2005年5月に, インターネットのブログ上で書き下ろしで執筆を開始した, 私のブログ ”部落学序説” は最初から最後まで, 私・吉田向学の単独執筆です.
”共同執筆” の可能性もあったのですが, 視点・視角・視座のすりあわせの過程で, 私は, ”部落学序説” は, 私個人の責任で単独執筆をするのが妥当であると判断しました. 私が, ”部落学序説” を執筆することにした背景には, 山口県の未指定地区の古老の聞き取り調査を含んでいたことがあります. 部落解放同盟新南陽支部は, 同和地区指定された被差別部落の中での運動ですが, 当時の支部長さんの依頼で, その被差別部落の歴史を調べることになりました. その調査をしていく中で, 山口の未指定地区の被差別部落の人々との出会い, 近世幕藩体制下において ”穢寺” といわれていた浄土真宗の僧侶の方々と出会い, 既存の部落解放運動, それを支える部落史研究・同和教育 (学校同和教育・社会同和教育) の一般説・通説とはことなる歴史や伝承に遭遇することになりました. 左翼主義思想の差別思想である ”賤民史観” 的解釈の枠組みに収まりきらない, 被差別部落の人々の生の証言を耳にすることができました. 彼らの, 先祖の歴史を引き受け, 継承していこうとする真摯な姿に触れて, 私は, ”部落学序説” を構想し, 山口県立高校数校で仕事をしていた3年間 (2002-2004年), 同和教育担当教師の方々とその内容について話し合い, いろいろアドバイスを受けました. 山口県立文書館の北川健先生からも私が自分で論文を書いて公表することを奨められました. 多くの方々との出会いと対話によって, 私の ”部落学序説” は形あるものになって行ったのですが, ”部落学序説” の執筆そのものは, 私の単独執筆です.
English Writing をするときは, その文責が誰にあるのかを明示しなければならないようです. 文責と著作権は, 吉田向学をペンネームにする私だけにあります.
2024/01/09
"部落学序説" は吉田向学単独で執筆・・・
登録:
コメントの投稿 (Atom)
居間に豆炭炬燵, 妻の寝室に電気炬燵・・・
午後, "妻は寒くて風邪をひきそう・・・" といいながら, 居間に豆炭炬燵をセットしていました. そのあと, 妻の寝室に電気炬燵もセット・・・. 妻の寝室は, 風呂上がりから就寝まで, 7:00‐9:00までの2時間, 電気炬燵を使いますが,...
-
猪苗代から戻ると、筆者と妻、すぐ着替えて農作業をはじめました。 妻は、段々畑の梅の木のある畑に作付けしたキュウリとインゲンの支柱のネット張り・・・。筆者は、棚田のひめのもちとはえぬきの田の草取り・・・。午後1:30~4:00、市販の農具を改造してつくった <水田熊手>型草取り器を...
-
午前中、妻は、94歳に認知症の、妻の実家のおかあさんをかかりつけの医院に連れて行きました。処方された薬がなくなってきたからです。明日から1週間雪が降るそうなので、94歳のおかあさんを雪の中、隣の隣村の医院まで連れていくのは大変なので、今日、薬をもらってくるとかで、おかあさんと一緒...
0 件のコメント:
コメントを投稿