2023/05/04

みっちゃんみがつくみみずく法師・・・

小学生のころ、私はよく、同級生のおんなのこから、からかわれていました。 そのときの歌が、

みっちゃんみがつくみみずく法師
法師胞子で飛んで行け

というもの・・・。 私の妹の話しでは、この替え歌をつくったのは、小学校の先生であったとか・・・。 それで、おんなのこたちは、私にであうと、みんなで、<みっちゃんみがつくみみずく法師、法師胞子で飛んで行け>とからかうようになったとか・・・。 

小学校の先生方は、私の先祖が、信州信濃の真言宗当山派の修験僧であることを知っていたのでしょう。 岡山の地にあっては、私は、よそもの・・・。 いつか、その地を離れていく・・・。 <法師の子は、胞子のように、どこかへ飛んで行け>という意味が込められていたのかもしれません。

小学6年生のとき、担任が、<刑務所に行くと、吉田の頭のような絶壁が多い>と話したことから私のあだ名は<絶壁>になりました。 その担任の教師、隣村の中学校の教師になり、その中学校の公金横領事件の犯人として逮捕された教師でした。 帝銀事件のことを詳しく、その場にいたかのように話していました。 犯罪について、彼ほど授業のときに話した教師はいませんでした。

中学1年生のとき、数学の教師が、<吉田は、いつも同じ点しかとらない。 問題がやさしくても難しくても、いつも90点・・・。 吉田は、直角だな。 直角は、90度しかないから。 >と授業のときに話していました。 それから、私のあだ名は、<絶壁>ではなく<直角90度>に変わりました。

私が25歳のころ、漫画に<おれは直角>というのがありました。 石垣直角という、長州藩の下級武士の子、父親から、「武士道とは曲がることなく直角であるべし」と教えられ、なにごとにつけても直角であることを貫き通した主人公・・・。 10数年早く、この漫画がでていれば、私は、<直角90度>とからかわれることはなかったことでしょう。

60〜70点しかとれない同級生から、<やあい、直角90度! 90点しかとれないでやんの!>とからかわれていましたが、その同級生は、中学校の教師になりました。 医者になった同級生もいました。

高校3年生のとき、Sweden Covenant Mission の宣教師の教会で洗礼を受けたとき、一緒に洗礼を受けたお花のお師匠さんが、<吉田くんを花に例えると、サフランの花ね。 地ベタに這いつくばって生きているから>と話していましたが、宣教師のカーリン・アッセルへード先生、サフランの花の意味を教えてくださいました。

商社につとめていたときは、<クリスチャンの吉田くん>、日本基督教団になってからの私のあだ名は、<どこの馬の骨か分からない無学歴>。 隠退牧師になってからの、妻の故郷・湖南では、<バカ農家>・・・。インターネットの世界では、<?>・・・。 

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