2024/01/09

"部落学序説" は吉田向学単独で執筆・・・

    2005年5月に, インターネットのブログ上で書き下ろしで執筆を開始した, 私のブログ ”部落学序説” は最初から最後まで, 私・吉田向学の単独執筆です. 

    ”共同執筆” の可能性もあったのですが, 視点・視角・視座のすりあわせの過程で, 私は, ”部落学序説” は, 私個人の責任で単独執筆をするのが妥当であると判断しました. 私が, ”部落学序説” を執筆することにした背景には, 山口県の未指定地区の古老の聞き取り調査を含んでいたことがあります. 部落解放同盟新南陽支部は, 同和地区指定された被差別部落の中での運動ですが, 当時の支部長さんの依頼で, その被差別部落の歴史を調べることになりました. その調査をしていく中で, 山口の未指定地区の被差別部落の人々との出会い, 近世幕藩体制下において ”穢寺” といわれていた浄土真宗の僧侶の方々と出会い, 既存の部落解放運動, それを支える部落史研究・同和教育 (学校同和教育・社会同和教育) の一般説・通説とはことなる歴史や伝承に遭遇することになりました. 左翼主義思想の差別思想である ”賤民史観” 的解釈の枠組みに収まりきらない, 被差別部落の人々の生の証言を耳にすることができました. 彼らの, 先祖の歴史を引き受け, 継承していこうとする真摯な姿に触れて, 私は, ”部落学序説” を構想し, 山口県立高校数校で仕事をしていた3年間 (2002-2004年), 同和教育担当教師の方々とその内容について話し合い, いろいろアドバイスを受けました. 山口県立文書館の北川健先生からも私が自分で論文を書いて公表することを奨められました. 多くの方々との出会いと対話によって, 私の ”部落学序説” は形あるものになって行ったのですが, ”部落学序説” の執筆そのものは, 私の単独執筆です. 

    English Writing をするときは, その文責が誰にあるのかを明示しなければならないようです. 文責と著作権は, 吉田向学をペンネームにする私だけにあります

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