2021/12/17

『日本の説教』29巻の中で、肉声で説教を聞いたことがあるのは、島村亀鶴先生だけ・・・

日本基督教団出版局から出された『日本の説教』全29巻の説教者・・・。筆者が日本基督教団の牧師になるために入学した神学校の校長は、入学後、筆者にこのように語りかけてきました。<ほんとうは、君のような、無学歴・無資格の、どこの馬の骨かわからないものを、この神学校の神学生として受け入れたくはなかった・・・>。

『日本の説教』の29人のうち、その名前を知っているのは24人、説教集で読んだことがある説教者は12人、主日礼拝や特別伝道集会でその説教を聞いたことがあるのは、ただひとり、島村亀鶴先生・・・。筆者が農村伝道神学校を受験するとき、島村亀鶴先生は、筆者のために推薦状を書いてくださいました。29名の説教者のうち、ただひとり島村亀鶴先生だけが、筆者を弟子のひとりに数えてくださった方です。

日本の説教Ⅱ-6『島村亀鶴』の中に、<解放の福音>という題の説教が収録されています。2013年に日本基督教団の隠退牧師になってから、筆者は一度も説教壇に立つことはありませんでしたが、<解放の福音>という題で説教することになったら、筆者は、まず間違いなく、島村亀鶴先生と同じような説教をすることになるでしょう。島村亀鶴先生から、聖書の読み方、釈義の仕方、説教の作り方を直接伝授され、その方法でずっと説教してきましたので・・・。

島村亀鶴先生と筆者の愛唱讃美歌も同じ・・・!

主にすがるわれに なやみはなし
十字架のみもとに 荷をおろせば
歌いつつ歩まん ハレルヤ ハレルヤ
歌いつつ歩まん この世の旅路を

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