今日、インターネットの日本の古本屋経由で注文していた、ヤスパース著『真理について』第1~3巻が届きました。
筆者がこの『真理について』を入手しようと思ったのは、ヤスパース著『哲学への道』のなかで、ヤスパース自身が<私の著作>として、以下の著作を紹介していたためです。
1.『精神病理学総論』
2.『世界観の心理学』
3.『哲学』
4.『哲学的論理学』・・・第1巻『真理について』
5.『世界哲学史』・・・『ニーチェ』・『デカルト』
今回、『真理について』(日本語版は5冊に分けられている)を入手したことで、ヤスパースの主要な著作はすべて集めたことになります。ヤスパースは、<主著の周辺に、もろもろの小篇が類別的に存在>しているといいます。筆者が入手した本の中で上記の本に加えるものがあるとすれば、それは『哲学的信仰』・・・。
ヴィトゲンシュタインの著作も、ほぼ同じような集め方をしました。ヴィトゲンシュタインについては、日本の哲学者・野矢茂樹の著作も集めましたので、ヤスパースの著作の集め方とは少しく異なります。法哲学者のラートブルフについてはその著作集を全巻入手しました。この著作集は、国立金沢大学図書館の廃棄本です。
3人の哲学者の著作を読めるというのは、73歳の日本基督教団の隠退牧師である筆者にとっては、とてもしあわせなことです。3人の哲学者は、無学歴・無資格、学問的哲学とは無縁の筆者を排除・疎外することはありませんから・・・。3人の哲学者の器の大きさは、無学歴・無資格の筆者をも包み込む包容力がありますから・・・。
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