作業を終えて、家に戻るとき、棚田の田の様子が目に飛び込んできました。 つい最近まで、農業用水路にはとうとうと水が流れてきていたのですが、今日は、のんびりと流れているだけ・・・。
その理由はすぐに分かりました。 農業用水路沿いの田がいっせいに農業用水路から取水をはじめたようです。 下流の田が水を入れようとすると、その上流の田が取水をはじめます。 その上流の田が取水をはじめますと、さらにその上の田で取水がはじまります。 水は、高いところから、低いとこへしか流れません。 最初に水を入れようとした田に水が貯まるまでには、日数と時間がかかります。 <よそもの>の私には、<ここらのもん>の農業用水のぶんどり合戦のようにしか見えないのですが・・・。
今年は、妻の実家の育苗用ハウスの中の稲の苗の成長が早いようです。 赤津村のプロの農家は、播種器と育苗器であきたこまちの苗を育ますので、さらにはやく田植え時期を迎えたようです。 プロの農家は、代掻きを急いでいます。 連休中に農業用水路に水が流れてくるのは、5月4日朝の堰上げのあと・・・。 妻の実家のコシヒカリの田の角を流れる、水量豊富な農業用水路からは、いつでも、給水ポンプで水を組み上げることができますので、私と妻は、プロの農家の、農業用水路の水のぶんどり合戦に加わることはありません。
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