2021/12/24

ヤスパース著『真理について 4』が届く

昨日、インターネットの日本の古本屋経由で注文していた、ヤスパース著『真理について』(全5巻のうちの4巻目)が届きました。数回に分けて送られてくるようですが、<在庫切れの場合は、すみやかに返金します>という追記が少しく気になるところ・・・。まだ、ヤスパースの『哲学』(全3巻)を精読している最中ですので、少々遅れても、入手できればそれで可・・・。

昨夜インターネットの日本の古本屋経由で、入手可能なヤスパースの本をチェックしてみたところ61種類にのぼりました。筆者がこれまで入手したのは、そのうち23種類・・・。筆者は、哲学者・ヤスパースの哲学書そのものを研究しようとしているのではなくて、ヤスパースの哲学的なものの見方、考え方を私淑しようとしているのですから、すでに入手した23冊で十分・・・!

2013年に、妻のふるさと・湖南に帰郷・帰農する前までは、筆者は、近くに大きな公立図書館があって、読みたい本を自由に読むことができ、必要に応じて、書店や古本屋で本を購入することができました。しかし、妻のふるさと・湖南の赤津村は、東北の奥羽山脈のふところに抱かれた、高齢化・過疎化の進む地・・・。そのような地に身を置いていると、本や読書が限りなく遠ざかってしまいます。それで、筆者、インターネットの日本の古本屋経由で、必要な古書を集めて、それまで持っていた本とあわせて、3000冊を超える書斎をつくりあげました。

無学歴・無資格の筆者の独学のための書斎・・・。独学は、一朝一夕にならず・・・。人生の晩年、読書するのは、引退する前に読んだことのない本を読んで、あらたな知識をみにつけるためではなく、隠退するまでに読んできた本の内容を、より充実し発展し、総合するため・・・。筆者は、それを<新井白石流読書法>と名付けています。クリスチャンの詩人で、学校教師であった八木重吉の<祈>の一節、<ゆきなれた路のなつかしくて耐えられぬようにわたしの祈りのみちをつくりたい>という言葉のように、<ゆきなれた路>を年老いても歩き続けることができるように・・・。

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