今日は、一日、『The Study on Buraku Discrimination in Japan』に、<Review of Buraku History 4/13>の表題で、文章を書いていました。日本語で文章を作成するときと同じで、あれこれ考えながら英語で作成していきます。こどものころから文章を作成することが苦手な筆者は、日本文であれ英文であれ時間がかかります。
ただ、上手な英文を書くことをやめて、<下手な日本語の文章は下手な英語で書き直すべき>と決心してからは、英語で文章を作成することがスムースにできるようになりました。夕方、下手な英語で文章を書くための本10冊にさっと目を通していました。
David Lambuth 著『The Golden Book on Writing』には、<この本は修辞法の教科書ではない。文章を書くうえでの実用的なアドバイスを集めて1冊の本にしたものである>とありました。また、石山宏一著『Common Japanese Mistakes in English : over 600 Entries』には、<日本人として日本語思考回路が出来上がっているところに、別の言語体系をつくり上げるのは、非常に困難なことである。どうしても日本語的思考方法が混じってしまいがちである。これを便宜的に「日本的英語」という・・・。本書の狙いは、したがって、日本人が気づかずに日本的発想によって英語を考えている点を指摘することにある。もちろん、外国語を操るわけであるから、native speaker のような厳密性を要求することはできない。許容範囲というものがある。それをわきまえつつ、英語が英語として通じる最低条件、換言すれば、それさえ守れば英語として成り立つ条件>が紹介されているとか・・・。2冊の本は、上手な英語の文章を書く技術ではなく、日本人が下手な英語で文章を書く技術を提供してくれている入門書であるといえます。どちらの本も、1986年に徳山市の駅前の書店で購入したものです。
1986年といえば、筆者が、富士通のワープロ・マイオアシスの辞書を改編して、日本語ワープロを日英翻訳ワープロに改造した年です。それから、37年後、自由自在に英語で文章を作成できる環境を手に入れたようです。近世の古文書のくずし字も読めることができるようになったし、この歳まで、あきらめないで独学を続けてよかったと思うこの頃です。
2021/12/23
英語で文章を書いていたけれど・・・
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