今朝6:00に起床・・・。今朝の、筆者の寝室の温度は、マイナス0.2°Cでした。いつもの健康管理をして、『英訳聖書』(NSRV)を通読・・・。そのあと、ヤスパースの『哲学』(全3巻)の続きを読んでいました。ヤスパースの実存哲学は、筆者の高校生のときから73歳の現在に至るまで、ずっと筆者のものの見方、考え方、生き方に影響を与えてきました。
高校を卒業したとき、家の都合で大学進学を断念し、大阪市立中学校の事務(府費職員)をしていたとき、研修校であった大阪市立瓜破中学校の教師の方から毎日、日教組に入るように勧誘を受けていましたが、筆者は、断り続けました。筆者が目指していたのは、実存的生き方であって、そこから離脱して、なんらかの思想に身をゆだねることはあり得なかったからです。歴史や社会について似通った発想を持っていたとしても、筆者は、哲学しても思想の担い手になることは忌避していました。筆者と妻は、いまだに<思想>とは無縁の生き方をしています。
ヤスパースの『哲学』(全3巻)を精読するのは、筆者が<下手な英語>(uneducated English )で、『Study on Buraku Discrimination in Japan』の文章を書くのとほぼ同じ時間を費やしています。『哲学』は、その日の夜、一日の疲れをもったまま読むときは、表面的、形式的な読み方に留まりますが、疲れがとれた朝読みますと、その行間に込められたヤスパースの真意すら読み取ることができるようになります。哲学を学ぶのは夜でもいいけれど、哲学するには朝に限ります。夕の哲学と朝の哲学、夜の哲学と昼の哲学、生年時代の哲学と老年時代の哲学、無学歴・無資格の筆者の場合、かなり異なります。ヤスパースは、やはり筆者の哲学の師です。もちろん、ヴィトゲンシュタインやラートブルフも同じ、筆者にとっては哲学の師・・・。その他にもカント、デカルト、パスカル、アミエル、ニーチェなどもいますが、ヤスパースは別格・・・。
2021/12/27
朝の寝室は、マイナス0.2°C・・・
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