2021/12/13

東京・山谷の労働者に食べてもらう・・・

雨宮栄一先生の追悼集を送っていただいたとき、その担当者の方から、電話で、<代金は、福島県の農産物でいい・・・>と話しておられたので、<東京の知識人は、福島の農産物は原発事故で放射能汚染されているといって忌避されるのが普通なのに、福島県の農産物でいいといわれる、随分変わったひとだなあ・・・>と思いました。それで、この前、2021年湖南高原産有機・無農薬栽培のコシヒカリの精米20kgを送ったのですが、その方から電話があり、筆者が送ったコシヒカリは、<山谷の労働者に食べてもらう>ということでした。筆者、<やはり・・・>と思ったのですが、妻のふるさと・湖南の赤津村は原発事故の現場から半径80km圏外・・・。最初から、ドイツ製の水・土壌・米・野菜の放射能汚染度を測定できるガイガーカウンタを購入して測定してきました。放射能汚染からはフリーですし、化学肥料・農薬・除草剤を一切使用していないし、静岡製機の玄米食味分析計で毎年80点以上をとっていますので、いい米なのですが・・・。しかし、ものは考えよう・・・。筆者と妻のつくった米が、山谷の日雇い労働者の方々の口に入ることはとてもいいことです。担当者の方に、<山谷の労働者の方には、別に送ってもいいのですが・・・>とお話ししたのですが、<それには及びません>とのこと・・・。やはり、ご迷惑だったようです。

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