸びてまいりましょう?
しまいには、心ばえのよい者も
へつらう者や、賄賂を使う者になびくようになり、
罰することのできない裁判官は
ついに犯罪人の仲間となります。
・・・
ご決断を避けている時ではございません。
みんなが害をしたり苦しんだりしていますと、
陛下の尊厳も盗まれるようになります。

ウクライナの防衛戦争・・・


国際連合の目的は、次のとおりである。

  1. 国際の平和及び安全を維持すること。そのために、平和に対する脅威の防止及び除去と侵略行為その他の平和の破壊の鎮圧とのため有効な集団的措置をとること並びに平和を破壊するに至る虞のある国際的の紛争又は事態の調整又は解決を平和的手段によって且つ正義及び国際法の原則に従って実現すること。
  2. 人民の同権及び自決の原則の尊重に基礎をおく諸国間の友好関係を発展させること並びに世界平和を強化するために他の適当な措置をとること。
  3. 経済的、社会的、文化的又は人道的性質を有する国際問題を解決することについて、並びに人種、性、言語又は宗教による差別なくすべての者のために人権及び基本的自由を尊重するように助長奨励することについて、国際協力を達成すること。
  4. これらの共通の目的の達成に当って諸国の行動を調和するための中心となること。
ロシア軍の戦法は、ウクライナに対する無差別攻撃・・・。学校・病院を問わず、建物を破壊、ウクライナを略奪、爆弾・ミサイルによる殺戮・・・ウクライナを軍人・一般国民を問わず、無差別に攻撃するのですから、これほど簡単で安直な戦法はありません。一方、そのロシアに侵略戦争を仕掛けられているウクライナは、ウクライナ国民に被害がでないように、慎重に慎重を期してロシアの軍人だけと戦っています。難しい困難な戦い・・・。

<国際連合憲章>をその軍事力で踏みにじった安全保障理事会の常任理事国であるロシア・・・。現行の<国際連合憲章>を維持しようとするなら、ロシアの常任理事国剥奪を選択する必要があります。



<普通選挙の手品師・ペテン師の業・・・>

今朝、健康管理をして、『英訳聖書』(NSRV)を精読したあと、読んでいた『アミエルの日記』にこのようなことが書かれていました。

スイスの哲学者・アミエルが、<香具師的政治家>を皮肉って批判するときの言葉は、<普通選挙の手品師・ペテン師>・・・。彼らは、<民衆を自分の道具にする為に民衆に諂びる>のが常・・・。

インターネットで、<諂う>という言葉を検索しますと、<人の気に入るようにふるまう、またお世辞を言う。おもねる。こびる。追従する。>とありました。また、<学問の真理をねじ曲げて、世間や権力者に気に入られようとする>学者・研究者のことを<曲学阿世の徒>というとありました。民衆や学者・研究者のなかには、政治家や権力者に<諂う>人がすくなくありませんが、その政治家、普通選挙のときには、掌を返すように民衆に<諂う>というのです。

今日、参院選挙について報道されていましたが、政党は一斉に、日本国民に<諂う>ことをはじめたようです。<我が党が政権をとったときは、日本国民に○○万円配布します>。その○○円は、日本国民の税金・・・! スイスの哲学者・アミエルは<煽動政治家は・・・常に異議が聞こえず自分で見たいものしか見えないという便利な能力を持っている>人であるといいます。日本の野党は、日本国民は、人形浄瑠璃の人形だと思っている。野党の政治家は、日本国民を人形とみなして、自らを<人形使い>だと自負している人々・・・。

スイスの哲学者・アミエルは、<多数者(国民)の前に平伏するほど賤しい恥ずべき>政治家はいない、といいます。

午後、遺産相続の手続き・・・

今日の午後、妻の実家のおかあさんがなくなったことによる遺産相続の手続きを確認しました。

申請書に記載したあと、その申請書に添付する書類・証票などを整え、郡山市の湖南行政センターへ行って、遺産相続に必要な書類一式を受領して帰ってきた妻、<疲れたわ・・・。こんなにたくさん書類が必要なのよ・・・>と話していました。

2013年4月1日に、妻のふるさと・湖南に帰郷・帰農したとき、集落のプロの専業農家の方が、<もうばあさん、おカネもってねえべえ! せっかく帰ってきたのに、残念だったなあ!>と筆者と妻を愚弄していましたが、そんなおかあさんが遺産なんて残しているはずもなく、簡単な手続きですむと思っていました。しかし、どんなに少額でも、相続人であることを証明しなければならず、そのための手続きが大変・・・。

妻のおかあさんのおとうさん、つまり、妻のおじいさんの名前が記されている戸籍謄本がありました。妻は、<ええ? このひとが私のおじいさん・・・? 一度も名前を聞いたことがないけれど・・・。>と話していました。生前、おかあさんに、<おかあさんのおとうさんの名前は・・?>と尋ねたことがありますが、すでに認知症と診断されていたおかあさん、<名前? あるよ! でも、忘れちまった・・・>と話していました。

おかあさんの葬儀は、家族葬で行いましたので、親類親戚筋は参列していません。

午後3:30~5:00、鎌で、棚田の田の電気柵の下の草刈り・・・

午後、農業用水路から温水田とコシヒカリの田に取水していましたので、それをとめにでかけました。

棚田の田は、思った以上に気温が高かったので、筆者、電気柵の下の草刈りをすることにしました。ダイヤモンドやすりで、鎌の刃を研いで、草に触れるとすぐ切れる状態にして、草刈りをしていきましたが、4:00を過ぎると急に気温が低下、普段着で棚田のきていたので、気温の低下に耐えながら、とりえず電気柵の下の草を刈り取ることができました。

このところ、ずっと気になっていましたので、ひとつの問題が解決してほっとしました。明日は、一日、コシヒカリの田の草取りに集中することができます。

筆者のてのひらにのってきたシュレーゲルアオガエル・・・

午前中の作業を終えて帰るとき、温水田の水を下段のコシヒカリの田に落とすUV管に蓋をしにその場所に近づくと、UV管のすぐそばに大きなシュレーゲルアオガエルが1匹いました。筆者が、手のひらをさしだすと、そのシュレーゲルアオガエル、筆者の手のひらにのってきました。

シュレーゲルアオガエルを手のひらにのせたまま立ち上がると、妻にてまねきして呼び寄せました。<見て、見て! 手のりアオガエル! 腕をたたみこんで、居座っちゃった!>と、妻に説明しました。妻が近づいてくると、そのシュレーゲルアオガエル、田の水の中にダイビングして逃げ出しました。妻は、<わたしが近づくと、逃げるのよね。シュレちゃん・・・。あなたはいつも田んぼの中にいるから仲間だと思ってるのよ、きっと・・・>と話していました。もう一度、手のひらを水の中にいれると、そのシュレーゲルアオガエル、筆者の手のひらにのってきました。しばらくして、<下りて・・・>といって、水の中に戻そうとしますと、そのシュレーゲルアオガエル、筆者の手のひらかは腕をのぼって筆者の肩まで・・・。毎年、妻の実家の棚田の田で経験するシュレーゲルアオガエルとのスキンシップです。

なぜ、シュレーゲルアオガエルは、筆者の手のひらにのってくるのか・・・? これまでにもいろいろ考えてきたのですが、今日、やっと、納得のいく結論に達しました。黒猫黒兵衛が、筆者の膝にのってくるのと同じ理由・・・‼ 筆者の手のひらやひざの体温が高いから・・・。シュレーゲルアオガエルも黒猫黒兵衛ものんびりくつろぐことができるようです。

コシヒカリの田の草取りをはじめる・・・

今日、午前9:30~12:00まで、筆者は、コシヒカリの田の草取りをしました。まず、手押し式草取り器(コロコロ)で条間の草をとり、そのあと、市販の農具を改造してつくった<水田熊手>型草取り器を使って株間の除草をしました。

コシヒカリの田は、条間30cmで150列ありますが、今日は、2.5時間で10列分の条間の草取りができただけ・・・。作業をしながら、もっと効率よく除草するには、どうしたらいいか、考えていました。

その結果、次回からは、条間5列分の稲の株間を
市販の農具を改造してつくった<水田熊手>型草取り器を使って除草、そのあと手押し式草取り器(コロコロ)で条間の除草をすることにしました。1度に10の条間を除草するより、1度に5の条間を除草して折り返してさらに5の条間を除草する方が楽で、早くできるのではないかと思いました。左5・右5、右5・左5・・・を繰り返すと、からだを左右に捩ることになりますが、左5・左5・・・で除草すると、体を一方向に向けて作業できますので、腰に痛みがくるのを抑えることができるかもしれません。水のはった、田のぬかるみの中を歩くのは大変・・・。

マスクメロンと大玉スイカの苗の移植・・・

今日、午前9:30~12:00、妻の実家の棚田の田で作業・・・。

妻は、育苗用ハウスの中につくった畝に、育苗用ハウスの中で播種・育苗していたマスクメロンと大玉スイカの苗の移植作業をしていました。

マスクメロンは、昨年はじめて栽培したのですが、本格的なマスクメロンを収穫することができました。大玉スイカも、とても大きく甘いスイカになりました。昨年、マスクメロンを初収穫したとき、妻の実家のおかあさんに一切れ渡しますと、<これ、死ぬときに食うもんだべえ?おらあ、食わねえ!>と話していましたが、<買ったメロンではねえ! おらたちがつくったメロンだ。いっぱいできたから、すきなだけ食べてええぞ!>とはなしかけると、<そうか、じゃあ、ごっちになるか・・・>といって、食べていました。<うめえねあ、このメロン。おめえら、なんでも作れるようになったんんだなあ・・・>と感心していましたが、それから毎日、食後のデザートは、マスクメロンと大玉スイカになりました。

2013年4月1日、妻のふるさと・湖南に帰郷・帰農したのですが、妻の実家のおかあさんは、<おらあ、まだ死なねえ! 食うもん、まだ食ってねえ!>と話していましたが、今年の5月3日に老衰でなくなりました。95歳・・・。<食うもん食って>、この世を旅立ったのでしょうか・・・。もう1年長生きしたら、今年のマスクメロンも大玉スカイも食って死ねたのに・・・。

今朝、昨日繕った野良着を着て階下におりると・・・

今朝、昨日繕った野良着を着て階下におりると、妻に、<これ、昨日繕ったヤッケとズボン・・・>と話しかけました。妻は、<あら、いいじゃない? 野良着として着るなら、全然 違和感ないわよ。わたしも、あたなに繕ってもらいたいものがあるの。もちろん、野良着よ!>と話していました。

年金は下がるし、生活費は上がるし、これからは、前途多難な時代に突入するかもしれません。手元にあるものは、徹底的に再利用して、出費を抑える必要があります。田んぼの水管理と同じで、農業用水路から入ってくる水が少なければ、田の畦や土手、排水口からもれる水を極力抑えて、有機・無農薬、常時湛水栽培の稲作に必要な水を確保しなければならないのと同じ・・・。

破れた野良着を繕うだけでなく、マジックテープや、スナップボタンで開閉できるポケットもつければ、これまで以上に着心地のいい使いやすい野良着になるかもしれません。補植するとき、稲の苗を腰にぶら下げたかごに入れますが、そのとき、温水田に漬けた育苗箱の稲は水びたし・・・。それをかごにいれて腰につるすと、ズボンが濡れてしまいます。その部分が冷えて、あとで腰痛を来します。濡れないようにするために、スナップボタンで、使いふるしたカッパを必要な大きさにきりとって着脱可能にすることもできます。

2022/06/14

午後、野良着の上着3着、ズボン4本の繕い・・・

田の草取りをしていますと、全身どろだらけになります。着替える回数が増えるので、なにかにひっかけて破れた野良着の上着3着とズボン4本の破れを、片面接着芯を下敷きにしてアイロンをかけ、そのあと、家庭用シンガーミシンで千鳥縫いでたたきました。

野良着だから、千鳥縫いでたたくだけで十分・・・。

破れをそのままにしていますと、表地と裏地の間に、破れから土が入ってきて裾にたまりますので、それを防ぐためにも繕いが必要でした。最初、4本のズボンのうち1本を当て布にして他の3本に縫い付けようとしましたが、その1本も潰すのがもったいない気がして、繕って履き続けることにしました。

<3点千鳥>といわれる縫い方ですが、<3点千鳥>、<4点千鳥>という言葉、筆者にとっては、なにとなく懐かしい響きがあります。

あとで、妻にみてもらいましたが、<当て布するより、こちらの方がいいわよ。2階にあがっておりて来ないからなにをしているのかと思ったら、ミシンをつかってたの?>と話していました。

午後、納骨をひかえて、お墓の草取り・・・

妻の実家のおかあさんがなくなって、まもなく、<49日>を迎えます。その日、妻の実家のお墓に納骨しますが、その前に、お墓の周囲の草刈りにでかけました。

湖南の赤津村は、春彼岸に墓参りをする風習はなさそうです。春彼岸には、雪がまだ積もっていますから・・・。

筆者が草刈機で草を刈り、妻がアメリカンレーキでそれを集めました。妻は、<なんてことをするの! おとうさんの卒塔婆、半分に折れてるわ。折口からみると、つい最近ね。>と怒っていました。この前は、墓石を傷つけられていましたが、<ここらのもん>は、<ここらのもんでねえ、よそもん>の筆者と妻に、さんざん、いやがらせと排除・疎外、バカ農家よばわりしてきましたが、<ここらのもん>である、妻の実家のおかあさんがなくなってから、それはなくなるどころか、倍化しそうです。

はえぬきの田の株間の草取りと補植・・・

今日の午前中は、はえぬきの田の株間の草取りと補植をしました。

株間の草取りは、筆者が、市販の農具を改造してつくった<水田熊手>型草取り器を使って・・・。これまで、筆者がつくった株間の草取り器としては、もっとも合理的な株間草取り器になりました。妻は、この草取り器を手に持ってみて、<これ、思わ偉わね。水の中だと軽くなるの?>と不思議そうに問いかけてきました。筆者、<この重さがさいわいしたみたい・・・。株間のヒエが簡単にとれるから・・・>と答えました。補植するときは、この草取り器をさかさまにして周辺の土を手繰り寄せて、苗を移植したあと、地均しをします。この草取り器、補植にも役立つとは・・・!

午前9:30~12:00まで草取りと補植・・・。そのあと、常夏川沿いの細長い畑に畝つくりをして黒マルチを張り終えた妻が棚田に来て、<育苗用ハウスのなかで元肥を施したので、管理機で土をかぶせて・・・>といいますので、畝立て鍬で整地したあと、KUBOTAの管理機TRS70USで正転で耕耘、さらに、整地用熊手でつちくれを取り除きました。ことしも、自給用に、マスクメロンと大玉スイカを栽培するそうです。

2022/06/13

夕方、何度も足にひきつけが・・・

今日の午後、妻の実家の棚田のはえぬきの田で草取りをしていたとき、左右の田靴に水が入ってきました。ところどころ深みがあることは知っていたのですが、手であたたかいと感じても足では冷たいと反応することも少なくありません。

田の中で草取りをしている最中に、足にひきつけがきました。2回・・・。足にひきつけがきた場合は、その痛みを瞬間にとめる OutStrech をしました。家に戻って、着替えているときに2度、居間でテレビニュースを見ているときに2度、ひきつけがきました。<こむらがえり>、最初の数秒か十数秒で、その痛みをとめることができる OutStretch は、『新約聖書』の主イエスさまのみことばに啓発されてみにつけた OutStretch です。

スイスの哲学者・アミエルは、その日記の中で、<信仰なしには何も出来ない>と記しています。<神の摂理>(宗教改革者・カルヴィンの教説?)によって支えられているとは思っていないそうですが・・・。アミエルは、カトリック教徒・・・。

午後1:45~4:45、はえぬきの田の草取り・・・

午後、遅い昼食をとってすぐ、妻の実家の棚田の田に戻りました。

妻は、午前中に耕耘したこと夏川沿いの田畑転換した畑に、姫鍬を使って溝をほり、肥料をまいて、土をもとに戻し、黒マルチを張る作業をしていました。

筆者は、はえぬきの田の草取り・・・。市販の農具を改造してつくった<水田熊手>型草取り器、いろいろ試行錯誤をしながらその使い方をマスターしましたので、今日から、本格的に田の草取りに使用しました。

はえぬきの田は、ヒエがかなり大きくなっていましたので、<コロコロ(手押し式草取機)>を使って条間のヒエを除草しました。要した時間は90分・・・。そのあと30分ほど、
<水田熊手>型草取り器で、株間の草をとりました。条間は<コロコロ>で、株間は<水田熊手>型草取り器で、効率よく除草できそうです。

この<コロコロ>と
<水田熊手>型草取り器は、疎植・小苗植えで、有機無農薬でコメを栽培するときのための必須農具・・・。これまで、毎年、田の草取り法を考えて、いろいろ除草器を試作してきましたが、今回の<水田熊手>型草取り器は、1,080円の市販の農具を改造したもので、これまでで一番安価・・・。材料費に1万円をかけて、ほとんど役に立たなかったこともありました。今度、猪苗代のホームセンターに行ったとき、予備にもう1本入手することにします。

午前9:30~午後1:30、常夏川沿いの田畑転換した畑の耕耘・・・

今日は、午前9:30~午後1:30、常夏川沿いの田畑転換した畑を耕しました。

まず、草刈り機で草を刈って、それを、熊手を使って畝の両側に移動、そのあとKUBOTAの管理機TRS70USで正転で耕耘、細長い畑の中央を逆転で数回走らせ、妻が、その溝をさらに開墾鍬で20cmほど掘り下げ、筆者が姫鍬でさらに掘り下げ、両脇の雑草を熊手で、溝に集め、その熊手で雑草を敷いた溝を逆転でつみあげられた土で覆い、耕耘する前の元の状態に戻しました。

妻は、<これまでで一番きれいに耕耘できたわ・・・>と喜んでいました。管理機TRRS70USで正転で走らせても、土の中に埋め込んだ雑草は出てきませんでしたから・・・。

2022/06/12

午後1:30~4:00、田畑で作業・・・

猪苗代から戻ると、筆者と妻、すぐ着替えて農作業をはじめました。

妻は、段々畑の梅の木のある畑に作付けしたキュウリとインゲンの支柱のネット張り・・・。筆者は、棚田のひめのもちとはえぬきの田の草取り・・・。午後1:30~4:00、市販の農具を改造してつくった<水田熊手>型草取り器を使っての除草作業をしました。

今日も、
<水田熊手>型草取り器の使い方を検証・・・。どんな道具も、使い方次第で道具のもっている機能を100%発揮させることも、50%に減少させること可能です。今日、<水田熊手>型草取り器で田の草をとった方法は、

1.一列に並んだ稲の両脇を
<水田熊手>型草取り器を平行に走らせる
2.稲2株ごとに8の字をかくように<水田熊手>型草取り器を走らせる

稲1株の周囲を3回、
<水田熊手>型草取り器で除草することになります。除草する田の状況にあわせて、<水田熊手>型草取り器を使い分けます。

1.田の草を水面に浮かせる
2.田の草を土の中に練りこむ
3.田の草を除去し腰のかごに入れて田の外に持ち出す

市販の農具を改造してつくった<水田熊手>型草取り器・・・、手作業で田の草取りをするときの仕方を模したものです。両手をつかって田の草取りをするのは大変ですが、この<水田熊手>型草取り器を使うと、腰や膝を曲げることなく立った姿勢で除草できます。高齢者向けの有機・無農薬栽培のコメつくりのための除草器・・・。やはり、農具は、<身の丈ほどの>農具が一番使い勝手がいい・・・!

猪苗代へ食料品の買い出しに・・・

今日は一日雨と予報されていましたので、今日は、妻と猪苗代へ食料品の買い出しに行くことにしていました。

しかし、朝、Kestrelの農業者向けポケット気象計で微気象を調べてみますと、天気は回復傾向にあるとの表示・・・。妻に、<予報と違って、晴れるみたいよ・・・>と話しかけますと、妻は、<昨日の疲れが残っているから、今日は、農作業をやすみにして、食料品の買い出しにでかけましょう・・>といいます。それで、朝9:30に家を出て猪苗代へ向かいました。

妻のくるま・YARISは、高齢者向けの 安全機能を満載して、保険会社の車載器も搭載・・・。安全運転に徹しています。6月に入ってからもA判定・・・。11~5月までの累計の判定は、A判定で、点数は100点・・・。

<高齢者マーク>は、購入したものの、まだ一度も使用していません。<高齢者マーク>をつけたくるまが、無謀運転をしている場合も少なくないので、<高齢者マーク>は、自己防止にどれだけの効果があるやら・・・。<高齢者マーク>をつけてもつけていなくても、大切なのは、安全運転に徹すること・・・。

<田子>と<土子>・・・

インターネットの<名字由来net>によると、名字としての<土子>の読み方には、つちこ・つちご・つちね・どこ・どし・ひじこなどがあるようですが、<とね>とか<つちのこ>はありません。

この前、妻の実家の棚田の田の田畑転換した畑の藁塚の近くで、<ひばかり>というヘビに遭遇しましたが、最初、そのヘビをみたとき、<つちのこ・・・?>と思いました。あおだいしょうをみても、<つちのこ・・・?>だと思うことは100%ありませんが、<ひばかり>というヘビは、小動物を飲み込んだ姿を想像しますと、<つちのこ>に限りなく近い・・・。

『会津方言辞典』で<とね>をひいてみると、<牛馬などの当歳子>とありました。<当歳子>の<とうさい>の<ね>がちじまって<とね>になったようです。<田子>のことを<土子>とよぶならわしもなかったようです。しかし、そもそも、『会津方言辞典』には、<たご>ということばが記載されていない。

妻の話しでは、湖南町赤津村の旧家に<でんご>とよばれている農家があるようですが、<でんご>は<田子>のことなのかもしれません。赤津村の先祖代々百姓であった旧家・名門のこと・・・。

座右の書・・・

今朝5:30に起床・・・。いつもの健康管理・・・。最高血圧113、最低血圧72、脈圧差41、平均血圧86、脈拍数63、呼吸数15/分、体温36.1°C、体重60.2kg・・・。朝、両腕に痛み・・・。

今日は一日雨と予報されていましたの、健康管理のあと、『英訳聖書』(NSRV)の通読、そのあと、まくらもとにあった本のページをめくっていました。聖書を含むこの8冊の本が、今の筆者の座右の書ということになるでしょうが、今だけでなく、筆者の若きころから現在までずっと座右の書であり続けた本です。

バルト『キリスト教の倫理』、アミエル『アミエルの日記 6』、ヤスパース『真理について1』、ヴィトゲンシュタイン『哲学探究』、金子武雄『万葉 防人の歌』、佐瀬与次右衛門『会津歌農書』、貝原益軒『養生訓』・・・この8冊の内容、とランダムに開いた個所を、1冊の本として読んでいるようです。筆者のあたまのなかで、8冊の本は融合、筆者に、<思惟と人生>に関する基本的な情報、基盤を提供してくれているようです。

<長生きすれば、楽しみ多く益多し>。<人間は生きていると信ずるが、ただ信仰によって生きる>。<労働と思索と労苦・・・忠実さと自主的な探究>、<五月苗を植えて働く賎の男を田子といひけりまたは土子(とね)とも>、<人間は、自分の研究の本当の基盤にはまったく気がつかない>、<人間が本質に人間であればある程、孤立してくる>、<貧窮の中にも土に生き、恋に生きる喜び>・・・。いろいろな言葉が混然と一体化して、筆者の存在を形作っていく・・・。実存的自由に依拠しつつ・・・。

2022/06/11

『アミエルの日記』と『哲学探究』・・・

ヤスパース著『哲学』(全3巻)の精読を終えたあと、ヤスパースの『真理について』(全5冊)の精読を始めようと思っていますが、気分転換に、アミエル著『アミエルの日記』とヴィトゲンシュタイン著『哲学探究』の精読をはじめました。

『アミエルの日記』は、岩波文庫8冊・・・。『哲学探究』は、1冊・・・。これまでに、何度も通読したことがある本ですが、『アミエルの日記』全8冊を入手したのは、筆者20歳のとき・・・。成人になったのを記念して自分で買ったものです。ラートブルフ、ヤスパース、ヴィトゲンシュタインはドイツの哲学者ですが、アミエルはスイスの哲学者です。『アミエルの日記』を最初に読んだのは、高校に入学してまもなく、通学路の途中にある公民館に立ち寄って借りて読んだ『アミエルの日記』の抜粋集・・・。哲学者・アミエルの27~61歳の日記を、20歳になった筆者が読むことができる<しあわせ>・・・。試練の多い、筆者の20代を独学で生き抜いてこれたのは、この哲学者・アミエルの人生、哲学者としての日々を知ることができたためかもしれません。

74歳の筆者の<師>は、法哲学者・ラートブルフ、実存哲学者・ヤスパース、論理哲学者・ヴィトゲンシュタイン、フランスの哲学者・パスカル、文学者・ゲーテ、カロッサ、哲学者・アミエル、神学者・バルト、ニーグレン、動物学者・モリス、新井白石、貝原益軒、島崎藤村、柳田国男、肥後和男、大後美保、鴨長明、金子武雄、野本寛一、高村光太郎、石垣りん、丸山健二、北川健・・・。無学歴・無資格の筆者、高等教育とは無縁の存在ですので、いわゆる<師弟関係>なるものは皆無です。

無学歴そのまま終わる我が人生

Kestrel の農業者向けポケット気象計を見ながら農作業・・・

その日の農作業をどうするか・・・。

妻は、スマホで天気予報を確認しながら、雨雲レーダーの様子も参考にして、その日の作業の内容を決めるのですが、スマホで見る天気予報は、意外ところころと変わります。雨が降るといっても、前後数時間の誤差がともないます。2~3時間ずれると、農作業に大きなくるいが生じます。

それで、2013年、妻のふるさと・湖南に帰郷・帰農して以来、Kestrelの農業者向けポケット気象計で、妻の実家の田畑のある場所で、その微気象を判断します。このポケット気象計で、1.気圧、2.天気の変動、3.高度、4.時間、5.瞬間風速、6.最大風速、7.平均風速、8.DEC、9.湿球温度、10.湿度、11.dt、12.風向などを知ることができます。それらの数値と、棚田では、北の会津磐梯山と南の会津布引山にかかる雲と、西から東への雲の動きなどから、雨がふりはじめるのは、いつごろからなのか、推定することができます。

<Kestrel 3500Delta T >は、農業者向け微気象計です。これからは、田畑にでかけるときは、このポケット気象計を携帯します。

今日は、農作業に疲れ・・・

今日の一日の農作業・・・。午前9:00~12:00、午後1:00~3:00・・・。午前と午後で4.5時間の作業でしかなかったのですが、農作業を終えたあと、いつものOutStretch をしたにもかかわらず、左腕に痛みが残りました。筆者は、右手に関節障害があり、握力がすくないので、力作業をするときは、右手をかばうため左手に負担がきます。左手首や左腕、左肩に痛みがくるときは、加重労働の可能性があります。

午前中は、1.段々畑の、梅の木のある畑で、キュウリ4畝、インゲン3畝のためのネットをはる支柱をたてました。筆者も妻も、小柄なので、キュウリ支柱の高さは、手を伸ばしてその頂点に届く高さにするために、キュウリ支柱を専用の器具を使って土の中に深く差し込みます。そのとき力が要ります。

そのあと、電気柵の電線のつなぎ部分の補正・・・。

棚田に戻って、ハウスの中の土を、大玉スイカとマスクメロンの苗を移植するための畝つくりの準備として、管理機TRS70USで耕耘しました。

午後は、妻は、棚田の田畑転換した畑の一部に、育苗用ハウスの中で播種・育苗していた花の苗を移植・・・。筆者は、はえぬきの田の補植作業をしていました。補植する前に、市販の農具を改造してつくった<水田熊手>型草取り器で伸びてきたヒエを除草しましたが、同じ草取り器で、温水田やひめのもちの田の草取りをしましたが、ごっそりヒエの幼苗が水面に浮いていましたので、これまでのどの草取り用の農具より効果的であると判断しました。

午後3:00過ぎに雨が降り始めたので、作業を中止して家に戻りました。

2022/06/10

『哲学探究』のおもしろさ・・・

午後、棚田から戻って着替えたあと、ヴィトゲンシュタイン著『哲学探究』の続きをよみはじめました。

今日は、内容がやさしかったので、80ページまで読むことができました。

妻は、<あなた、そんな哲学書読んで、疲れないの?>と尋ねてきます。筆者、<気分転換になる・・・。この本は、あまり難しい本ではないから・・・>と答えました。冗談ではなく、ヴィトゲンシュタイン著『哲学探究』、読めば読むほど、その世界に引きずりこまれてしまいます。

<知っているけれど、いうことができない・・・>。

午後1:00~3:00まではえぬきの田の草取り・・・

午後、雨が止んだので、妻のふたりで、妻の実家の棚田の田に向かいました。妻は、野菜のたねまき・・・。筆者は、<水田熊手>型草取り器で、はえぬきの田の草取りをしました。いま、除草の対象となっている草は、ヒエの幼苗・・・。

どうすれば、<水田熊手>型草取り器を使いこなして、田の草を取り除くことができるのか、いろいろ試行錯誤をしながら、はえぬきの田の草取りをはじめました。午前中は、雨の中除草したのですが、除草がすすみました。しかし、午後は雨があがり晴れたにもかかわらず、試行錯誤をした分、除草が進みませんでした。

<水田熊手>型草取り器による除草対象の田の草は、1.セリ、2.ヒエ、3.コナギ、4.オモダカ、5.クロガイですが、<水田熊手>型草取り器は、万能型であるようで、どの田の草取りにも使用できそうです。

午前10:30~12:00、はえぬきの田の草取り・・・

雨の降るなか、午前10:30~12:00、はえぬきの田の草取りをしました。6月6日に猪苗代のホームセンターで入手した農具を改造してつくった、田んぼの稲の株間除草器を使って・・・。

株間除草器のつもりで改造したのですが、実際は、条間も株間も同時に除草できますので、株間除草器ではなく、<水田熊手>型草取り器と呼んだ方がよさそうです。水田中耕除草機(通称コロコロ)を使用したときのような体力の消耗はありませんし、腕や肩に痛みがくることもありません。ただ、必要なのは時間・・・。

仕事(J) = 力の大きさ(N) × 力の向きに動いた距離(m)

Nが少ないとmの数値が大きくなります。

仕事率(W) = 仕事(J) ÷ かかった時間(s)

<水田熊手>型草取り器で田の草取りをしますと、第1回目の草取りでは、仕事率は低くなり、かかる時間が増えることになります。しかし、
水田中耕除草機(通称コロコロ)を使ってヒエを取ると、その反動として、コナギが増える傾向にあり、コナギ取りに時間を割く必要が出てきます。田の草取り全体を考慮しますと、今回導入した<水田熊手>型草取り器がどの程度、除草に効果的であるかは、刈り入れ1週間前になってやっと結論がでます。

ともかく、今年の田の草取りは、
<水田熊手>型草取り器1本で行うことにします。

今日は雨、書斎の蔵書の整理・・・

今日は雨・・・。

天気予報がころころかわるので、あまりあてにならない・・・。今朝、Kestrelの農業者向けポケット気象計を取り出して、これからは、このポケット気象計のデータで、農作業をする時間帯を判定することにしました。このポケット気象計は、微気象を測定できますので・・・。

雨音を聞きながら、書斎の蔵書、インターネットの日本の古本屋経由で購入した積んでいた本を整理・・・。1冊、1冊、ほこりをとって、再び積み上げていきましたが、筆者の人生の晩年の読書をより充実したものにする本ばかり・・・。インターネットの日本の古本屋経由で入手した本は、いわゆる<定評>がある本ばかりで、新刊書のように、読んで当て外れがあるということはほとんどありません。

片づけながら、途中で脱線・・・。H.U.スヴェルドラップ著『神の救いの道 ルター小教理問答解説書』のページを開きましたが、いつのまにか、筆者には筆者なりの解釈ができあがってしまったようです。主イエスさまが神を信じたように筆者も信じ、主イエスさまが神に祈ったように筆者も祈る・・・。

それにしても、60歳になって年金の一部が入るようになってから74歳までの15年間に集めた蔵書・・・、筆者の人生における最大の<浪費>・・・? 筆者の蔵書は、フィクションはほとんどなくノンフィクションばかり・・・。概説書・史資料・論文集・研究書・学術書・事典・マニュアルばかり・・・。65歳になって、日本基督教団の隠退牧師になり、妻のふるさと・湖南に帰郷・帰農して、有機・無農薬で米と野菜を栽培するために、いろいろな本を多角的に集めていますが、高松求著『図解・60歳いからの水田作業便利帳』もそのひとつ・・・。米・大豆・麦作・陸稲モチの栽培法がかかれていますが、麦作と陸稲モチは失敗して、栽培断念・・・。来年は、大豆に挑戦してみます。失敗の原因は、著者が65歳になったプロの農家であること・・・。大型農業機械・化学肥料・農薬除草剤を使った従来型農業・・・。

2022/06/09

既存の農具を改造してつくった、筆者の<水田熊手>・・・

6月6日に猪苗代のホームセンターで入手した農具を改造してつくった、田んぼの稲の株間除草器、昨日、温水田とひめのもちの田の一部でテストしてみました。今朝、棚田の田にいったとき、最初に、その除草効果を確かめたのですが、ヒエの芽がすべて取り除かれていました。

午後、棚田の田を離れるとき、はえぬきの田を見たのですが、ヒエの芽が目立つようになっていました。雨の合間をぬってでも、田の草取りをしなければ・・・。

このありふれた農具を改造してつくった、田んぼの草取り器・・・、インターネットのYouTube で、いろいろな田の草取り法を見てみたのですが、類似したものはありませんでした。農具の種類としては、<水田熊手>の類ですが、<熊手>の使い方としては、破天荒な使い方をします。<熊手>を天地さかさまにして使用すますので・・・。

田の草取り、結果よければすべてよし・・・。結果が出るのは、刈り入れのために田の水を抜いたとき・・・。

午後2:00~5:00、雨除け栽培用トンネルの周囲に防獣ネットを張り巡らす・・・

ハス田の草取りを終えた筆者と妻、<疲れたね・・・>と顔をみあわせました。妻は、<家に戻りましょう。ひとしごと終えたのですから・・・>といいます。筆者、<ほかの作業ならしてもいいよ。雨除け栽培用トンネルの周囲に防獣ネットを張る作業とか・・・>と妻に語り掛けますと、妻は、<目を丸くして、大丈夫? できるの?>と心配そうな表情を浮かべていましたが、さっさと、必要な資材を集めはじめました。

全周60mの坊獣ネットをはるのに要した時間は3.0時間・・・。

張り終えたころ、さすがに、筆者の右手に痛みが来ていました。風呂あがりに、右手の OutStretch をしました。すぐ痛みがとれましたが、今日は、午前中2.5時間、午後4.0時間の計6.5時間の右手・左手をつかった手作業でした。

家に戻ると、玄関で、黒猫黒兵衛が待っていました。我が家のタイムキーパーをしている黒兵衛は、筆者と妻が、4:00を過ぎても帰らないのを心配していたようです。

午後1:00~2:00、妻と2人でハス田の除草・・・

午後1:00~2:00、妻と2人でハス田の除草しました。

セリは、水のきれいなところにしか棲息しないとか・・・。農業用水路の水は、温水田経由で、ひめのもち、はえぬき、コシヒカリの田に注ぎ込まれますが、温水田の水量が多いときは、UV管を伝ってハス田に流れるようにしています。ハス田が一定の水量に達すると山側の農業用水路(排水路)に流れ落ちるようになっています。つまり、ハス田は、いつも水が流れこんでいますので、セリが繁殖することができるほど、きれいな水の通り道になっているのでしょう。

筆者と妻で、合計4.5時間をかけて、0.1反(30坪)のハス田のセリを取り除くことができました。

電気柵の再設置・・・

昨日、郡山の援農ショップ・グラントマトで購入した電気柵のセット・・・、その本体のみを取り出して、乾電池をいれました。ついでに、テスターにも9Vの電池を入れて使えるようにしました。

新しい電気柵の本体は、棚田の田で使用することにして、棚田で使用していた電気柵の本体は、段々畑の梅の木の畑の、故障した電気柵の本体と入れ替え、故障した本体は家にもって帰りました。

家で、故障した本体をチェックしてみたのですが、なぜか、異常なし・・・。どうやら、故障の原因は、本体ではなく、アース線にあったようです。アース線は銅線ですが、銅線もさびるとアースの役目を果たさなくなるようです。古い2本のアース線をやすりで磨いて、さらに新しいアース線を1本追加したのが問題解決につながったようです。

育苗用ハウスの中の除草シートの片づけ・・・

今日は、午前9:30~12:00まで、妻の実家の棚田の田で作業しました。

妻は、育苗用ハウスの中に敷き詰めた除草シートの片づけ・・・。筆者は、ハス田の草取り・・・。

ハス田に生えている雑草は、セリがほとんど・・・。筆者は、6月6日に猪苗代のホームセンターで入手した農具を改造してつくった、田んぼの稲の株間除草器を使って、このセリを取り除く作業をしました。草丈20~30cmに伸びたセリを、簡単に根こそぎ抜き取ることができました。この除草器、田んぼの草取りだけでなく、ハス田の草取りにも有効・・・。といってもセリに隠れるようにして芽を出している備中レンコンをセリと一緒に取り除かないようにするためには、要所要所で、手でセリを抜き取る必要がありました。

午前中の作業を終えて家にもどるとき、育苗用ハウスの中に入りますと、入り口の単管パイプの上に、トカゲのトカちゃんがとまっていて、筆者と目があいました。なんと、しっぽが切れてる・・・。筆者、トカゲのトカちゃんに、<なにか、恐い目にあったの?>と問いかけました。トカゲのトカちゃんは、イネの育苗箱に水をやる筆者と毎朝あっていますので、筆者を見てもそのしっぽを切ることがないのですが、妻にその話をしますと、妻は、<トカちゃんがしっぽを切り離したのは、わたしのせい・・・。育苗用ハウスの中の草を取り除いていたとき、最初、長いしっぽがあったのに、そのうちしっぽが切れてしまってたの。>と話していました。トカゲはすぐしっぽが生えてきますので、心配する必要はないのですが、筆者を見つめるトカゲのトカちゃん、とてもやさしい目をしていました。

2022/06/08

午後2:30~4:30まで、棚田の田で株間除草器のテスト・・・

午後、雨が降っていましたが、妻の実家の棚田の田に行って、6月6日に猪苗代のホームセンターで入手した農具を改造してつくった、田んぼの稲の株間除草器をテストしました。

まずは、ひめのもちの田で、試験的に使ってみましたが、なれが必要であるとわかりましたので、0.5反の温水田で、この株間除草器をつかった効果的な除草法を試行錯誤してみました。その結果、1.芽を出したヒエ、2.4~5cmほどの草丈になったコナギなど雑草、3.20cmほどの草丈のヒエ、オモダカなどの雑草も、これ1本で除草することができることが分かりました。除草した草を集めることもできますので、とった草を田の外に持ち出すこともできます。しかも、株間の草だけでなく、それを効果的に草取りをしようとすると条間の草も除草できることがわかりました。集めた草はまとめて足で、条間の土の中にねじ込み土をかぶせることができます。

これまで、田の草取りに、いろいろ試行錯誤して失敗を積み重ねてきましたが、今回が最高・・・! 七転八起ならぬ<八転九起>・・・。市販の農具を改造してつくった今回の稲の株間除草器、1.本体価格が安価(1,080円)、2.耐久性があり、3.柄に適当な長さがあり、1足ごとに5条の苗の草取りをすることができる、4.適当な重さがありヒエの芽をとりのぞくのに十分、5.除草の深さは、2~3cmと7~8cmにつかいわけできる、6.水面から飛び出した土を均すことができる、7.短時間で広範囲に除草作業が可能、8.関節障害のある右手でも作業できる・・・。

2014年、コメつくりをはじめた最初の年は、KUBOTAの展示会で購入した<水田熊手>(3,000円?)を使用しました。今では、4本保有していますが、それよりもっと使い勝手がいいものはないかと試行錯誤してきましたが、今回、市販の農具を改造してつくった田の草取り器もこの<水田熊手>の一種・・・? 今年は、水田中耕機(通称コロコロ)を使わなくても、田の除草ができそうです。コロコロを押すのは、かなり体力を消耗しますが、市販の農具を改造してつくった田の草取り器の操作は楽・・・。

同じメーカーの同じ機種の電気柵を求めて・・・

今日は、午前9:30に、妻とふたりで、郡山のグラントマトへでかけました。これまで、同じメーカーの同じ機種の電気柵を3台購入していますが、その1台が故障しましたので、同じものを買いに・・・。

しかし、19,800円の電気柵はなく、並んでいたのは、他のメーカーの他の機種で、価格は25,800円・・・。グラントマトの担当者の方の話しでは、価格が高騰し、筆者と妻がこれまで使っていた電気柵は、他のメーカーの25,800円より高くなるので、販売する電気柵を変更したのだとか・・・。

別のコーナーに、口空きの19,800円の電気柵がありました。担当者の方が付属品等を確認したうえで、これまで筆者と妻が購入した3台のセットとは仕様変更があり、その変更点について詳しく説明してくださいました。電気柵用テスターは、無乾電池のテスターから乾電池式のテスターに変更になっているけれど、新旧どちらでも使用可能とか・・・。

郵便受けと間違えるような真っ赤な色の電気柵本体・・・。妻の実家の棚田の田や段々畑の畑のアクセントになっています。

2022/06/07

過多も過少も知恵に対して等しく罪を犯す・・・

過多も過少も知恵に対して等しく罪を犯す・・・

スイスの哲学者・アミエルの言葉です。筆者も妻も、趣味は読書です。ふたりの蔵書は、約3000冊・・・。筆者74歳、妻は66歳、さいわいふたりとも、老眼鏡をかけないでも読書することができます。

老年をより充実したものにするために、これから先、何冊の本を読むことができるのか、わかりませんが、筆者の読書力・読解力の器のちいささからいっても、読書冊数が<過多>になることも<過少>になることもこのましくありません。<日々の糧>は、<過多>でも<過少>でもなく<適当>が一番いい・・・。アミエルは、<過多>も<過少>も<知恵>に対する<罪>だといいます。<節度を失わない努力、これが義務である>といいます。

夜になっても、雨が降り続いています。午後、スズメが30羽ほどやってきて、えさの玄米を催促しますので、2020年産こしひかりを散布してやりました。スズメは、いつも、それぞれ、多すぎず少なすぎず適量食べて行きます。スズメは、餌場の玄米を1粒1粒ていねいに、引き潮のあとに砂浜が出てくるように食べて行きます。筆者が、ヤスパース著『哲学』(全3巻)を一語一語ていねいに読んだ行ったのと同じように・・・。もしかしたら、筆者が、スズメの真似をして本を精読しているのかもしれません。

ヴィトゲンシュタイン著『哲学探究』の精読をはじめる・・・

ヤスパース著『哲学』(全3巻)の精読を終えたあと、ヤスパース著『真理について』(5分冊)の精読をはじめようと思ったのですが、気分転換に、ヴィトゲンシュタイン著『哲学探究』を精読することにしました。

無学歴・無資格、学問とは無縁の筆者にとっては、ヤスパース著『哲学』(全3巻)は、精読するのに多くの時間と労力が必要になりましたが、ヴィトゲンシュタイン著『哲学探究』は、はるかに読みやすい<哲学書>です。ヤスパースの哲学を、<全体>の対極にある<個>の哲学であるとしますと、ヴィトゲンシュタインの哲学は、<非日常>の対極にある<日常>の哲学であるといえます。『ヴィトゲンシュタインの講義 ケンブリッジ1932~1935年』を精読するか、『哲学探究』を精読するか、迷ったのですが、気分転換に読むので、『哲学探究』を読むことにしました。

気分転換に、最初は、元NHKのアナウンサーであった鈴木健二さんの『「経験学」のすすめ 失敗から学ぶ人生の成功法則』、頭はうまく使わなきゃ もう一つ別のやり方実践学 を読んでみようと思ったのですが、『昭和からの遺言』、『老いの災厄 七転びはしても八起きはない』を拾い読みをしていて、読むのにすごく疲れる本だとわかったので、すぐごみ箱へ・・・。筆者の本集めはもう終了している・・・。

年金額改定通知書が届く・・・

午後、家に戻ると、筆者と妻と、なくなった妻の実家のおかあさんの<年金額改定通知書>が4通届いていました。おかあさんの通知書は、おかあさんの年金と、おとうさんがなくなったあとに入ってきた遺族年金の2通・・・。

年金くらしだけなら、筆者と妻の老後の暮らしは、すでに破たん・・・。少ない年金を、消費財(旅行・温泉めぐり・グルメ・外食・飲酒・賭け事・・・)には使用しないで、生産財にのみ使用することにしています。おもに、田畑の維持管理、有機・無農薬栽培によるコメと野菜の自給のために用いますが、健康維持を兼ねています。

それにしても、年金の受給額が徐々に、徐々に少なくなっていきますが、老後の暮らしは、さらに厳しくなるのでしょうね、きっと・・・。来年から、妻の実家の田畑を再編成して、自給用に、コメ、砂糖(てんさい)、食油(なたね油)、みそ・しょうゆ・とうふ(大豆)を栽培することにしています。

コメ、味噌、醤油、豆腐、砂糖・・・を自給用に栽培・加工することができれば、少ない年金でも老後の暮らしは充実したものになりそうな予感がします。

午後、小雨降るなか、雨除け栽培用トンネルのビニール張り・・・

午後1:15~2:45、妻が、<午後、雨が降るでしょう? 雨除け栽培用トンネル、あと6m、ビニールを張らないといけないだけれど、あなた、体力にゆとりある・・・?>とといかけてきますので、一緒に、棚田にでかけました。

昨日、会津坂下の援農ショップ・グラントマトで、9m長さの雨除け栽培用トンネルのビニールを入手しましたので、それを持って、棚田へ・・・。昨日、かなり強い風が吹いていましたので、この雨除け栽培用トンネル28mのうち22mまでビニールを張っていたのですが、強風にとばされているのではないかと、妻は心配していました。しかし、ビニールをとめているパッカはひとつも外れていませんでしたから、きちんとビニールを張ることができたのでしょう。残りの6mは、つなぎ目をダブらせてはりました。

ついでに防獣ネットもはるつもりでしたが、雨が強くなたので、家に戻りました。今日の雨は、冷たい雨・・・。

午前9:30~12:30、段々畑で電気柵を設置・・・

午前9:30~12:30、妻とふたりで、段々畑で電気柵を設置しました。

設置し終えて、テスターで通電を確認しますと、エラーが発生・・・。テスターが反応しない・・・。それで、故障の原因を調べることにしました。電気柵の本体の破損の有無、アース線の不具合の有無、テスターの不具合の有無・・・。

同じメーカーの同じ機種を3台使っていますので、他の2台の電気柵と比較検証しながら、たどりついた結論は、電気柵本体の故障・・・。その故障の原因は、かみなりによる過電流が流れたため・・・。電気柵は、アース線を張っているのですが、その線が切れて、アース線の役割を果たしていなかったことと推定されました。

電気柵は3台とも、郡山のグラントマトで購入しましたので、また郡山にでかけなければ・・・。

88種類の有機・無農薬野菜の栽培法・・・

今朝、4:30に、妻の実家の棚田の育苗用ハウスに、夏野菜の種まきに行った妻が帰ってきて、<あなたこの本に、あなたがメモしているこれはなあに・・・?>と問いかけてきました。筆者は、右手の関節障害があり、筆記することができなくなりました。今はかなり改善されているのですが、突然、ひきつけが起きたりしますので、文字がしばしば読めなくなります。筆者、<88種類って書いたつもりだけれど・・・>と答えましたが、この<有機・無農薬野菜の栽培法>に関する本を入手したとき、この本に紹介されている野菜の数を数えたところ88種類ありましたので、見返しに<88種類>とメモ書きしていました。

妻は、<この本、便利なのよね。いそがしいときに、本を読むひまがなくても、この本は、全部図解だから、すぐわかるのよね・・・>と話していました。妻は、妻の寝室に、有機・無農薬栽培に関する本を50冊ほど持ち込んで、夜、読んでいるようですが、認知症で世話と介護が必要だった、妻の実家のおかあさんがなくなって、妻は、少しく時間的ゆとりができ、自給用にさらに栽培品目を増やすことにしたようです。

2022/06/06

会津坂下のグラントマトと猪苗代のホームセンターで・・・

今日は雨・・・。

それで、筆者と妻は、再度、会津坂下のグラントマトへでかけました。雨除け栽培用トンネルの屋根のビニール9m、電気柵の碍子20個を購入・・・。そのあと猪苗代のホームセンターで、育苗用培土1袋、稲の株間の草取り用具1本を購入・・・。さらに、スーパーに立ち寄って、昨日購入し忘れていた食品を購入して帰ってきました。

家に戻ると、稲の株間の草取り用具として買ってきたものを持って、棚田へ・・・。実際に、田んぼの稲の株間の草取りができるかどうか確認しました。これまで毎年、いろいろな田んぼの稲の株間の草取りのために道具を自作してきましたが、ほとんどが失敗・・・。しかし、今回が一番シンプルで、材料費が1,280円と安価・・・。KUBOTAの小型乗用田植え機で、田植えをした場合、条間30cm、株間24cm・・・。稲の成長と共に株間も狭くなってきますので、今回入手した株間の草取り用具の幅を16cmに切り詰めました。それで、妻の実家の棚田のひめのもちの田と温水田のセリを除草してみましたが、思った以上に快適に除草することができました。一度に4条の株間の田の草を除草できます。除草した草を集めて田の外に持ち出すのも簡単・・・。今年の田の草取りは、まず、この株間の草取り用具で株間のヒエをとりのぞき、そのあとコロコロで条間のヒエを取り除くことになりそうです。

2022/06/05

ヤスパース著『哲学』(全3巻)を読み終える・・・

夕方、ヤスパース著『哲学』(全3巻)を読み終えました。

『哲学』(全3巻)の最後の段落は・・・

<口にすることは容易であるものも、完全に顕在することは決してない。それは・・・非真実となる。完成(した存在の幻想)に耽溺することによってではなく、苦悩の道の上で世界現存在の非情な顔付きを注視しながら、そして交わりにおける固有の自己存在にもとづく無制約性によって、可能的実存は、計画されるべきものでもなく、そして願望されると「馬鹿げたことになるもの――難破の中で存在を経験すること――を達成しうるのである>。

棚田の雨除け栽培用トンネルの屋根のビニール張り・・・

午後1:30~4:30まで、妻の実家の棚田の上段の田畑転換した畑に設置している<トマトの雨除け栽培用トンネル>の屋根のビニール張りをしました。

今日の午後は、晴れて、風もほとんど吹いていませんでしたので、屋根のビニール張りをするのが楽でした。しかし、そこは、風の町湖南、時折突風が吹いて、屋根のビニールが吹き飛ばされそうになりました。いつも、飛ばされそうになったビニールと一緒に妻が浮き上がる場面がありましたので、今日は、これまでの張り方とは異なる方法で張りました。

雨除け栽培用トンネルの長さは28mですが、6m不足・・・。筆者、<なんで・・・?>と思ったのですが、妻は、<去年、転用して使ったからないわ・・・>と話していました。それで、雨除け栽培用トンネルのビニール(8m)を買いに、会津のブラントマトへ出かけなければならなくなりました。

今、使っている雨除け栽培用トンネルのビニールは、今年で3年目になります。トンネルの支柱は、19mm径のふつうのキュウリ支柱ですが、耐雪仕様で設置していますので、冬もそのまま放置しています。今回の豪雪にも倒壊・変形することはありませんでした。

家に戻ると、インターネットの BOOKOFF ONLINE で注文していた、元NHKのアナウンサーであった鈴木健二さんの本5冊が届きました。

1.『「経験学」のすすめ 失敗から学ぶ人生の成功法則』
2.『こんな暮らしを知ってますか? 聡明な女の春夏秋冬』
3.『昭和からの遺言』
4.『老いの災厄 七転びはしても八起きはない』
5.『頭はうまく使わなきゃ もう一つ別のやり方実践学 5.については、シミが多いので販売できる類のものなので、送付するけれど無料とか・・・。2.は、妻が読むことにしました。残りは、筆者・・・。筆者の読書は、ほとんどが古典・学術書・論文集などで、ベストセラーになるような本を読むことはほとんどありませんが、丸山健二、鈴木健二、鷲田小弥太、黄文雄さんの本は例外・・・。 鈴木健二さんの『老いの災厄 七転びはしても八起きはない』には、<老人は浪人である。74歳までは自分の食い扶持を稼ごう>とありましたが、この本は団塊世代の老後を生きるための指南書・・・? 日本基督教団の隠退牧師である筆者にとっては、<自分の食い扶持を稼ぐ>ではなく<自分の食い扶持は自分でつくる>・・・。昔、NHKのテレビをみていたとき、鈴木健二さんが、<ひとつの主題について20~30冊関連書籍を読めば、80%の知識・情報を入手することができる>と話しているのを見て、それ以来筆者は、ひとつの主題について、30冊読むのが習慣になりました。筆者と妻の蔵書は3000冊ですが、1主題30冊として100の主題についてその分野の80%の知識・情報を入手できる状態にあります。妻はスマホ、筆者はパソコンでも知識・情報を入手していますが、情報源はあくまで3000冊の蔵書が基本になります。

農業用資材を買いに会津のグラントマトへ・・・

今日、午前9:15~午後1:15、農業用資材を買いに、軽トラで会津のグラントマトにでかけました。

電気柵の支柱、在庫29本とガイシ20個、牛糞堆肥10袋、鶏糞ペレット3袋、培養土8袋、野菜の苗24本、落花生の種2袋を購入・・・。必要なものをすべて入手できて、妻は笑顔・・・。

そのあと、国道49号線沿いの会津のスーパー・ヨークベニマルによって、日用品・食料品を購入しました。

2022/06/04

午後、段々畑の畦と土手の草刈り・・・

今日の午後は、1:00~3:00まで作業・・・。

妻は、段々畑の西・北側の畑に、この前に引き続いて、オクラの苗とサトイモの苗を、山側の畑の下の畑に移植していました。

筆者は、段々畑の梅の木のある畑に電気柵を設置するために、草刈りをしました。中山間事業の補助金で配布された、スパイク付きの長靴を履いて草刈りをしました。スパイク付きの長靴、傾斜角度45°でも、足元が安定できるので、とても便利・・・。今回は、電気柵を設置する場所だけでなく、野生動物の隠れ場になる、周辺の土手や耕作放棄地の草も刈り取りました。

妻の作付作業が終わると、棚田の田に行って、農業用水路の水をとめました。引き込み用水路から温水田経由で少しく温められた水を下段のコシヒカリの田に注いでいましたが、水が行き渡っているようなので、取水をとめました。

今日は、午後3:00で、ダウン・・・。なにとなく熱中症気味・・・。まだ、からだが慣れていないのでしょう。

午前9:00~11:30、コシヒカリの田の補植作業・・・

今日は、午前9:00~11:30、妻は、下段の田のハス田の草(ほとんどがセリ)取り作業をしていましたが、水が冷たく足が冷えるとかで、この前猪苗代町のホームセンターで購入したリンゴの苗木2本を、中段の田畑転換した畑の一角に移植していました。

筆者は、下段のコシヒカリの田の移植作業・・・。コシヒカリの田は、長方形ではなく、グランドピアノのような変形・・・。そのため、思うように、KUBOTAの田植え機EP3で田植えをすることができず、あとで手作業で移植するつおりで、まだ田植えがすんでいない場所が10か所ほどありました。今日は、その10か所に、手作業でコシヒカリの苗の補植をしました。

田植えが終わったあとの育苗箱の稲は、そのまま温水田につけていましたが、コシヒカリの苗も、少しく草丈がのび、補植しやすくなりました。

今年、稲刈りがすむと、コシヒカリの田を西側2:東側1に分けて、東側1は、南側1:北側1にわけて、西側はコシヒカリ、東側の北側は菜種、東側の南側は大豆の作付をするために、畦づくりをすることになります。コシヒカリ360坪、菜種90坪、大豆90坪・・・。補植作業をしながら、筆者、来年の春の棚田の風景のイメージつくりをしていましいた。

来春から自給用に菜種と大豆の栽培をはじめる・・・

今朝1時間半ほど、妻と、来春から、妻の実家の棚田の下段の田の一部で、菜種と大豆の栽培をはじめることについて話をしました。妻は、100%の菜種油は高価なので、1.8リットル5本自家消費用に取れたら大満足とか・・・。大豆についても、豆乳・豆腐・醤油・みぞなどを自家消費用に製造できたら健康にいいとか・・・。

問題は、標高550mの湖南高原の棚田の田で、有機・無農薬栽培で菜種と大豆を栽培できるかどうか・・・。それで、手持ちの資料を調べていましたら、菜種も大豆も、適切な品種を選択すれば、はるまきで十分収穫できるとか・・・。播種と育苗、栽培管理の方法と、栽培に失敗しないための注意事項を確認しました。

筆者と妻の年金暮らし&百姓暮らし・・・、限られた栽培費用の範囲で、より充実した田舎暮らし・百姓暮らしを達成することができそうです。<つくって健康、食べて健康>、後期高齢期の百姓暮らしは、夢がいっぱい・・・。

2022/06/03

来年は、コシヒカリを33%減反に・・・

来年は、コシヒカリを栽培している、妻の実家の棚田の下段の田を33%減反にすることにしました。

減反にして、何を栽培するのかといいますと、菜種・・・。栽培目的は、自給自足用に菜種油を入手するため・・・。33%減反分(180坪)で菜種を栽培して菜種油をとりますと、1.8リットル瓶×10本程度の菜種油を入手できます。

自給用としては多すぎますので、90坪で菜種を栽培して、菜種油1.8リットル瓶×5本をとり、あとの90坪は、大豆を栽培することにします。90坪で45kgの大豆を収穫できます。自家製の醤油、味噌、豆腐をつくることにします。

年金暮らし&百姓暮らし、74歳の筆者、66歳の妻、高齢化とともに段々体力が減少していくでしょうから、農作業は分散化したほうがいいので・・・。

午後2:00~3:00、棚田の田で作業・・・

今日の午後2:00~4:00、妻の実家の棚田の田で作業をしました。妻は、疲れたといいますので、筆者ひとりででかけました。妻は朝早くから作業していましたので・・・。

筆者は、棚田の下段の田のトラクターを乗りいれる一角、手作業で浅く耕し、コシヒカリの苗を補植しました。そのあと、電気柵の下の長く伸びた草を鎌で刈り取りました。それから、KUBOTAの管理機TRS70USのアクセルレバーのワイヤーの調整作業・・・。やはり、ワイヤーが入荷したら、交換する必要がありそうです。当面、農作業に支障をきたすことはありません。

哲学者ヤスパースは、大型農業機械・化学肥料・農薬・除草剤等を使用した営農においては、神のみむねを知るための<自然の暗号>とは無縁であるが、有機・無農薬で自然の摂理にそって農業をしているときは、<自然の暗号>を解釈することで、神のみむね、その配剤を知ることができるといいます。妻の実家の棚田の田や段々畑の畑は、諸々の自然現象のかたまりですが、湖南の他の田とは異なる独自の田畑・・・。そこで営まれる米や野菜の栽培は、その田畑でしか可能にならない栽培・・・。風がどこからどのように吹くのか、水はいつどのような水として流れてくるのか、光はいつどのように差し込んでくるのか、田畑に投入して有機肥料がいつどのように米や野菜に効いてくるのか、田畑のいきものたちにどのような影響を与えるのか、わからないことばかり・・・。それも<自然の暗号>・・・。そこに、主なる神さまのみむねを知り、感謝するためには、<自然の暗号>の解釈が必要です。

天気予報は雨だったのだけれど・・・

今朝5:00、妻は、段々畑の畑で、育苗用ハウスで播種・育苗していたオクラの苗を移植するための畝つくりにできかけました。

筆者は、いつもの健康管理をして、『英訳聖書』(NSRV)を通読、そのあと、ヤスパースの『哲学』(全3巻)の続きを精読していました。7:30に階下におりたときに、妻が軽トラに乗って帰ってきました。雨は降っていませんでした。妻は、KUBOTAの管理機TRS70USで耕耘していた畑で、姫鍬を使って畝つくりをして、黒マルチをはってきたようです。3畝・・・。

9:30に、再び段々畑に行って、山側の北側の、ちいさな畑をKUBOTAの管理機TRS70USで耕耘、そのあと、稲苗代のホームセンターで購入した里芋の苗を移植するために、肥料をまいて、管理機で逆転で畝立てをしました。ついでに、肥料は散布していませんが、残りの部分も畝立てをしました。その間、妻は、里芋の苗を移植するための畝2つに黒マルチをはっていました。

そのあと、梅の木のある畑で、まだ作付していない部分で、管理機を使って畝立てをしました。その間に、妻は、その北側の畑で、朝用意していた畝にオクラの苗を移植していました。11:30頃から雨がふりはじめましたので、作業を急いで、12:00に棚田を離れました。

筆者と妻、同時に、<疲れた・・・>と口から言葉がもれました。雨が降りそうで降らない、高温で湿度が高いので、疲れが倍増したようです。

2022/06/02

筆者の人生の中で一番充実していた時期は・・・

筆者の人生の中で一番充実していた時期は・・・

この前、娘家族が遊びにやってきたとき、孫の向学ちゃんが誰に似ているのか、という話になりました。

娘:向学は、とてもおしゃべり・・・。これは、おとうさんに似てるのよね。私も夫もおしゃべりではないから・・・。
筆者:わたしは、こどものころ、無口っていわれていたけれど・・・。
娘:絶対にそんなことはない! おとうさんはおしゃべりよ!

筆者が無口であるかそうでないのか・・・。人生は、いろいろ変化していくものですから、こどものころ無口でも、小・中・高と無口で通っていても、青年期、壮年期、老年期と人生が変化していく中で、無口がおしゃべりに変わる可能性はたぶんにあります。筆者が無口からおしゃべりに変わったのは、それまで勤めていた、某医学研究所付属病院の臨床病理検査の仕事をやめて、ドイツのベアリングや縫製機器の輸入専門商社である株式会社ジューキに就職したとき・・・。職業安定所で、<難しい試験のある会社、給与の高い会社>を紹介してもらいました。職業安定所の担当者の方は、<これまで何人も紹介しているけれど、みんな不採用になっています。そこでも受けてみますか?>といわれ、すぐその会社に出向きました。そのとき、たまたま本社から出張してきていた専務さんが、FAXで人事部から入社試験問題を送ってもらい、筆者、応接室で専務さんの目の前でその試験問題を解答することになりました。その問題というのが、英語の文書・・・。専務さんは、<辞書をつかってもいいので訳してください>と言われましたが、筆者は辞書なしで訳しました。すると、専務さん、本社の人事部に電話して、筆者を即採用してくださいました。<高校を卒業したあと大阪府の職員をしたり病院で臨床病理の検査をしてきた実績を評価して、高校卒業と同時にこの会社に入ってきたものとして年齢給をさしあげますから、頑張ってください>と、採用がきまりました。

3か月間、業務をおぼえたあと、筆者は、Missionary Salesman の仕事に従事することになりました。最初の仕事は、代理店との顔つなぎのため、集金・・・。しかし、学校や病院に勤務していた筆者は、無口を絵にかいたような存在・・・。最初、倉敷市の Kosen ミシンという大きな代理店の回収にでかけたとき、1日、椅子にすわってまっていても、集金させてもらえませんでした。営業所に戻って、所長にその話をすると、<なにもしないで、何も話さないで、椅子に座ってたのか? それじゃいつまでたっても集金はできない。明日、会社のシャッターが開くのを待って中に入り、丁稚奉公をするつもりで手伝って来い!>と指導され、次の朝、その会社のシャッターが開くと同時に、社長に、<何のお手伝いしましょうか?>と話しかけ、ひとつのことが片付くと、<次は何をしましょうか?>と、一日、社長の指示に従っていろいろなことをしました。そして、5時前、社長は、<今日は、よくやってくれた。助かった。小切手を書く時間ができたから、集金させてあげよう。>といって、生まれてはじめてみる額面500万円の小切手をいただきました。そして、<はい、これ、おみやげ・・・>といって、注文書まで・・・。そのとき、社長さん、<私は忙しいんだ。新聞を読むひまがない。これから、うちの会社にくるときは、その日の新聞を読んで、その内容を簡潔に教えてくれ。文化欄や社会欄ではなく、経済欄や政治欄、株価の情報もきちんと読んで、間違えないように正確に教えてほしい>といわれて、それから筆者、新聞の読み方と、読んだことをほかのひとに伝える話し方がすっかり変わってしましました。

無口な筆者が、雄弁な、Missionary Salesman に変身してしまったのです。その年、株式会社ジューキは、ドイツのデュルコップ社に加えてイタリアのリモルディ社の縫製機器を取り扱うようになりました。そして、筆者は、そのリモルディ担当に・・・。筆者に与えられた課題は、半年間、中四国の商工会議所をまわって、リモルディ社の縫製機器を購入してくれそうな会社のリストとつくると同時に、1台でいいから、リモルディ社の縫製機器の注文をとってくること・・・。そのために、本社から送られてきた資料は、リモルディ社の英文のカタログや説明書、パンフレット、30cmの高さの英文の資料・・・。筆者、それを読んで、売れそうな縫製機器のパンフレットをつくり、それをもって代理店をまわり、リモルディ社の製品を紹介してまわりました。

リモルディ社の縫製機器は、ニット製品を縫うミシン、女性の下着やファンデーションを縫うミシン、スポーツウエアを縫うミシンが多く、筆者は、グンゼ、レナウン、ワコール、アンネなどの工場をまわって、リモルディ社の縫製機器を宣伝してまわる Missionary Salesman の職務を遂行することになりました。ある女性の下着を製造している会社を訪ねたとき、応接室に通されましたが、その応接室、出入り口のドアを除いて、その会社が製造する女性のいろとりどりの下着が並べられていました。筆者、突然の異空間に迷い込んでとまどっていますと、その工場長、<なんだ? 顔をまっかにして。うちに営業にきて、顔を真っ赤にした営業マンはあんたがはじめてだ。今度くるときは、女性のパンティを見ても顔を赤くしないように。>といって、筆者に縫い見本をもってくるように言われました。その縫い見本は、女性のパンティの縫い見本・・・。

筆者の人生の中で、一番収入が多かったのは、株式会社ジューキで Missionary Salesman をしていたとき・・・。日本基督教団の牧師になって30年間、ほんとうの牧師として宣教していましたが、その謝儀は、そのときの半分を超えることはありませんでした。中四国のアパレル産業の社長や工場長、工業用ミシンの販売店の社長や技術者の方々とであって、いろいろな人生経験を積み重ねていきました。

筆者が担当した代理店の社長は、釣り好きの社長ばかり・・・。支店長は、<吉田くんが釣り好きの代理店を担当してくれてよかった>と話していましたが、漁船をチャーターして沖でメバルをつったり、ママカリをつったり、タイをつったりするのは楽しかったのですが、釣り好きの社長というのは、春夏秋冬一日中釣りをするんですよね。真冬にも・・・。潮のいいときに電話がかかってきますので、代理店に行きますと、くるまで、メバルがつれる波止場へ・・・。焚火をするとメバルが近寄ってこないとかで、寒風吹きすさぶ波止場に社長とふたりで釣り糸をたれて次から次へとメバルをつりあげていきます。そして、そらが明るくなったころ、代理店に戻りますと、奥様がつったメバルをすぐ料理してくださり、それを食べると、2階の客室で睡眠をとり、昼ころ目がさめると、小切手と注文書、そしておみやげとして、釣ったメバルをクーラーに入れて渡してくれました。寒風吹きすさむ岸壁で、一升瓶の清酒を飲んで暖をとりながら・・・。

輸入機器の専門商社、株式会社ジューキにつとめていたとき、無口の筆者が雄弁な筆者に変革させられたのです。Missionary Salesman から 日本基督教団の Missionary になってからも、筆者、再び無口の筆者に戻ることはありませんでした。

午後、農業機械に関する本に目を通す・・・

筆者が蔵書している農業機械関連の本は、10冊・・・。

1.『新農業機械』(団塊世代の農業高校の教科書)
2.『新版 農業機械の構造と利用』(農学基礎セミナー)
3.『農家の機械整備便利帳』
4.『イネの機械便利帳』
5.『トラクタ 耕運・代かき・メンテの技』(現代農業特選シリーズ)
6.『刈払機の徹底活用術』(林業現場人 道具と技)
7.『チェンソーのメンテナンス徹底解説』(林業現場人 道具と技)
8.『改良・改造 手作り農機傑作集』
9.『改良・改造 手作り農機傑作集 第2集』
10.『機械の事典』(朝倉書店)

機械音痴の筆者でも、これらの本の内容をマスターしていれば、今回の管理機の故障は、KUBOTAの湖南営業所に修理依頼しなくても、最初から自分で修理できたと思いました。エンジンの分解方法まで掲載されていましたが、もちろん、エンジンを分解するなんてことはしない・・・。分解できたとしても、もとの状態に組み立てることは100%不可能ですから・・・。これらの本の内容を、筆者なりにまとめて、農機具毎の故障の種類のリストと、故障の状態から故障の原因・対策を特定できる診断チャートを作成することにしましょう。

午後は、筆者は棚田で、妻は段々畑で・・・

午後1:00~3:00、妻は、段々畑のニンニクとたまねぎの畝間・株間の草取り作業・・・。筆者は、棚田で、1.温水田のしろかき、2.温水田の中に、育苗用ハウスに近い角に、1坪の水ためをつくりました。3.そのあと、はえぬきの田の一部で補植、4.雨がふりはじめたので、育苗用ハウスの南側の、棚田の上の田の畦越えに溢れた水が育苗用ハウスの中に流れ込まないように畦際の排水路の堰上げをしました。20~25cmほどほりさげましたので、畦越えに溢れて入ってきた水はこの排水路をつたって山側の農業用水路に流れ込むことでしょう。雨足が強くなったので、作業をやめて、歩いて、家に戻りました。家近くで、軽トラにのって家に戻る妻と合流・・・。

さつまいもを作付け・・・

今日、午前9:30~12:00、妻の実家の段々畑でさつまいもの作付をしました。つるの数は、30本・・・。10本の畝を3畝つくりました。

畝つくりに利用したのは、KUBOTAの管理機TRS70US・・・。昨日、アクセルレバーを操作してもエンジンの出力が上がらなくなってKUBOTAの湖南営業所に5月22日に修理依頼、4日後に交換用のワイヤーが届くので、修理はそれから・・・、ということだったのですが、管理機を営業所に持ち込んでからも連絡なし・・・。修理依頼から11日目に、湖南営業所から管理機を引き取ってきて、自分で修理することにして、<取扱説明書>を読みながら全ページを確認・・・。読みながら、実際に管理機のエンジンをかけては、アクセルレバーをチェックしていたのですが、エアークリーナーエレメントの汚れを取り除いてエンジンをかけ、アクセルレバーを操作したところ、エンジンの出力を上げることができるようになりました。それで、今回の故障の原因は、エアークリーナーエレメントにあることが分かりました。昨日は、試験的に、妻の実家の段々畑で操作してみたのですが、問題なし・・・。それで、湖南営業所に行って、エアークリーナーエレメントを注文しました。

今日の午前中、その管理機を使って、さつまいもを作付するための畝つくりをしました。

1.管理機を逆転で走らせ溝をつくり
2.雑草を手刈りして溝にしきつめ
3.各種肥料を散布
4.両脇に管理機を逆転で走らせ、敷き詰めた草や肥料のうえに土をかぶせ
5.40cm幅の畝立て鍬で畝摩を整地し
6.サツマイモの苗を植える畝を整形
7.黒マルチを被せ、畝間の土で押さえ
8.畝立て鍬で土寄せを再度して
9.カッターで15cm切り込みを入れ
10.さつまいものツルを移植
11.切れ込みに土をかぶせ
12.水をやって、サツマイモの作付作業終わり。

KUBOTAの管理機TRS70US<はるなちゃん>は、いつもの期待通りの活躍をしてくれました。今回の故障原因は、筆者の点検ミス・・・。エアークリーナーエレメントの汚れを取るのを怠らなければ、問題は発生しませんでした。問題解決に11日間も費やすはめになったのは、故障の原因をアクセルレバーワイヤーにあると速断した誤診がもたらしたものでした。それにしても、修理依頼して11日間も放置されていたのは・・・。

人生いろいろ
担当者だっていろいろ
農機具だっていろいろ
咲き乱れるの
故障は突然くるわ
誤診もそうね
そしてこころを見出し
自分でなおすことに
大きな故障も
ちいさな故障も
一度経験してわかる
百姓くらしは
バカにはできないって。

2022/06/01

夜の棚田にこどものたぬき・・・

今日の夕方、妻の実家の棚田の田の様子を見にでかけました。

棚田の田の上段の雨除け栽培用トンネルのなかに午前中つくった畝に、育苗用ハウスで育苗してきたトマトの苗を移植して家に戻ってきた妻の話では、棚田の上の田に農業用水路から水が流れ込んで溢れ、隣接した、妻の実家の上段の田に流れ込んでいると聞いたので・・・。少しく鍬で水はけをよくしましたが、明日あらためて本格的な排水対策をとる必要があります。

家に戻るとき、6:00ころ下段のコシヒカリの田に農業用水路から取水できるように取水口をセットして帰ってきました。そして、8:00に取水をとめに一人ででかけたのですが、農道でこどものたぬきに遭遇・・・。軽トラの進む方向に逃げて行きます。筆者はスピードを落としてこどものたにきのあとについて行きました。農道の十字路でたちどまったたぬき、筆者が左折のウインカーをだした反対側の闇の中にその姿を消していきました。

かわいいですね、こだぬき・・・。ことしはじめてみた野生動物でした。妻の実家の棚田の田や田畑転換した畑のいたるところに、たぬきが掘った穴があります。その穴の大きさから、こだぬきではないかと思っていたのですが、今日、軽トラのライトの中で、その存在を確認することができました。

郡山市のおたっしゃ長寿アンケート結果票が届く・・・

今日、郡山市のおたっしゃ長寿アンケート結果票が届きました。

1.日常生活における動作(生活機能全般)・・・今のところ心配ありません
2.生活に必要な筋力や体力・・・今のところ心配ありません
3.栄養状態・・・今のところ心配ありません
4.閉じこもり・・・今のところ心配ありません
5.記憶や判断能力の低下・・・今のところ心配ありません
6.うつ傾向・・・今のところ心配ありません

アンケートの質問項目は、要介護状態となるリスクを予測することを目的に開発された「基本チェックリスト」が基になっているようですが、アンケートには、<悪いところは頭。湖南の赤津村のプロの農家から、「ここらでは有機無農薬でコシヒカリは採れねえ!おめえバカでねえのけ!」といわれているので、頭が悪いことは周知の事実。>というような回答をした覚えがありますが、KUBOTAの管理機TRS70USのアクセスレバーを操作してもエンジンの出力をあげることができなくなって、問題解決までに要した日数は、11日・・・。やはり、頭の悪い証拠・・・。

午後1:00から、妻はトマトの苗の移植・・・

午後1:00から、妻は、午前中に畝つくりをした、妻の実家の棚田の田畑転換した畑の雨除け栽培用トンネルの畝に、育苗用ハウスで育苗していたトマトの苗72本の移植にでかけました。

筆者は、KUBOTAの管理機TRS70USの点検・整備・・・。アクセルレバーを引いてもエンジンの出力が上がらない状態を確認・・・。KUBOTAの担当者の方の話しでは、アクセルレバーのワイヤーを交換しなければならないので、修理は、その部品が届いてから・・・、ということでしたが、5月22日に修理を依頼して、今日までその部品を発注していなかったとか・・・。それで、筆者、自宅に持って帰った管理機のアクセルレバーのワイヤーを点検・・・。調整可能な2か所のネジをいろいろ調整しても、アクセルレバーのワイヤーが破損している可能性は少ない、なにかほかに原因があるのではないかと、<取扱説明書>を最初から読みながら、すべての項目を確認する作業をしました。

<取扱説明書>の1項目ごとに点検、エンジンをかけては、アクセルレバーの調子を確認する作業をつづけました。そして、ある項目を点検したあと、アクセルレバーを動かすと、エンジンの出力をあげたりさげたりすることができるようになりました。それで、今回の故障の原因は、アクセルレバーワイヤーではなく、<エアークリーナーエレメント>の汚れにあることがわかりました。エレメントは、使い古した歯ブラシで汚れを落としました。そして、その原因確定の判断がただしいかどうか、実際に、妻の実家の段々畑の、耕うん予定の畑を1.0畝ほど耕してみることにしました。

作業1正転・逆転、作業2正転・逆転、作業3前進・後進、いずれも、今まで通り稼働できることを確認しました。早速、KUBOTAの湖南営業所によって、<エアークリーナーエレメント>を注文することにしました。よって、今回の問題、無事解決して、めでたし、めでたし!

朝9:30~12:00、雨除け栽培用トンネルの中の土つくり・・・

朝、妻が、トマトの苗が大きくなってきたので、雨除け栽培用トンネルの中に畝をつくるというので、手伝うことにしました。幅2.4m×長さ28.0mのトンネルの中に2列の畝をつくり、連作障害防止対策をとるまでの作業に、午前9:30~12:00の時間を費やしました。

育苗用ハウスで育苗中のトマトの苗はやかましく100本ですが、今日は、72本分まで作付できる準備ができました。連作障害防止用の資材を買いに、また、猪苗代まででかけなければなりませんが、午後は、KUBOTAの管理機TRS70USの点検・整備とはえぬきとコシヒカリの田の補植もしなければなりませんので、なにを優先するか、迷うところ・・・。とりあえず、管理機TRS70USを使えるようにしないと、次から次に作付時期がやってくる夏野菜の苗の移植作業に支障が出てしまいます。

管理機TRS70USを持って帰る・・・

朝9:00、KUBOTAの湖南営業所に行って、5月22日に修理依頼して、部品を取り寄せてもらっていた管理機TRS70US、5月30日にKUBOTAの湖南営業所に軽トラに載せて行って、5月25日に入荷していた部品と交換してもらうつもりだったのですが、なにとなく不安を感じて、自分で修理してみようと思って、入荷した交換部品と管理機TRS70USを引き取りに行きました。

その結果・・・、修理の受付はなされておらず、交換部品も注文されておらず、管理機TRS70USは修理工場の奥に格納されて、他の担当者も修理依頼されている事実をしらなかったとか・・・。不安が的中・・・。事務の担当者の方が、交換部品を発注してくださり、届き次第、筆者が自分で交換してみることにしました。

部品が届くまでに、筆者、取扱説明書を見ながら、点検・整備できるところはすべて点検・整備してみることにしました。

朝4:30~6:30、棚田の田畑転換した畑を鍬で耕す・・・

5月21日に、KUBOTAの管理機TRS70USのアクセルレバーを操作してもエンジンの出力があがらなくなって、耕うん不能になって以来約10日間、妻は、姫鍬で段々畑の畑や棚田の田畑転換した畑を耕してきましたが、なかなか思うように進んでいないようなので、今朝は、4:30に起きて、妻の作業に同行・・・。今朝は、28m長さの、雨除け栽培用トンネルの中の土を妻は姫鍬で、筆者は開墾鍬で耕し、針金の熊手で、雑草だけをとりのぞき、土を均平にしました。2時間の作業で、筆者も妻もダウン・・・。

やはり、KUBOTAの管理機TRS70USが使えないと、百姓暮らしはすぐに限界がくるようです。育苗用ハウスの中で育苗している夏野菜の苗、管理機が使えなくなって10日間にも、成長を続け、作付の時期に入っていますので、早く、耕うん・畝立てをして作付しないと老化苗になって成長が疎外されてしまいます。管理機の修理ができるまで、自然は、待ってくれないので、筆者、修理依頼していた管理機を持ち帰って、インターネットの動画を見ながら見ながら自分でワイヤーを交換してみることにしました。

2013年以来、お世話になったKUBOTAの湖南営業所のKoyamaさんが定年退職されて以来、今年の春に直面した事態、結局、エンジンスターターロープの交換、プラグの交換、ブルトラや管理機の爪の一式交換、エンジンオイルの交換、自分で行うことになりましたが、アクセルレバーのワイヤーも自分で交換することに・・・。これまで、KoyamaさんにおんぶにだっこでKUBOTAの農機具を使ってきましたが、これからは、すべて自分で保守点検だけでなく修理もこなさなければならなくなったようです。

純然たる農村的地域社会の中で、妻の実家の田畑4.6反で<趣味の園芸>程度の農業しかしたいないので、やむを得ない事態・・・。

この冬の知的作業は観聖寺文書の再判読・・・

    今日は1日,  これまで再読した観聖寺文書を再検証して, MSwordで活字化, A4判19枚にプリントアウトして, 隣村の郵便局からゆうパックで送りました.     12月20日から来年3月20日までの3ヶ月間, 晴耕雨読ならぬ晴れた日は除雪作業, 雪の降る日は読書三昧...