2023/08/14

午前中山口にいるときにファイリングした部落史関連史資料を確認・・・

    今日福島県は熱中症警報がずっと出されています。 気温はそれほど高くないのに高湿度です。 作業をはじめても発汗することなくからだのなかに熱がこもった状態になりますので今日の農作業は、棚田の田の水管理の状態を確認するにとどめて、2階に保管している、山口で日本基督教団西中国教区の牧師をしているときに収集した部落史関連史資料をファイリングしたファイルの中身を確認していました。

    貴重な史資料ばかり・・・。

    ブログ『部落学序説』を執筆するとき、読者からの反論が想定されるテーマについては、すべての史資料を引用することなく、反論用にとっておきました。 しかし、私のブログ『部落学序説』の内容について、同和事業・同和教育の一般説・通説からの誹謗中傷・罵詈雑言の類が多く学問的・科学的な批判はほとんどありませんでした。 そのため、これまで一度も公開したり引用したりしなかった史資料も少なくありません。

    学校同和教育の担当教師の同和教育の授業計画と実践、その授業を受けた生徒の試験問題の解答用紙の写し、その教師の採点の方法、被差別部落の生徒に対する進路指導、生活状態の把握・・・などの個人資料も少なくありません。 よくもそんな資料を入手できたものだと、現時点では驚かざるをえないのですが、部落解放同盟新南陽支部の学習会に参加させてもらったり、京都大学大学院を出られた日本文化史研究者の方から無償提供された下松市教育長が収集した同和問題・同和対策事業・同和教育関連の資料も含まれています。 下松市教育長の先進地視察による大阪や福岡などの被差別部落の実態と同和教育の実践報告などの資料も含まれていますので、山口県の領域を大幅に超えた他府県の同和問題・同和教育関連史資料も少なくありません。

    事実は小説よりも奇なり

    被差別部落の個々の歴史と伝承が語る事実は、左翼主義思想の解放理論に基づく差別思想である<賤民史観>の描く虚構(小説)より真実(奇)を物語っています。
まだファイルの20%しか見ていませんが、私にとっては山口の被差別部落の人々の語る言葉に真摯に耳を傾けてきた分、現在の法務省や東京都の人権部門の<教説>はむなしい響きしかもっていません。 その<教説>は差別をする、差別を温存する側の差別的体質の隠蔽工作以外の何物でもありません。

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