2021/12/25

午後、書斎の本の整理・・・

午後、カールバルトの『Church Dogmatics』、あちらこちらに分散されていましたので、書斎に集めました。

ついでに、ラートブルフの著作集も一か所に集めようとしたのですが、11冊のうち3冊が見当たらない・・・。それであちらこちら探したのですが、とうとう見つけることができませんでした。最近、目を通したことがありますので、どこかに紛れ込んでいるのでしょう。

日本基督教団の隠退牧師になり、山口の地を去る時に、日本の神学者・牧師の書いた本はほとんどすべて廃棄しました。妻のふるさと・湖南にもって帰ったのは、英書と独書の神学書ばかりですが、原書は10数冊程度で、あとは英訳・邦訳本ばかり・・・。山室軍平と賀川豊彦、江原万里と島村亀鶴の本は例外的にもって帰りました。そのほかの説教集や、筆者の説教原稿はすべて破棄しました。前任牧師が自害した教会の再建に30年の歳月を費やしたにもかかわらず、結局、宗教法人を解散しました。そんな牧師の説教、筆者自身も残す必要はないと思いましたので・・・。

Sweden Covenant Mission の教会史はもちろん、神学校時代を過ごした阿佐ヶ谷東教会の歴史は、神学校を出たあとの最初の任地・神奈川教区の開拓伝道や、西中国教区で30年間伝道と牧会に従事した教会の歴史にも、筆者の名前は記載されることはなく、闇から闇に葬り去られていますので、筆者の説教を残す意味はありません。それに、筆者の説教は、社会問題(天皇制問題・基地問題・自衛官合祀訴訟問題・部落差別問題)に触れることなく、聖書の福音的解き明かしに終始していましたので、残す必要のある説教はひとつもありません。

筆者は、主なる神さまによって、なぜ、西中国教区のちいさな、しかも希望なき教会に派遣されたのか、最近、筆者、筆者にとっての<長介とはる>は、彼らだったのだと思うようになっています。

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